思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

ご報告

2007-04-15 10:41:03 | ラグビー・思い出話

皆さんにご報告です。突然ですが、約二十一年間所属していた

二科会写真部北海道支部を退会しました。

仕事が忙しく運営をお手伝いできないことが大きな理由です。

支部の中でも、特に札幌、岩見沢在住の方には

長い間お世話になりありがとうございました。

親子ほど年齢が離れた先輩達と、年に一度の巡回展。

写真の喜びを分かち合え、楽しかったです。

今後は日本写真協会正会員として頑張ります。

個展はマイペースで開催するので、是非ご来場下さい。

二十一年は長く、その間カメラの進化、デジタル維新があり

特別部員・支部員も顔ぶれが変わってゆきました。

私は自分の活動に成人式の着物を着せて、お見合いさせなければならないほど

年をとったと感じています(笑)。そこで思い出を一つ。

 

札幌市写真ライブラリーを会場にした巡回展。

受付したご来場者、忘れられない方について。

髪にポマードべったり、オールバックの黒サングラスという

風貌の男性。「あなたは写真が好きですか?

それなら僕の写真を見せましょう。いい写真でしょう。僕は

名前を言えないけれど○○○○○の一番弟子だったんですよ。」

美しい丘陵風景が有名な美瑛(びえい)の作品を見せて話すので

言われるまま聞いていたのですが、根拠のない自慢話であることに

気づき、こう着状態になってしまいました。何度も繰り返す自慢話。

困っていると、館長さん(当時は女性の館長さんでした)が奥から

私を呼んでくれて一安心。

「なるべくかまわないようにしてね。」と言われました。

 

あちこちのギャラリーに出没し、一番弟子を名乗り、

受付の女性、主催者、来場者に自分の自慢をして、

人の作品の悪口をいう方との事でした。その当時は

隣に写真メーカーのギャラリーがあり、女性二人、男性一人の

体制だったのですが、そのうちの女性一人が好みのタイプらしく

「よく来るのよ。」と言われました。その一年後に私が個展を開催した時にも

その方は現れ、会場内にひそみ作品を見に来る女性を待ちぶせ。

「こんなラグビー写真、どこがいいの。僕の写真のほうがいいよ。」

楽しもうとしているのに、まとわりつき、しつこかったそうです。

 

後日その女性とお茶を飲む機会があって聞いた話ですが、

許せませんでした。その後も黒メガネさんは(名づけてしまいました)

年一回の支部展に数度にわたり登場、ある年から姿を消しました。

彼のみにくい行為を、私はレフリーになって裁きたかったですね。

作品の発表は、時として思いもよらないことに遭遇しますが、

経験を積み重ねステップアップ出来ればと考えています。

プロフィールから北海道支部の肩書きは消えますけれど、

今後ともどうぞよろしくお願いします。