10月31日の女川水揚げ後、気仙沼に廻航、時化休みとなった…。
気仙沼廻航後、投錨
翌日9時の出港予定が組まれた。
ここ数年の不漁から持ち直した感がある今年のサンマ漁、
造った「滅菌冷水」のほとんどを使いきるため、
毎航海のように約50tの冷水造りが欠かせない…
時期的に近場での操業を想定し、
市場での水揚げの傍ら、冷水兼用の艙が空き次第、清水を取水、
即 滅菌しながら冷却を始める!
冷水造りは時間を要する…
1回目の操業には間に合わすのが必須!
最低限1つの艙は滅菌冷水が出来ていなければならない!
漁場までの航海が長ければ助かるが、この時期はいつサンマの群れに当たるかわからない…
造ってしまえば保冷は短時間で済み、他の作業もやり易いし、
何といっても、冷凍機運転時の集中力を他に向けられる!
気仙沼錨泊中、全ての冷水造りが終わったのが19時…。
…10月も終わりと云う事で、燃料消費の集計と機関室内の各時計合わせ…
翌朝は水揚げがないので、久々にゆっくり眠った…。
本船10月は10航海・燃料消費は、Fo補給量210.4klに対し、
消費量は203.22kl
内、調査中消費量は31.57kl
8月16日・気仙沼出港時からのFo消費量累計は466.16kl
Lo消費量累計は550lとなっている。
前船のエンジンとはメーカーが異なるが、出力は同じ1471kw
Fo・Lo共に消費に関して燃費が良いと聞いていたが、私的には、変わらないと思う…
まだデータの比較はしていないけど…
…11月1日・揚錨後、9時気仙沼出港。
僚船と共に経済速力で凪良く沖へ!
夕刻から季節風が強まった…。
21時頃、各船操業中のポイント付近通過も
魚体組成を嫌ってS/Bなし!
公海向けとなった。
2日朝、季節風に雨が加わりうねりが伴った…
15時S/B。
雨は止んだが、高いうねりを季節風が容赦なく船に打ち当てる!
波飛沫が合羽越しに冷たい…。
日没から調査しながら、更に沖へ…!
外国籍船団を含め、各船操業中の海区まではまだ遠い。
遠くぼんやりと操業各船の漁り火が薄明かりで見える…
20時頃、各船操業中のポイント着、操業開始は21時頃…
やや纏まった群れを操業し、調査・操業を繰り返す…
外国籍船団の赤い灯りが、かなり広範囲に目視できる。
順調に漁獲を伸ばすも、高いうねりに四苦八苦…
4時半過ぎ頃、全ての艙に入魚、
操業終わり満船帰途航走!
今更ながらだが、うねりの高い船上操業と、良い凪での船上操業、
疲労の度合いは相当違う…!
夜明け前、操業中にかいた汗も合羽越しに冷たく感じる時期になった…
冷えた体を入浴し温めた乗組員が機関室に来て、空調を
冷房から送風にしてとの、みんなの総意。
下部機関室エンジンルームも気温32℃…
冬海近し公海である…。
夜が明けて、次第にうねりも季節風も弱まった…
当直を終え、寝台に入りタブレットに記すも
目覚めると、枕と共に…
文と異なる文字が並ぶ…
思い起こしながら校正…。
船は女川向け中、4日・20時頃の入港予定。
気仙沼廻航後、投錨
翌日9時の出港予定が組まれた。
ここ数年の不漁から持ち直した感がある今年のサンマ漁、
造った「滅菌冷水」のほとんどを使いきるため、
毎航海のように約50tの冷水造りが欠かせない…
時期的に近場での操業を想定し、
市場での水揚げの傍ら、冷水兼用の艙が空き次第、清水を取水、
即 滅菌しながら冷却を始める!
冷水造りは時間を要する…
1回目の操業には間に合わすのが必須!
最低限1つの艙は滅菌冷水が出来ていなければならない!
漁場までの航海が長ければ助かるが、この時期はいつサンマの群れに当たるかわからない…
造ってしまえば保冷は短時間で済み、他の作業もやり易いし、
何といっても、冷凍機運転時の集中力を他に向けられる!
気仙沼錨泊中、全ての冷水造りが終わったのが19時…。
…10月も終わりと云う事で、燃料消費の集計と機関室内の各時計合わせ…
翌朝は水揚げがないので、久々にゆっくり眠った…。
本船10月は10航海・燃料消費は、Fo補給量210.4klに対し、
消費量は203.22kl
内、調査中消費量は31.57kl
8月16日・気仙沼出港時からのFo消費量累計は466.16kl
Lo消費量累計は550lとなっている。
前船のエンジンとはメーカーが異なるが、出力は同じ1471kw
Fo・Lo共に消費に関して燃費が良いと聞いていたが、私的には、変わらないと思う…
まだデータの比較はしていないけど…
…11月1日・揚錨後、9時気仙沼出港。
僚船と共に経済速力で凪良く沖へ!
夕刻から季節風が強まった…。
21時頃、各船操業中のポイント付近通過も
魚体組成を嫌ってS/Bなし!
公海向けとなった。
2日朝、季節風に雨が加わりうねりが伴った…
15時S/B。
雨は止んだが、高いうねりを季節風が容赦なく船に打ち当てる!
波飛沫が合羽越しに冷たい…。
日没から調査しながら、更に沖へ…!
外国籍船団を含め、各船操業中の海区まではまだ遠い。
遠くぼんやりと操業各船の漁り火が薄明かりで見える…
20時頃、各船操業中のポイント着、操業開始は21時頃…
やや纏まった群れを操業し、調査・操業を繰り返す…
外国籍船団の赤い灯りが、かなり広範囲に目視できる。
順調に漁獲を伸ばすも、高いうねりに四苦八苦…
4時半過ぎ頃、全ての艙に入魚、
操業終わり満船帰途航走!
今更ながらだが、うねりの高い船上操業と、良い凪での船上操業、
疲労の度合いは相当違う…!
夜明け前、操業中にかいた汗も合羽越しに冷たく感じる時期になった…
冷えた体を入浴し温めた乗組員が機関室に来て、空調を
冷房から送風にしてとの、みんなの総意。
下部機関室エンジンルームも気温32℃…
冬海近し公海である…。
夜が明けて、次第にうねりも季節風も弱まった…
当直を終え、寝台に入りタブレットに記すも
目覚めると、枕と共に…
文と異なる文字が並ぶ…
思い起こしながら校正…。
船は女川向け中、4日・20時頃の入港予定。