16日、6時20分、女川出港!
出港後すぐ、乗組員皆んなが
船橋の両サイドに立ち、原発周辺から
網地島周辺まで「何か」を探し海面を
見つめて行く!
網地島を過ぎ、漁場に向けてコース60°
昨夜宮城船団が操業した海区を目指しました。
台風18号の影響か、うねりが若干高い。
微速での航走で13時45分、漁場着、漂泊。
15時30分スタンバイ、17時から調査開始!
17時20分頃、1回目の操業。
魚体組成が悪い。
1-3-6(大1割、中3割、小6割)で
久々に小サンマの割合が多かった。
その後大きな群れに当たらず、操業、航走と続き、
西側へ調査を進め、わりと大きな群れに当たり、
魚体組成もいくぶん良くなり、1時、終わり!
気仙沼港の東、約40哩での操業でした。
帰途、女川向け5時入港。
我々より速力の優る船、3隻に追い抜かれ
女川入港は4番目、その後1隻が入港し
朝7時からの1回目の入札に間に合ったのは
5隻でした。
我々が水揚げを終えた10時過ぎに、
数隻が入港してきました。
夜明けまで操業した船が多かったようですね。
うねりが高めだったことから、
各船、大きく海区移動する事無く
操業したようです。
漁場が近い気仙沼、女川港に入港船が
集中傾向にあり、魚体組成も悪い事から
魚価は益々暴落しました!
岩手県の宮古沖~気仙沼沖までの
低水温域分枝の潮境、随所でサンマが見られ
魚体組成の割合はまちまちです。
宮古沖が一番割合が良かったようですが!!!
女川港からの帰宅途中、晴れ渡る空に
秋を感じました。
気が付けば10月も中旬、秋たけなわです。
昨年までなら山へ行き秋風に吹かれ
リフレッシュしていたのが、今年はまだでした。
なにかと意気消沈ぎみだったため、
気付かずにいたのですね。
帰宅後、我が家の畑に行くと、この間の大時化で
「柿」がほぼ全滅!落ちていました。残念ながら!
この柿の木は祖父が孫のために植えた木でして
毎年秋になって秋刀魚漁の休みの日に
収穫を楽しんでいました。
ここ数年は子供達を連れて収穫していましたが
先日の大低気圧は収穫の楽しみまで
うばって去って行きました!
窓の外はすがすがしい秋の空
木の葉は次第に色を変えています、
秋刀魚漁も、どうやら中盤戦を過ぎたようです。
今月の初めに7時間かけて旦那さんに逢いに行って来ました。
少し 太ってて・・・
大分 体疲れてるみたいなので乗組員皆さんに栄養ドリンク持って・・・
皆さんは優しくお出迎えしてくれて、船の中に入れてくれました。感激しました^^
私が車で来たことに皆驚いてました。
休業中に行っている居酒屋とかお風呂とか・・・本当に楽しかったです。
乗組員の皆さんの笑顔見ると、ホッとしました。
アトムさんは休業に入ると家に帰られますが、やはり家が一番でしょうね!!
家は遠くてとてもとてもむりですが・・・
休業では ゆっくり体休めて 下さい。
安全航海お祈りしてます。
運転して7時間!頑張りましたね。
旦那様もさぞかし大喜びだったと思います。
秋刀魚漁は故郷、宮城県各港への水揚げのおかげで帰宅できますので、
それが自分にとっても家族にとっても
救いですね!