1月21日、我が地区では前回の18日に続き、中2日で
再度アワビ漁が行われました!
前回よりも若干波が高めで潮も速く、
日差しも少なく、船上は寒かった。
海水は前回同様澄んでいる。
箱メガネから覗く海底の岩場には数年前の
「磯焼け現象」時よりは、海草が多く見られます。
漁期外のウニは見事に多い!
沿岸の岩礁に棲むアイナメや小魚の群れは少なく
アワビも規格外の個体(宮城県は体長9cm未満は禁漁)が
目に付くが、肝心の漁獲対象サイズの個体数が
今年はやけに少ない。
10年前の三分の一程まで、漁獲量が落込んでいる!
育たないのか? 沖側に移動して行ったのか?
よくわからないが、資源としては枯渇傾向のようである。
我が浜でもパイロット事業としてアワビの中間育成を行い
放流していますが、殻に付いた色で育成放流したものか
天然物かと識別できるのですが、放流したと思われるアワビは
1個も確認できませんでした!
我が浜の各家庭では、沿岸で行われる漁の後継者も
少なくなってきていますが、それ以前に肝心の資源量の枯渇は、
漁を次の世代まで伝えられないのでは と不安に思います。