思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

日本代表VSニュージーランド・マオリ代表を見て

2008-06-30 20:39:00 | ラグビー・思い出話

6月28日の試合。「勝ってる、スゴイ。」録画を忘れた私は

家に着いてすぐJスポーツを見たところ、スコアが22対17。

日本代表がリードしていて信じられませんでした。

リードの前半を見られなかったことを悔やみつつ、そのまま観戦です。

 

ペナルティをとられNZマオリの3点追加で22対20、そこから

ボールをつなげられ、走られた結果は65対22。NZマオリの勝利でした。

後半のNZマオリは押し寄せる黒い波。引いたアングルでは

ボールキャリアーとフォロー走りする選手の間隔が

機械で測ったかのように均一に見えました。

右でも左でもパスを自在に生かせるスペースを作って前進。

走り込みが見事としか言いようがなかったです。

 

試合データではタックルミスがNZマオリ11のところ日本代表は33。

点差はタックルミスに「ほぼ比例」と考えて良いかもしれません。

日本代表が大きな選手に複数でタックルに入り、空いたところをつかれて

走りこまれるパターンからも何とか脱却してほしいものです。

北海道出身の遠藤さんが、タックルされても倒れず前進していく場面があって

前半の健闘を見られなかったことを悔やみました。最終戦頑張って下さい。

 

明日は、ほぼ1ヶ月ぶりの休日です。6月2日午後東京に出かけて以来

働き続けていました。暇な週もあったけれど、朝から出勤しないで休めるというのは

精神的に救われます。知人とランチの約束をしておしゃべりに花咲かせます。

写真は、2005年北海道高校選抜大会決勝から選びました。

今年は7月29日と30日に撮影に行く予定です。どうぞよろしくお願いします。

 

白ジャージ・オール青森、黒ジャージ・近畿大学付属高校

「倒れても なお」

 


日本代表VSフィジー代表を見て

2008-06-22 22:18:00 | ラグビー・思い出話

今日も仕事の私は録画観戦しました。国立競技場は雨。

5月31日のクラシックオールブラックス戦よりひどい降り方でした。

ぬれて滑るボール。グラウンド表面の雨は、はね返る方向にも影響します。

手足が長くてハンドリング上手なフィジーに翻弄されるか

もしくはW杯のような試合になるか。撮影したい気持ちをおさえて観戦です。

 

日本代表はセービングが良かったですね。反応が早くピンチを防いでいました。

フィジーは思っていたよりパスミスが多く、はじいてしまう場面が

多いような気もしました。それだけ日本代表のプレッシャーがあったのでしょう。

こぼれたボールが選手の足の間をくぐってから、つながった場面もありましたが。

「フィジアンマジック・ボール編」と名づけたいですね。

結果は24対12でフィジーの勝利。日本代表惜しい試合でした。

大雨が意外なプレーにつながるという、パターンを見せていただいた感じです。

それからスタンドにいたフィジーのナワルさん、セレヴィさん。懐かしかったです。

往年の名選手をうつしてくれた、Jスポーツさんありがとうございます。

 

試合前の国歌斉唱はフィジーが男女ペアの混声でしたが、日本も混声だったら

良かったですね。今までの国歌は独唱しか見たことがないので新鮮でした。

フィジーの女性がハイビスカスの髪飾りをつけるなら、日本の女性は着物姿に

桜のかんざしでしょうか。そんな演出も考えてしまいました。

 

今回は今年の大学選手権決勝から1枚選びました。

7月6日は早稲田大学とフランス大学選抜の試合がありますね。

早稲田さんのご健闘をお祈りする気持ちでのせます。お楽しみ下さい。

 

2008年1月12日 大学選手権決勝 早稲田大学VS慶応大学

雨と芝生を味方に ドライブ


写真展の感想

2008-06-19 19:59:17 | ラグビー・思い出話

ラグビーの話題が続いたので、鑑賞した写真展の感想を書こうと思います。

「東京写真月間2008」印象に強く残った展覧会について・・・。

 

その1. 富士フイルムフォトサロン名作展 林忠彦写真展

「カストリ時代」

カストリ=敗戦直後に売られた酒粕(さけかす)が原料の焼酎(しょうちゅう)。

そんなお酒を飲む時代に・・。という思いで、作者が名づけたのでしょう。

1980年富士フォトサロン東京の展示を、当時のパネル作品で再現。

昭和20年代、戦地から戻ってきた人たちであふれた駅に始まり、

東京の風景、文化、著名人の白黒作品がパレードのごとく並んでいました。

 

1993年東京都写真美術館発行、「林忠彦の世界」写真集を持っているので

見覚えある作品が多くても、大伸ばしの実物プリントはオーラが違います。

フイルム粒子が見えるものもあり、デジタルできれいになりすぎる画像写真を

見慣れているせいか新鮮に映りました。

(色が鮮やかすぎ。ピントがシャープすぎて疲れる事もあり。)

作家・太宰治さんがルパンという酒場でくつろぐ写真は、

自殺という事件があって勢いよく社会に広まりました。

6月19日は桜桃忌。太宰さんの命日ですね。

意識したわけではないけれど、偶然今日の話題になってしまいました。

 

