思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

連休はロムーさんのTシャツと共に

2007-04-30 21:40:15 | ラグビー・思い出話

大型連休、前半が過ぎました。でも私に連休はありません。

今の状態は、5月13日の母の日をむかえるにあたり

仕事のスタンバイ状態。撮影は小休止です。

「仕事時はラグビーにかかわれない」社会人の宿命。

わかっていることでも、プチプチ葛藤。心は揺れ動きます。

5月9日、12日はクラシックオールブラックスが来日。

1995年の第3回ワールドカップ南アフリカ大会、

NZ代表として活躍したロムーさんの会見記事を見て

プチプチが葛藤(かっとう)を通り越し、沸騰(ふっとう)に

なりそうでした。観戦される方がうらやましいです。

大会当時は20歳。118キロの巨体でありながら快足。

決勝は南アフリカが勝ちましたが、記憶に残る選手でしたね。

試合ではロムーさんをフォローするFLクロンフェルドさんも

素晴らしく、フランカーのFLは「FOLLOWの略」とも言える

仕事ぶり。黒のヘッドキャップが似合う、走る職人さんでした。

「母の日終わるまで、テレビ観戦。」とにかく自分に言い聞かせオープン戦にそなえます。

しまいこんでいたロムーさんの顔写真入Tシャツを広げて

当時のベースボール・マガジン社、W杯展望号と決算号を読むことにしましょう・・・。

みなさん楽しい連休後半を、お過ごし下さい。

弟がラグビーショップのアルバイトをしていた時期

買ったりもらったりで、Tシャツとジャージが急増。

これはW杯が終わってから2枚もらったうちの1枚です。

もう1枚は撮影させていただいたチームへおみやげに差し上げました。

誰か着てくれたのかなーと思いながらも、11年がすぎてしまいました。


北海道ラグビーフットボール協会事業計画

2007-04-27 01:07:08 | ラグビー・思い出話

平成19年度北海道協会事業計画が発表になりました。

月寒ラグビー場のオープン戦は6月24日(日)、

東日本トップクラブリーグチャレンジマッチと

関東学院大学VS大東文化大学。楽しみです。休みを早々と確保して、撮影に備えます。

芝生の状態があまり良くないので、「今年はどうかな?」と

気をもんでいたところ、HPの情報を知り嬉しく思います。

 

大東文化さんは2001年秩父宮・日本大学戦を、

関東学院さんは93年北海道招待・伊勢丹戦から

秩父宮のジュニア戦やリーグ戦決勝、国立の大学選手権決勝、

二年前の北海道招待では明治大学戦を撮りました。

リーグ戦同士の好ゲームが期待されます。

古い話ですが、自分の中にある鮮やかな記憶をひとつ。

初めて関東学院さんを見た時の印象です。

試合前、見た事がないスピードあるアップをしていて驚き。

NZのコーチがかたわらにいたので納得。そして

センター、すごい走りをする選手を発見。1年生の仙波選手でした。

卒業後はトヨタ自動車に進み、交通事故で亡くなられた仙波さん。

全国社会人大会準決勝・神戸製鋼戦を前に事故が悔やまれました。

 

自分が有望と見込んだ選手が、その後上昇していく様子を見るのは嬉しいものです。

春のオープン戦、新たな発見をしたいですね。

さわやかな季節の札幌へ、皆さんどうぞお越し下さい。


韓国戦

2007-04-23 22:18:56 | ラグビー・思い出話

出発前、札幌の気温約8度。到着後、羽田の気温21度。

秩父宮ラグビー場までの道のり、いつも通り大汗をかいて

韓国戦の撮影をしてきました。作品の良し悪しはともあれ、無事撮れてほっとしています。

観客の方が思ったより少なかったのが意外でした。

メインスタンドは埋まっても、バックスタンドはブルーの面積が

広いし、電光掲示板の下はほとんどいない・・・。

どうして・・・?雨の予報を聞いて、テレビ観戦するのかな?

