ラグビーの撮影を始めて、今年の8月で20年になりました。
高校時代からのキャリアを入れると写真歴自体は31年ですが
ラグビーのみに限定するとアマチュア19年、プロ1年。
かかわってきたことになります。
月寒で 「何年くらい撮られてますか?」の質問に
「5年になりました。」と少ないキャリアを恥ずかしく思っていたのが
今ではその4倍。「20年も・・・。」と言われるのが
かえって恥ずかしいかもしれません。
シーズンが短い北海道。冬場は撮影をあきらめた時期もあったけど
他の被写体に心移りしなかったことが、自分では小さな自慢です。
20年たって、記念写真展を開催する予定でしたが、
一昨年の東京展、機材購入、昨年の月2回上京ツアーが尾を引いて
計画が思うように進みません。2007年の東京展を、再び札幌にと
考えていても、撮影したい試合に引きずられ延び延び・・・。
時間だけが過ぎてしまいました。
今シーズンこそ、企画を立て、打ち合わせ。
「気力、体力、交渉力。」
撮影と平行しながら、踏み出したいと思っています。
考えがまとまらず、落ち込んだりヒステリックになったりしても
写真家として、壁に作品がある発表方法にこだわりたいですね。
今までご協力頂いた新聞社、出版社、放送局の方にも
フォローを頼んで、北海道にラグビーの風を吹かせたいです。
プロとしての歩みは遅くても、2年目に突入したことですし
9月は私の誕生月。どうぞ暖かく見守りください。
写真は2006年のミニ写真展風景から選びました。
月寒ラグビー場の壁、端から端まで使った苦心作。
トップリーグの試合日、一日限定(正しくは数時間)の展示でも
多くの方に楽しんでいただき嬉しかったです。
3年前を懐かしく感じていただけると幸いです。
2006年9月 トップリーグ トヨタVSリコー 開催にちなんだイベント
トヨタさんとリコーさんの作品も展示しました
数時間のための努力を忘れずにいたいと思います