心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

銀座書展巡りへ

2011-04-30 | 書展・展覧会情報

                         高橋里江氏            

 

 

今日は、拙ブログからご縁を頂いたHさんと銀座の画廊で開催されていた

「高橋里江個展」とその生徒さん(多くは子供)の作品展にお邪魔をば。

絵手紙協会で講師をされているYさんに、おすすめ~とご案内を頂いたので。

 

そこはかとなく・・墨人井上有一のニオイをかすかに感じる。

たぶん会場にいらした小柄な女性がご本人かと思うけど、

昨冬の書TENにいらした方かなと思っていたのは、どうも違うようで。

 

生徒さんの作品は色を使ったものも多く、完成度云々よりも

文字・言葉が生きていている生身の作品の力を感じたなり。

 

その後、偶然見つけた大黒ギャラリーでの書友会展に。

会場をぐるっと1周して、そのままエレベーター前に立つと、

出品者の方に「すーっと回っただけで帰るんですか?」とお声をかけられ、

「あ すみません・・もう一度拝見します  」と、くるりと会場へ戻り 

 

その方の作品の前で記念写真。

 

谷山忠男氏と作品「今日只今の一呼吸」

 

「あなたたちは若いから呼吸のことなんか気にしないでしょうが、呼吸は大事。

僕は1分間に4回の呼吸法をやっているんですよ」と。

 

で、あれこれお話を伺っていたら、このお方、お年は81歳、

谷啓がいたシャープス&フラッツというバンドで今も現役のトロンボーン奏者だそうで。

52日にもKKR東京でライブがあるそうです。

 

You tubeで探したらありました~左から2番目の方が谷山さんでは?

 

 

書作品はこちらのブログでご紹介されてました~ → 藍色の研究

  

 この書友会展、今年で16回目だったそうですが、残念ながら今年で最後とか。

せっかく頂いたご縁、今後は書ではなくてライブにも行ってみたいです。

生涯現役で、どうぞ益々お元気に 

 

そのあと、鳩居堂のかな書展を2つ拝見して、ファンケルの泥武士(B1F)で休憩。

Hさんと、書について熱く語り合い、目指している先が同じ!ってことになり、

実は連日の肉体労働でぼーっとしてたのに、元気を頂きました~ 

 

で、今日の銀座は歩行者天国、何やら人だかりが・・と近づくと2匹が寝てる~!

その後三越のライオンと並んでたり、歩行者天国にいたり。

不思議なおじさんの猫さんのようで、よく慣れてて、かわいかった~ 

 

 

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断捨離

2011-04-29 | つれづれ

                     「捨」(はがき)

           

  

今日からゴールデンウィークが始まり。

イギリスではウイリアム王子とキャサリンさんのロイヤルウェディング。

 

私はというと、この連休は 断捨離 を目指し、捨てる・片付ける作業に励む予定。

 

今日は午後からテレビ朝日の「つながろうニッポン」に耳を傾けつつ、大掃除開始。

 

被災者それぞれの「今」そして「これから」の思いを聞きながら

無駄なものがある生活の有難さを改めて。

 

でも同時に、無駄なものがあり過ぎると、日々が漠然としてしまうような。

本当に大事なものって何だろう・・って、ふと。。

 

捨てたい捨てたいと思いながら、捨てられない自分が

なんだかすごくちっぽけに思えてくる 

 

今日の1曲は、番組のエンディングに流れていた MISIA の  明日へ

 

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新緑の候

2011-04-28 | つれづれ

 

職場そばにある雑木林だった所が、最近になって散策路に。

大きな桜の木が何本も切り倒されていく様子に、どうなっちゃうんだろうって

何だか痛々しく思っていたんだけど、行ってみたいなぁと思いつつ。

 

今日夕方、やっと仕事帰りに寄ってみた。

 

新緑の候。気持ちいい~。

 

 

 

 

あの切り倒された桜の木は、所々でベンチとなったり、道の両脇に横たわっていたり、

チップにされた桜は道に敷かれて、ふかふかの歩き心地。

 

以前手付かずだったこの雑木林は、犬の散歩をする方も多く。

 

いつだったか私も散歩をしていたら、ゴールデンレトリバーが走って来て

思わずしゃがんで頭を撫でようとしたら、両前足で肩に飛びつかれて押し倒され

思いっきり顔を舐められて、ひゃ~って

 

そこへ飼い主のおじさんがニコニコしながらやって来られ、「あらあら」って。

でも、制止するでもなく、しばらく私はワンコに襲われたままで

 

雑木林は、人を大らかにするものなのであ~る

明日はみどりの日。

 

新緑が、心癒してくれる候。

 

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坦々と

2011-04-27 | つれづれ

                      (はがき) 

 

なんでもないことでも続けていけたら

いつかどこかで誰かと繋がって

またその先の笑顔に出会えるかもしれない。

 

かっこばかりで途中で投げ出したり

適当に通り過ぎて行くばかりの時間より

誰にも褒められなくても、自分で自分を褒めてあげられるやり方で

坦々と重ねていけたらそれでいいさね 

 