主体は写真家の作品。でも当時の会場やご来場者が写っている写真もあり

より楽しめました。長年親しまれた富士フォトサロン東京回顧展として、

過去に開催された写真展の掘り起こしも、おもしろいかもしれません。

次回の企画楽しみにしています。

 

その2. エプソンイメージングギャラリー エプサイト

三好和義写真展 「駱駝(らくだ)の楽園 迷宮の王国モロッコ」

インクジェットプリントのカラー作品。砂漠風景の光と影のコントラストが

素晴らしかったです。ペーパーは光沢をおさえたタイプ。

アートファイン調?エプソンの紙については知識がないけれど、

ガラス入りの額縁に入れてあるので表面に透明感が加わり、

こういう表現方法も良いかなと思いました。

ガラスは照明の熱や会場内のほこりを防ぐという意味では効果的。

でも反射が入るのが悩みのタネです。私は2003年の写真展まで

無反射ガラス入りを使用していました。でも反射は抑えられても

赤い色の表現が今ひとつ満足いかなかったです。

ガラスの下にある本当の赤。ウェールズのジャージの色を

皆さんにお伝えできず残念に思いました。むずかしい色を

しっかり仕上げてくれたプロラボのプリントマスターさんには

今でも感謝しています。

 

夕方行ったので来場者は少なく、ほぼ貸切状態のエプサイト。

居心地良くて何度も巡回してしまいました。場内の音楽は民族調。

キャプションに、らくだのイラストがついていてかわいらしい。

モロッコの乾燥した空気を感じているような、素晴らしい展覧会でした。

 

日本写真協会主催、新宿パークタワーギャラリー3

「写真の日記念写真展2008」

日本写真家協会主催、東京都写真美術館「JPS展」も行きましたが、

文章が長くなったので、次の機会にします。


日本代表VSトンガ代表を見て

2008-06-18 05:58:19 | ラグビー・思い出話

6月15日父の日。ということで仕事して、その後も休まず働いています。

今年も各地から届いたお父さんへのメッセージと一緒に

お花のお届け物を準備しました。子供の日、母の日、父の日と続き、

次回は敬老の日です。(その前にお盆もありました。)

敬老の日前日は札幌でトップリーグ開催なので、

「忙しくならなければ・・・。」と今から思っています。

 

ところで日本代表VSトンガ代表の試合。仙台ユアテックスタジアム。

前日に大地震あり、中止になるのかと思っていました。

スタンドには大勢のお客様。交通機関の混乱もあったところ

よく応援に集まったと感心しています。ファンと地域の方の愛ですね。

地震の被害にあわれた方には、心より御見舞い申し上げます。

 

録画を見ての感想。前半13分40秒頃が良かったです。

遠藤さんのパスからつないで前進、逆サイドに展開しようとした場面です。

ペナルティが決まればもっと良かったですが。日陰に入って見えにくい部分が

ある中、連続プレーをサイドから撮影したら、おもしろい写真がとれたかも・・・。

自分のポジションを思いめぐらせていました。次回はフィジー戦。

国立競技場晴れるといいですね。期待しています。

 

今回は約3年前のNEC対ニューカッスルファルコンズをのせます。

選んでいて、国立競技場で初めて撮ったナイトゲームが

懐かしく思えたから。ニューカッスルファルコンズのジャージは

黒なので、クラシックオールブラックスの印象を引きずるかもしれません。

この時使用したレンズは300ミリF2.8L。

現在の400ミリF2.8L ISレンズだったら、どのような表現になるでしょうか。

IS(アイエス=手ブレ防止機構)。効果を発揮できるでしょうか。

7月には写真展鑑賞かたがた、国立競技場に行きたいです。

 

昨年個展会場に展示した作品です。月寒のミニ写真展にも展示して好評でした。

2005年 NECグリーンロケッツ VS ニューカッスルファルコンズ 「低く」


日本代表VSオーストラリアA代表を見て

2008-06-09 23:23:15 | ラグビー・思い出話

福岡レベルファイブスタジアムの試合。録画を見ました。

オーストラリアといえばキャンピージ、ホランの世代です。古くてごめんなさい(笑)。

今回はA代表なので若手主体。でもクラシックオールブラックス戦の

ビデオを見て気持ちを引き締めているのが、顔の表情からわかりました。

タックルされても、ダウンボール出すまでが早いですね。

日本代表のタックルは、クラシックオールブラックス戦の時のほうが

確実に仕留めている感がありました。

 

後半オーストラリアA代表にシンビンがでてから、調子が上がった日本代表。

交替を多くしてFWの疲れを回復できたところでのトライ。

良かったですね。23分頃から面白くなり、谷口さんの2度目のトライ。

盛り上がりました。14点差まで追い詰めて、最終的には42対21。

オーストラリアAに逃げ切られましたが、次の試合も頑張って下さい。

 

オーストラリアAの22番。後半30分くらいのパス。すごい。

一瞬しか画面に出なかったけれど記憶に残りましたよ。

テレビに向かってレンズを向けたくなりました。

次の撮影が待ち遠しいです。来月まで耐えなければ・・・。

しばらくクラシックオールブラックスの写真が続いたので、

昨年の写真から1枚選びます。お楽しみ下さい。

 

2007年日本代表VS韓国代表戦より ロアマヌさんの突進