思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

年末スペシャル・今年を振り返る写真

2008-12-29 01:02:03 | ラグビー・思い出話

あと数日で終わろうとしている2008年。

大文字のつたない文章と写真を(正しくは画像ですね)

閲覧していただき感謝します。ありがとうございました。

 

私にとって、今年は世相漢字そのもの年でした。

「変(へん)」。チェンジ。かわるということ。

8月にアマチュアからプロ活動宣言。

そのことで人間関係が変わってしまうかもしれないと

心配していたのですが、お会いした方には写真を仕事とする自分を

受け入れていただき嬉しかったです。

来年もどうぞよろしくおねがいします。

 

機材と一心同体のラグビー。撮りはじめてから

約20年になろうとしています。撮影を通じて

経験してきた良い事、悪い事を書けば

「事実は小説よりも奇なり。」になるかもしれません。

時にはプロやアマチュアの姿についても、考えさせられました。

 

「自分には才能があって、最短期間でプロになって

オフィシャル。すごいんです。」と前に出てきた方。

長年撮影しているベテランプロと一緒にタッチラインを走り、

その方の横にいてシャッターを切る。

ベテランが動けば動くという撮り方。

それは撮影会、講師の横にコバンザメ状態でついてまわり

「自分は先生と同じ視点を見つけて、すごいんです。」

というアマチュアの姿と重なって見えました。

 

主とするチームのサテライトリーグを撮影せず

離れた競技場にいるチームの公式戦に行き

お菓子の差し入れをいただいていた方。

「お疲れ様。」「ありがとうございます。」風でもなく

陸上のリレーバトンのごとく、あ・うんの呼吸で

手渡されたのは、北海道の有名メーカーのお菓子。

微笑み歩く二人は、熊谷のメインスタンドで第二試合を待つ

応援の方にも見られていたように感じます。

オフィシャルを二つ持ち、双方承諾をいただいていると言えば

それまでですが。

 

以前同じ写真団体にいたアマチュアの方には

「フォトグラファー」と明記したプロ仕様の名刺をくれた方が。

「私はアマチュアなので、フォトグラファーの文字を小さくしています。」

フォトグラファーはプロ写真家を意味する英語では?

私が注意すると、後日団体名を入れて直した名刺をくれましたが

プロカメラマンの掲示板にあった本心らしき発言に「?・・・。」

超有名選手を客席から撮った作品で、個展したのも後日知りました。

「ラグビーは撮影許可がおりていいですね。」と言っていたその方は

許可がおりなくても撮影決行。そして個展したのでしょうか。

 

自分の価値観だけが正しいとは思いませんが、

競技と同じく、撮影もフェアプレーでいきたいものです。

少々長くなりましたが、年末スペシャルなのでお許しを。

今年を振り返る写真はプレー以外のものを選びました。

12枚あります。気長に見てください。皆さんどうぞ良いお年を。

 

2008年1月 高校東西対抗   

ノーサイド

2008年1月 大学選手権決勝 早稲田大学   

最後の校歌

2008年1月 トップリーグ NECグリーンロケッツ  

タグと心をなびかせて

2008年5月 佐賀招待ラグビー 佐賀ドリームフィフティーン

佐賀工 最高 佐賀の夢 

2008年5月 日本代表VSクラシックオールブラックス   

センシュ ハクシュ ブラックス

2008年8月 北見ラグビーフェスティバル NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

天高い ボール追う夏 シャイニン・グー

2008年9月 トップリーグ サントリーサンゴリアス 

トライを決めて

2008年9月 花園予選北北海道大会 北見北斗高校  

写真を囲んで 優勝報告

2008年10月 トップリーグ NECグリーンロケッツ 

マルスの出番

 

2008年11月 日本代表VSアメリカ代表  

スタンドにメッセージ

2008年12月 早明戦  明治大学   

紫紺の空気に 押されて走る

2008年12月 早明戦 早稲田大学   

国立の影 夕日と円陣


クリスマスとお正月を前に

2008-12-22 22:01:00 | ラグビー・思い出話

久しぶりに更新します。クリスマスとお正月を前に仕事一色。

ラグビーを見る時間もなく過ごしています。

家につくと疲労度最大値。でも年賀状だけはきちんとしようと

八割くらい印刷できました。少しほっとしています。

大学選手権、トップリーグなど録画を見る前に結果がわかってしまう

残酷な日々が続きますが、何とか頑張ります。

 

