10月13日、6時30分、気仙沼港を出港!
東北東へ約10時間航走し、15時30分スタンバイ!
17時から調査を始め、17時30分から操業開始。
魚群は薄く、魚体組成も悪かったので
4回程操業し、約1時間南下、
福島の船団が操業中のポイントに着!
魚体組成は良かったが、灯付きが悪く
操業回数の割には魚艙に秋刀魚が入らない。
N39°12 E143°36~N38°58 E143°45
水温は14℃台から15℃台までいろんな潮境を調査。
日付けが変わり、14日、0時30分、あと魚艙1つという
ところで、あきらめ南下帰途航走、女川向け!
10時、女川入港、水揚げ。
あの大時化がうそのような穏やかな女川港。
水揚げ中に、1遺体が発見されたとの一報が届き
遺体の身元確認の為、本船に乗り組む身内が
海上保安部、塩釜港に向かいました。
今回の海難事故の精神的ショックは
乗組員皆んなに大きく残ったようです。
船体の構造的には我々が乗船する船より
はるかに大きく、最新鋭で、
あの船が遭難するくらいの時化では
我々の船ではひとたまりもない!との考えを
皆んながもったようです。
「時化は怖い」という認識をあらためて感じました!
女川港市場駐車場から自宅までの走行距離、59.9km
一緒に乗り組む親戚と会話しながら帰宅!
つくずくのんびりしたいと思う48時間休漁です!
海に生きることの厳しさ、身にしみました。
ただおいしく魚を食べている私ですが、もっともっと漁師さんの仕事のたいへんさをかみしめます。
漁の安全をお祈りしています。