思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

ポストカードの写真は早稲田大学さん

2007-07-25 00:01:01 | ラグビー・思い出話

写真展「思い出のノーサイド Follow(フォロー)」のポストカードは

2005年大学選手権決勝、早稲田大学さんのノーサイドの作品を

使用させていただきました。私はこの作品がとても好きです。

今年2月NHK札幌に出演した時も持参したのですが、この瞬間

自分の中に物語が出来てしまい、忘れられない一枚になりました。

番組中お話したけれど、再度お話します。

 

画面中央、肩を抱き合う3人は真ん中がフッカー。右がウイング、左がリザーブの選手。

3人の選手は、スクラムを作ったのです。

通常の試合ではありえないだろうポジションのスクラム。

でもチームには大事なもう一つのスクラム。

うれしさのあまり丸くなってしまったスクラム。

背後には優勝を意味する一番を指差すブレザー姿の部員、次期主将。

抱き合う選手達。この一瞬を与えてくれた写真の神様に感謝です。

作品は合計約50点。東京、佐賀、札幌で撮影した作品を構成します。

近づいたらポエム・ひとことに「思い出のノーサイド Follow」として

言葉を並べたいと思っています。どうぞお楽しみに。


10月に写真展を開催します

2007-07-23 20:24:18 | ラグビー・思い出話

少々先の話ですが、今年10月東京で写真展を開催します。

東京展は98年、2002年に続いて3度目。10月のこととはいえ

昨年よりギャラリーの申し込みをして、準備を進めてきました。

今回のタイトルは「思い出のノーサイド Follow(フォロー)」。

思い出のノーサイド、シリーズ4作目は4(Four・フォー)という数字を

使わず、ラグビーにとって大切な「後続」を意味する言葉を加えました。

現在は展示作品の製作にとりかかっている最中です。

 

今まで開催してきた個展は、派遣社員という環境のもと仕事を入れずに

作品の打ち合わせ、額装、取材への対応など自由に出来たのが

今回は午後7時までの勤務を終えてからの準備・・・。ねむたいです。

それでもたくさんの方から励ましを受け、撮影を続けられた作品群を

発表できる嬉しさは格別のもの。悩みながらも、最善をつくします。

皆さん是非ご来場下さい。

 

10月10日(水)から14日(日)まで東京都千代田区一番町25番地

JCII(ジェイシーアイアイ)ビル地下1階のJCIIクラブ25です。

詳細は次回のブログから少しづつお知らせします。

本日付け、関東ラグビーフットボール協会のHPにポストカードが

掲載されました。関係者の方ありがとうございました。


北海道選手権が終わって

2007-07-17 10:57:16 | ラグビー・思い出話

今年も北海道選手権が終わりました。全道各地のグラウンドで

繰り広げられた熱戦。皆さんお疲れ様でした。次回に向け、また練習に励んでください。

私は今回も撮影に行きませんでした。写真や感想を期待している方、申し訳ありません。

仕事が忙しいということもあるけれど、一番の原因は

心無いチーム代表者にかけられた迷惑。

ボランティアを超えた善意の撮影に落ち込んだ事があるからです。

 

自分では「北海道選手権PTSD」と名づけています。撮影を頼む時だけ一生懸命、

その願望達成後は何の連絡もない無責任なチーム。

当時ラグビーショップにいた弟から聞いた「チームジャージの代金を滞納するだらしないところ。」

という話に、もっと早く情報を知っていればと悔やんだものです。

「代表者の都合と利益が最優先?」

チームを紹介するFAXに、お世話になっている先生の名前があるのを見て、

信用したのが失敗でしたね。

「私がその方の会社の上司の娘さんだったら、そんな事されなくて済んだはず。

労力の提供、お金の立替。どこまで人を利用して無視するの?」

妙なストレスを抱えてしまいました。

はるか昔の個人的な愚痴をおわびします。

 

たまたまルーズな代表者に遭遇しただけ。ほとんどのチームは、誠実に秩序を守り競技を楽しみ

交流しているものだと思っています。昇格の喜び、降格の嘆き。

また一年、力をあわせてグラウンドに立つ事ができる皆さんでいてください。