と思いつつ機材を準備。報道関係者は多かったです。

 

応援の声が頼もしい試合。結果的に零封して、日本の圧勝。

トライ・トライ・トライのビデオを見ているようでした。

あまりにも簡単に抜けてトライになるので

「韓国はもっと強かったはず?・・・。」

圧勝を喜ぶ一方、心の中に「すきま」を感じてしまいました。

(誤解されそうな表現しか思い浮かばず失礼します。)

次の香港戦は4月29日。連休に入るので、より多くの

お客様が来ますように。スタンドの大きな日の丸。

白地部分すべてメッセージで埋め尽くされるよう願っています。

 

ハーフタイムには靴を脱いでお行儀良くフラッグの上、

思い思いの言葉を書いていた子供たちが印象的でした。

この先色々な趣味やスポーツに出会っても、何十年もラグビーを好きでいてほしいものです。

今回の羽田スイーツは「東京ばな奈レーズン」。迷うことなく決められて良かったです。

見た目は六花亭のマルセイバターサンドに「ちょい似」。

バナナ型クッキーに、レーズン入りバナナクリームをはさんで

食感はサクサク。包装紙に印刷された消印のデザインが「877.877」。

きっと「ばなな.ばなな」と読むのでしょうね。思わず笑ってしまいました。

おいしくてコーヒーがすすんでいます。 


撮影に行きます

2007-04-20 10:29:56 | ラグビー・思い出話

4月22日、日本代表VS韓国代表戦を撮りに行く事にしました。

東京は週末の予報が曇りのち雨。

試合の流れにも関係しますが、開幕戦のイベントを楽しめる秩父宮がいいですね。

祈るばかりです。実はテストマッチは今まで5度撮っていて、韓国戦を撮るのは初めてです。

香港、ウェールズ、イタリア、アイルランド、イタリア。

1994年札幌の香港戦以外はすべて敗戦なので、ナイスゲームを期待します。

第二回ワールドカップアジア予選決勝、韓国戦のように

感動の瞬間を与えてくださりますように。

その時弟は大学生、私は20代でしたね。テレビで見る晴天の秩父宮は応援も熱かったです。

何日か前、帰りの飛行機に乗り遅れる夢を見ました。

行きの便ではないところが、夢の中の不幸中の幸い。

正夢にならないよう帰り道は注意します。

「羽田のお菓子選び。優柔不断にならないこと。」

自分に言い聞かせて旅立ちます。


ご報告

2007-04-15 10:41:03 | ラグビー・思い出話

皆さんにご報告です。突然ですが、約二十一年間所属していた

二科会写真部北海道支部を退会しました。

仕事が忙しく運営をお手伝いできないことが大きな理由です。

支部の中でも、特に札幌、岩見沢在住の方には

長い間お世話になりありがとうございました。

親子ほど年齢が離れた先輩達と、年に一度の巡回展。

写真の喜びを分かち合え、楽しかったです。

今後は日本写真協会正会員として頑張ります。

個展はマイペースで開催するので、是非ご来場下さい。

二十一年は長く、その間カメラの進化、デジタル維新があり

特別部員・支部員も顔ぶれが変わってゆきました。

私は自分の活動に成人式の着物を着せて、お見合いさせなければならないほど

年をとったと感じています(笑)。そこで思い出を一つ。

 

札幌市写真ライブラリーを会場にした巡回展。

受付したご来場者、忘れられない方について。

髪にポマードべったり、オールバックの黒サングラスという

風貌の男性。「あなたは写真が好きですか?

それなら僕の写真を見せましょう。いい写真でしょう。僕は

名前を言えないけれど○○○○○の一番弟子だったんですよ。」

美しい丘陵風景が有名な美瑛(びえい)の作品を見せて話すので

言われるまま聞いていたのですが、根拠のない自慢話であることに

気づき、こう着状態になってしまいました。何度も繰り返す自慢話。

困っていると、館長さん(当時は女性の館長さんでした)が奥から

私を呼んでくれて一安心。

「なるべくかまわないようにしてね。」と言われました。

 

あちこちのギャラリーに出没し、一番弟子を名乗り、

受付の女性、主催者、来場者に自分の自慢をして、

人の作品の悪口をいう方との事でした。その当時は

隣に写真メーカーのギャラリーがあり、女性二人、男性一人の

体制だったのですが、そのうちの女性一人が好みのタイプらしく

「よく来るのよ。」と言われました。その一年後に私が個展を開催した時にも

その方は現れ、会場内にひそみ作品を見に来る女性を待ちぶせ。

「こんなラグビー写真、どこがいいの。僕の写真のほうがいいよ。」

楽しもうとしているのに、まとわりつき、しつこかったそうです。

 

後日その女性とお茶を飲む機会があって聞いた話ですが、

許せませんでした。その後も黒メガネさんは(名づけてしまいました)

年一回の支部展に数度にわたり登場、ある年から姿を消しました。

彼のみにくい行為を、私はレフリーになって裁きたかったですね。

作品の発表は、時として思いもよらないことに遭遇しますが、

経験を積み重ねステップアップ出来ればと考えています。

プロフィールから北海道支部の肩書きは消えますけれど、

今後ともどうぞよろしくお願いします。