ちっぽけな自分にできることは、そんなもんだけど

小さな視点と大きな視点、その両方を持っていられたら

「書」にだってできること、見つけられるような気がする 

 

 

久々の今日の1曲は、ミスターチルドレンの♪彩り

いつ聞いてもミスチルの歌詞は深い・・

歌詞は→ここをクリック

 

 

 

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江碧鳥愈白

2011-04-26 | 漢詩

                          (半紙)

 

 

今日午前中は絵手紙教室。

今年で17年目に入ったので?ここ数年、なんだか絵手紙というより

書画教室になってきたというか・・

 

今日のお題は、菖蒲の花と、有名な杜甫の五言絶句

 

江碧鳥逾白 川の水はエメラルドグリーンで、白い鳥の色がより引き立ち 

山花欲然 山の色は青く、花は燃え上がるようである

今春看又過 今年の春もぼんやり眺めているうちに、またもや過ぎてしまったけれど

何日是歸年 いったいいつになったら(戦乱が収まり)郷里へ帰ることができるのやら

 

長いこの詩を、皆さま半紙にびっしり書いてきて下さり。

で、絵手紙風にするには?ってことで、

文字群を絵のように・・・と、構図をあれこれ変えて書いてみたなり 

 

 

 

↑山の景色を入れてみたり、文字の大きさ、1行に入れる文字の数、

線の太さ、墨量に変化をつけてみたり・・。

文字数が多くてちゃっちゃっと書いたので、かなりいい加減ではありますが 

 

今日はまたEさんが皆さんに~と和菓子をお持ち下さり、お茶を飲みながら

話題は東北の被災地への思いをあれこれと。

 

思えばこの詩、・・被災された方々の思いとも重なっているような 

 

 

 

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経過はまずは良好のようで

2011-04-25 | 

                       駐車場についたとき

 

 

今日は仕事はお休みして、実家で肉体労働のお手伝いがあり。

父母も私もそれなりに年を重ねてきてるので、ひゃあ・・

 

で、その前の午前中に、みーにゃ様の病院へ。

先週 甲状腺機能亢進症 と診断されて、朝晩の薬を飲んでの経過を見に。

 

今日はまたご機嫌斜めで、車から降りて診察室に入るまでずっと唸りっぱなし 

でも先生もちょっと慣れた?ようで、笑顔で触診なぞ。

 

体重が200g増えたし、嘔吐もこの1週間で今朝の毛玉のみ、

まずは経過良好とのことで、一安心。

また2週間、薬を飲んでから再度血液検査と。

このまま薬が効いてくれるといいけど。。

 

 

 

 

車では普段はゲージの中だけど、今日はかなり興奮(激怒)状態だったのでして・・

一瞬ゲージから出すと、膝の上に大人しく座って景色を眺めてる・・ 

 

 

頭をなでると骨ばっていた感から、少しそれがなくなった気がする。

あの狂気の沙汰も、甲状腺のせいだったとしたら、

もしかしたら・・おっとりみーにゃも夢じゃないかも。

 

ま、どんなみーにゃでも、いとおしいに変わりはないけれど 

 

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不手非止同人展~

2011-04-24 | 書展・展覧会情報

             前田次郎氏「山」

 

 

昨日の書展巡りの続き・・まずは鳩居堂での不手非止同人展から。

 

なんて読むのかな・・と思って検索したら「ふでびとどうじん」と。

扶桑印社展会場で、う~ん・・どこかでお目にかかったことがある方・・と

思っていた、大柄の独特の風貌のお方が、ここにもいらして 

 

あ・・そうだ。美術評論家の小野寺啓治氏だ。。

 

骨太の剛健な印象だけど、作品はゆったりとした人肌を感じるなり。

軸装の生地は、バリ島のバティックを使われていて、そんなところも私好み 

 

今は休刊のようだけど、雑誌「不手非止」の同人、浦野俊則氏、小野寺啓治氏、

小木太法氏、野中吟雪氏、前田次郎氏の5名による恒例の展覧会のようで。

階下ではメンバーの小木太法氏の個展も。

 

 

上段:小野寺啓治氏 中段:野中吟雪氏 下段:小野寺氏・浦野俊則氏

 

 

それぞれの個性が、ぎんぎん感じる会場でした 

写真はOKとのことでしたが、ブログ掲載NGでしたらご一報下さい

 

そして、ほんとはこっちが先だったんだけど、東京銀座が朗美術館での

かなの会 舟友会春季書展。 かなの会場はいつも華やかな女性で一杯。

構図が斬新って思った2点をば。杉岡華邨氏の賛助出品もあり。

 

 

 

左:青木錦舟氏 右:吉田博氏

 

 

そしてお隣の会場での墨華書道展。こちらは伝統的な書風の作品がズラリ。

ちょうど特別参考作品の比田井天来先生、川谷尚亭先生、桑原翠邦先生、

渡邊沙鴎先生などの作品の解説をされていて。

 

書の奥深さにため息ばかりだけど、よい目習いになりました。

休憩なしで一気に拝見したので、今日は腰が痛い・・

 

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第11回扶桑印社展へ

2011-04-23 | 書展・展覧会情報

         稲村龍谷氏

                       左:鑑在機前 右:不言之言

 