熊谷で行なわれた早稲田大学VS関東学院大学。

翌日、北海道新聞朝刊は、試合に勝った早稲田大学の

喜びの写真が載っていました。新聞でもテレビでもなく

現地の空気を感じてみたかったですね。

 

苦しみを乗り越えて復活してきた関東学院大学と

多くのプレッシャーの中を戦った早稲田大学。

両校にちなみ、2005年から2007年の大学選手権決勝を

各1枚ずつのせます。お楽しみ下さい。

 

2005年 大学選手権決勝 私のデジタル元年

EOS1D-MarkⅡのデビュー戦になりました

赤黒ジャージ 早稲田大学    水色と紺色ジャージ 関東学院大学 

2006年 大学選手権決勝

2007年 大学選手権決勝


12/13トップイースト11・NTTコミュニケーションズVSリコー

2008-12-18 00:38:23 | ラグビー・思い出話

秩父宮に ミス・サンタ 

 

12/13第二試合、NTTコミュニケーションズとリコーブラックラムズ。

トップリーグ「昇格」と「復帰」の気持ちが激突。

開始早々エキサイトする場面がありました。

結果は24対10。リコーさんの勝利。

NTTコムさんは、NTT東日本時代から撮影にお伺いしていましたが、

昨年の写真展がきっかけで交流が復活。

今年は北見ラグビーフェスティバルから5回撮らせていただきました。

ご縁がありましたね。

 

ハーフタイムには、NTT東日本チアガールチームが登場。

マライア・キャリーの音楽にあわせて踊るのを見て

ユーミンの名曲「恋人がサンタクロース」が浮かんだ私。

聞こえてくる音楽とは別に、頭の中でフレーズが繰り返されて・・・。

 

「コムさんがサンタクロース」

競技場で配布されていた犬のマスコット。

ファーストジャージ、セカンドジャージとペアになっている上

ボールの柄がプリントされた巾着袋に入っていて。

すごくかわいいです。

一足早いクリスマスプレゼント、ありがとうございました。

 

ゴールドジャージ  NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 

黒ジャージ  リコーブラックラムズ


12/13関東大学ジュニア選手権・早稲田VS慶應

2008-12-17 00:44:00 | ラグビー・思い出話

見上げる楕円は  バー越えて

 

お待たせしました。もう一つの早慶戦。ジュニア決勝です。

11月23日のリベンジ。慶應の気迫はすごかったです。

結果は早稲田の勝利。

グランドで喜びの記念撮影、おめでとうございます。

今年は1月の大学選手権決勝から、この両校の対戦を3度撮影しました。

ご縁がありましたね。来年の大学選手権も楽しみです。

次回はトップイースト11のせます。

 

黒黄ジャージ 慶応大学   白ジャージ 早稲田大学


年内最後の撮影ツアー

2008-12-15 22:31:00 | ラグビー・思い出話

東京の夜 シャンデリアと乾杯

 

12/12日本写真協会受賞祝賀式典、12/13秩父宮の2試合撮影して

無事に戻りました。出発時マイナス2度、到着時プラス17度

翌日プラス14度、帰着時マイナス12度という寒暖の差を体感しました。

空港行きバス停から自宅は近いものの、重たい荷物を持って歩くので

汗ばんだ後に、黙っていると冷えます。

急いで室内を暖め、水道の元栓を締めて寝ました。

12月のマイナス10度超えは久しぶりです。

 

式典は東京都港区新橋、第一ホテル東京にて開催されました。

昆虫写真家・栗林慧(くりばやしさとし)先生、

日本写真家協会会長、田沼武能先生、

財団法人日本カメラ財団理事長、森山真弓先生のスピーチが

快く会場をなごませ、私は日本写真家協会のプロ写真家や

新入会員の方と交流できました。お話はもちろん

個展のご案内状をいただいたり、名刺交換したりで楽しかったです。

みなさん個展や公募展入賞など多様な活動をしてきた年上の方。

でも写真の話になると生き生きして、年齢差は感じられませんね。

ラグビー好きな方と共通しています。

 

試合写真は関東大学ジュニア選手権決勝、早稲田大学VS慶應大学

トップイースト11、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスVS

リコーブラックラムズ。ただ今整理中です。もう少々お待ち下さい。

 

栗林先生のスピーチと新入会員の方たちの写真です。

記念に撮影させていただきました。