思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

ギプスとれました

2015-02-20 23:53:46 | ラグビー・思い出話
2/19病院でレントゲン撮影の結果、ようやくギプスをはずせました。
まだ動かせる方向と角度と持てる重さに限度がありますが、洋服の左腕を通せるようになりました。
長かった三週間、右手と頭は大丈夫だったし、左ひじも手術せずに済んだだけ幸運だったけれど、右手だけの生活は不便。
あらためて健康であることの大切さを実感しました。

またこじらせてはいけないので、今は湿布をして動かせる角度が広くなるよう軽くリハビリ。
望遠レンズを支えられる力を蓄えています。食べ物も、カルシウムとコラーゲンが効率よく吸収されて、
傷んだ部分を直してくれるように気を使っています。母の命日が済んだら東京に行きたいですね。
お医者様には3月にレントゲンを撮るまではダメと言われていますが(笑)。

引き続き、栄養と睡眠時間をとって治していきます。

2/15スペシャルトークEOS5Ds EOS5DsR

2015-02-18 15:25:27 | ラグビー・思い出話
2/15パシフィコ横浜で開催されたCP+(シーピープラス)。日本選手権の撮影が無理なので、前向きに楽しんできました。
ひと通り会場内を歩き、興味あるブースでセミナーを立ち聞きしたり、展示物を見たり。
そうこうしているうち、偶然EOS5Ds EOS5DsRのスペシャルトークの時間になって、終わるまで聞いていました。
写真家の望月孝さんとキヤノンマーケティングジャパン企画開発の遠山さんが出演されていました。

写真家の望月孝さんがカタログに載せた作例写真について、作品ができるまでの作業工程やこぼれ話などスピーチしてくださったのですが、
引き込まれました。一枚の作品を撮る前に13枚の絵を書いてイメージを作り、そこで話し合ってから「現代の不思議の国のアリス」をコンセプトに森・花・動物と置いたのだそうです。(作例写真は5DsRを使用)

大画面にはセットができるまでの記録を収めたタイムラプス動画が映し出され、これがとてもおもしろい。
白くて大きなスタジオを黒で覆って、どんどん物が置かれていく。トラック数台分。
最初は森でロケすることも考えたらしいですが、室内で正解です。
現地でのセッティングは旅費、運送費、電源、費やして悪天候になれば最初からやり直しになるリスクがありますから。

実際出来上がったセットは、現実の森以上にリアルで不思議な世界に見えます。

木やお花は本物を使っていて、毒キノコは作り物。フクロウとオウムも本物。カメラの方を向いてくれるまで待ったのだそうです。
モデルさんが頭に乗せたヘッドドレスは15キロ。ドレスも10キロで重く動けない。植物の鮮度を保つため室温も上げられない。
カタログ上では見えませんが、実はうっすらと鳥肌がわかる状態だったとお話されてました。

この作品はとても素敵。カメラのカタログだけでなく、フラワーデザインや店舗デザインの参考にもなりそう。
使用したボディは高価格で、私は見てるだけになりそうですが、ディティール重視、繊細な被写体に挑戦される方にはおすすめしたい一台ですね。
楽しいお話をありがとうございました。


CPSスペシャルラウンジ お世話になりました

2/14NTTコミュニケーションズシャイニングアークス引退セレモニー

2015-02-16 21:43:21 | ラグビー・思い出話

タッチの外


並べたジャージ


背中たたき


お疲れさん  千葉・NTTコミュニケーションズグラウンド


2/14NTTコミュニケーションズシャイニングアークス引退セレモニーです。
ギプスしたまま片手で持てる重さの機材で撮りました。ボディが約800g、広角ズームは約600g
メインカメラであるEOS-1DXのバッテリーをはずした本体の重さほどですが、結構きつかったです。
枚数は進みませんでしたが、お楽しみいただけると幸いです。

引退選手は5名。そのうち外国人選手2名は帰国、日本人選手は1名欠席で2名の選手が参加しました。
OB、ファン、ご家族の方があつまり、心温まる作品が撮れ、私も楽しかったです。
次回はOBとしてグラウンドに来てくださいね。私もケガを治しておきます。