 

今日は生憎の雨でしたが、銀座・東京セントラル美術館で明日24日まで

開催中の第11回扶桑印社展(代表 關 正人氏 へ。

 

180点の篆刻作品が一同に、という展覧会には、初めてお邪魔をば。

 

自分が勉強不足で、その世界観の味わい方がまだよくわかっていないのだけど

ちょうど稲村龍谷先生がいらして、お声をかけて下さり、お話を伺い。

 

右の作品の前で、四文字の下の行に同じ「言」がきたり、

画数が少ないこの文字組を、なんとも大胆で自由、朴でありながら

現代的な作品に、素敵だなぁ・・と、しばし釘付けになっていたら

『今回特に、右の作品「不言之言」は、篆刻を始めて30数年の中でも

自分なりに納得のいく作品です』と。

 

篆刻はわからない・・と決め付けていたところがあったけど、 

あれだけの個性溢れる作品群に、ほんの少しだけ心の眼を開けた気が・・

 

 

↑昨年、文部科学大臣賞受賞された龍谷先生、変わらず気さくで素朴なお人柄 

(写真の掲載は了承頂いてます)

 

図々しくも図録を頂いてしまい・・龍谷先生・・ありがとうございました

 

 

たくさんある作品の中から9点・・ご紹介。

 

 

 

薩川 弘氏             増澤土龍氏         卯中恵美子氏

米澤北伸氏             渡邊貴彦氏        池尾北象氏

柳 諸良氏             加藤雨人氏         新留琳峰氏

 

 このあと、階上の東京銀座画廊美術館での、かなの「舟友会 春季書展」と

墨華書道展、鳩居堂画廊での不手非止同人展、小木太法個展にもお邪魔。

そのレポートはまた明日。

 

 

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いとしい寝顔

2011-04-22 | 

 

ここ数か月で痩せたことが気になっていたみーにゃ、13才。

やっぱり気になるので先週病院へ。

 

血液検査の結果、甲状腺機能亢進症 ということが判明。

数値は正常値の3倍だった。

 

人間のそれと同じで、甲状腺ホルモンの分泌が多すぎて、

体中の細胞の新陳代謝が異常に活発になり、いくら食べても細胞がエネルギーを使い

体力を消耗してしまうという病気。

 

心臓も雑音がある・・と言われ、それもこの甲状腺ホルモンのせいで

心臓に負担がかかっている・・と。

 

ネットで調べてみると、思い当たるふしばかり・・。

痩せてきたのは年のせいかな・・なんて呑気に考えていたことが悔やまれる・・

 

とりあえず1週間、薬を朝晩飲んで、25日にまた血液検査で数値を測定。

結果を見て、薬の効き具合を考慮して、薬の量を決めてしばらく投与。

 

ここんとこ、なぜか甘えん坊になったみーにゃ。

食欲も外見も変わらないのに、病気を抱えさせてしまったことに

深い反省と今後への不安・・

 

このいとしい寝顔を、まだまだ見ていられるよう、最善を尽くしていきたい 

 

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Char 2011のライブへ

2011-04-21 | つれづれ

 

先日の蘭秀会書展に、友人のEちゃんがお祝いにと下さったブーケ。

ブライダルブーケの教室の帰りに、作りたてを下さって。

きれいでしょ  すごく私好み。 Eちゃん、ありがとう

今もまだきれいに咲いて疲れを癒してくれてます。

 

今日は、1年で唯一?忙しい年度末の仕事に加え、年に一度の書展の後、

ここ数ヶ月ぶりの、何もしなくてもいいお休みの日で。

 

その気の緩みから、疲労がどどどど~と、音を立ててやってきて

お昼に起きて、バナナ食べたらまた寝て、夕方起きてご飯を作るも

食欲なく、また寝て・・・さっきの地震でようやく目が覚めて

 

ところで・・おととい、Uさんにチケットを頂いたので、

Charの座間公演に行ってきました。 Uさん謝々 

 

Charといえば、ギターの神様っていう印象くらいしかなかったんだけど、

思っていた以上に、そのギターには、素人の私でも鳥肌ものにかっこよくて。

一緒に行ったKちゃん曰く、照明の技もすごかったらしく。

 

お客さんはcharのように帽子をかぶってる人や、中年以上のおじさんがほとんどで、

開演とともに立ち上がってギターに酔いしれる姿が。

 

座間出身だったからか?残業ですって言いながらアンコールだけでも9曲位、

7時開演で休憩なしで終わったのは940分位、2階席から眺める1階は熱く。

 

お客さんと、その期待を裏切らないCharのギターに、なんていうか・・

規定通りじゃない日本人のよさ、あったかさ、人なつこさを感じたっていうか 

 

Charも今も色っぽくてかっこよかったし、こんな時だからこそ感じるものもあり。

久々にRockだぜ!って興奮と、がんばれニッポンって勇気をもらいましたとさ。

 

ということで、Charといえば、この曲ってことで

 

 

これもかっこいい

 

 Another Face

 SHININ' YOU , SHININ' DAY

 

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