思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

かくれた趣味

2007-03-10 00:53:18 | ラグビー・思い出話

私にはかくれた趣味があります。写真以外の趣味をたずねられ

人に言えない一番はずかしい趣味。それは手紙を書くことです。

パソコンや携帯で気軽に言葉のやりとりができるようになった今でも

私は手紙が大好き。小学生の頃は九州にいる同学年の女の子と

文通(ぶんつう)をしていました。(しかも二人。)今では文通と言う

言葉さえ古めかしく聞こえて「何、それ?」と言われてしまいそうですが。

日常の何気ない事、札幌の様子、お誕生日にはサンリオのグッズを

交換をしたり。男兄弟にはさまれた長女、親戚にも男の子が多く

ジーンズばかりはいていてボーイッシュだった私が、

女の子らしくなれたのは手紙をやりとりしている時だったと思います。

 

好きなデザインのレターセットを選び、言葉を選び、

季節の切手を貼って、ポストに投函する心地よさ。

お返事をいただいた時の嬉しさ。

中学校に入り部活動を始めるまで、一時雑誌のペンフレンド募集記事に

掲載していただき、たくさんの方と手紙のやりとりをしました。

月寒ラグビー場で撮影するようになり、自分の撮った写真を

送って差し上げる時も、必ず手紙を添えて送りましたが、

いただいたお返事は今でも宝物。大事に保管してあります。

 

高校、大学、クラブチーム、社会人チーム。個展ご来場者からの

感想や励まし。トップリーグの前身、東日本社会人リーグの頃は

社会人チームからパンフレットもいただいて・・・。

しかも私の作品を使用したいというお話もあり、

実際に掲載されました。無断で使用され、抗議すると

ひどい発言を受けたこともありますが・・・。

 

今は仕事が忙しいので落ち着いたら過去17年間に

いただいたお手紙から印象深い一部をご紹介できればと思います。

電子メール全盛期でも、手紙の暖かさは良いものです。

今様々な掲示板を目にしますが、人と言葉のやり取りをするとき

一部分コピーを貼り付け、長々と表現する方もいて。

文章全体から発する気持ちを読み取れないのかと

残念に思うこともあります。自分の家のポストに入っていた手紙。

お返事を書くとき、差出人の手紙をコピー、切り貼りして

出すでしょうか。私なら出来ません。掲示板の世界では

普通の事でも、何か殺伐とした違和感を覚えます。

 

今回もラグビーから話がそれてしまいました。ごめんなさい。

3月は卒業シーズンなので、桜の切手を貼ったお手紙を

書きたいですね。誰に出そうか選択に悩みそうです(笑)。


3月最初のブログです

2007-03-05 23:36:56 | ラグビー・思い出話

話はそれますが、ノルディック世界選手権大会の感想を少々。

私は実際に会場に行って競技を見たわけではなく

新聞紙面を読んでの発言をしますが、素晴らしい大会だったと思います。

ただ競技になじみがない方達に、来場してもらうための企画が不足していたようにも思えました。

ポスター、パンフレット新聞の別紙、テレビCM。様々な広報媒体をつかってPRしても

知らないスポーツを見るためにお金を出すのは難しいですね。

知人の誰かに誘われたり、招待券をいただければ行くかもしれないですが。

 

競技時間も海外の放送時間に合わせてしまったので開始時間がジャンプは18時や19時半。

クロスカントリーは13時半から16時半という時間帯。

小中生は立ち見無料がほとんどという好条件でも、競技が終わってからの帰宅時間を考えると

保護者の方も負担が大きいように思えます。

組織委員会、ボランティアの方、地域の方、観客の方が、努力とおもてなしをした大会が、

反省材料を多く残してしまった気がします。

学校や会社など、団体で見に来ていただけると良かったですね。

競技は違えど、観客動員については共に頑張りましょう。

 

年齢がバレますが、札幌オリンピック開催の1972年。

私は小学生でした。学校はオリンピック休暇があり、様々な会場で

競技を観戦しましょうという通達が出て、友達の多くは

両親や知り合いに連れられ、出かけたようでした。

私は両親が忙しく、テレビを見るだけ。寂しかったです。

休みが終わって登校した最初の図工の時間には

「オリンピックの絵を書きましょう。」という課題があり

女の子はフィギュアスケート、男の子はジャンプ、ボブスレー、

スキーの大回転が多かったです。

 

私は開会式の絵を描きました。

聖火リレーと豆スケーターたちが風船をもってリンクを滑っているところ。

競技も良いけれど、気持ちは開会式のワクワクした場面にありました。

スポーツは世代にかかわらず、人の心をときめかせます。そして音楽。

トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」

「RUGBY WORLD CUP 1995 ANTHEMS」、

ユーミンの「NO・SIDE」を聞くと、今でも胸キュン状態ですね。

雪解けが進み、あと3ヵ月もすると月寒のオープン戦でしょうか。

芝生補修のため、今年はお休みでしょうか。本格的な春が待ち遠しいです。