雄叫び たくみに


パスから


背面トライ


最後の反則させて


帝京のプライド


TMO判定なるか


激しい攻防


トライでいいよ


スクラムを選択


見せ場を作る


やったぞ


不滅の第一列


花束贈呈


サプライズ プレゼント


こういうの大好き


胴上げは 安全にお願いします


胴上げ と言うよりも


プロップ 人間ショット


入らなくて良かった


クラバも入れて 六連覇


バレンタインに また逢う日まで

関東方面より戻りました

2015-02-16 13:00:04 | ラグビー・思い出話
2月14日から15日にかけて関東方面に行ってきました。でも自宅に着いたのは、2月16日午前11時過ぎです。
帰りの飛行機が欠航。変更をかけても条件付きの運航だったので、無理せず宿泊して朝早い便で戻りました。
左ひじのヒビさえなかったら、JRの最終に走って乗るとか、最悪引き返して空港で待機するとか多少のことはできたかもしれませんが、
大事をとりました。

2月14日はNTTコミュニケーションズシャイニングアークスのグラウンドで引退試合を撮影。
片手で操作できる最軽量機材、EOS5DMarkⅢにEF16-35F2.8LⅡをつけて撮れるものしか撮っていませんが、なるべく急いで編集します。

2月15日はパシフィコ横浜で開催されたカメラと写真映像のワールドプレミアムショー、CP+(シーピープラス)です。
まずはキヤノンプロフェッショナルサービスから届いたご案内状を手に、CPSスペシャルラウンジに行き、
2月6日に発表されたEOS5DsとEF11-24F4Lを見せていただいて、その後展示ホール全体を見て回りました。
本当は日本選手権を撮影したかったけれど、あきらめて機材の見学にしました。

5Dsは操作性、重さについては5DMarkⅢと違和感なく、そのうえ1.3倍、1.6倍のクロップ撮影(疑似望遠撮影)ができて便利と思える半面、
ISO感度が6400まで(拡張12800)、そして5060万画素の高画質に伴うカメラブレに注意しなければならないので、
風景や静物を撮るのに適しているのかなという感じがしました。

ブレ防止については、会場内のスペシャルトークで開発チームの遠山さんが説明してくださったのですが、
ミラーアップ時のバネの方式が新しくなっているのだそうです。CP+については書けば長くなるので、次回の次回にゆっくり書きます。

左腕が不自由な状態でも、たくさんの方にご協力いただき、予定していた行程で回れました。
お世話になった皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。

自宅で安静にしています

2015-02-08 23:24:25 | ラグビー・思い出話
1/28突然の転倒で左ひじを痛めて安静にしています。
CT検査の結果は「ヒビ」。残念ながらLIXILカップ決勝の撮影をキャンセルし、自宅療養してます。
幸いなことに右手が動くので、固定した左手をつったまま生活しています。
痛みはないので、近所のスーパーで牛乳買って飲んでいます。
2/5レントゲンを撮り様子をみていただきましたが、ずれていないのが確認され少し安心しました。

「どのくらいで治りますか?東京に行って撮影したいんですが。」

「まだかかりますね。骨折ですから。」


今まで骨折したことがない私は、ヒビと骨折は別物で
骨折よりヒビが早く治るものとばかり思っていました。


「お仕事はキャンセルして安静にしていたほうが自分のためです。
治らないまま撮影して腕を落としてしまうより、今後を考えたほうがいいんじゃないんですか。
子供さんで早くて3週間、大人は1か月。三角巾がとれるだけでギプスはその先です。」

その日は兄にも電話して様子見であることを伝えました。
残念です。でも撮影できなくても・・・。東京には行きたいですね。

NHKで秩父宮のNECグリーンロケッツ対帝京大学を見たこともあり、ウズウズしています。
9年ぶり大学が社会人に勝利。早稲田大学がトヨタ自動車ヴェルブリッツに勝利してから
もう9年もたっていたのですね。

砂漠化してきた芝生に大雨。汚れないラグビーが当たり前の今となっては
悪コンディションの作品には強さが宿ります。秩父宮第二試合の撮影者は幸運でした。

次回の診察は2月19日。でもその前に東京行きたいです。
つったままでも痛み止め持って行っちゃおうかな?撮影できなくても・・・。

ケガの負傷交代が認められなかった時代は、神戸製鋼と大東文化大学の日本選手権で
左腕をつったまま走って追いかけてた選手もいましたからね。

神戸製鋼がトライの瞬間、「タックルできないとわかってて、追いかける気持ちってどんなんだろ。」と
当時の私はNHKを見て思いましたが、今まさに自分が当事者です。

「選手の気持ちになりなさい。」というお告げが降りてきたのでしょうか。
早く治すよう頑張ります。