心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

ウィーンからの応援メッセージ

2011-03-31 | つれづれ

                    大野隆司さんからのメッセージ

 

 

 

ウィーンに住む 笛吹花さん (クリック後ずずいと下まで)から、メールがきて。

 

遠く離れたウィーンでも、街の人が

「あなた、日本人? そう、日本からですか。一日も早くよくなるといいね。」と 

声をかけてくれて、涙が出ちゃう・・って。 

世界中が日本を応援しているよ~って。

 

そして、花さんの友人の木版画家の大野隆司さんから、

 こんなメッセージと共にこの版画を送ってきて下さったと。

 
「今、日本はご存知のとおり大変です。目に見えない敵がせめて来ています。

地震の被災者に対する悲しみと、原発事故の不安(特に子どもたちにとっての影響)で、

サムライのように立ち向かおうとしても、無力なだけです。

私の(日本の多くの人の)気持ちを版画で彫りました。」

 

更に、この版画をドイツの新聞社などに送って欲しいというメッセージがついていたと。

版画は複数刷れるから、タンポポの綿毛のようにいろんなところに飛ばせる。

どんどん作って、どんどん発信、って言うのが大野さんのイデーだと。

 

大野さんは、通販生活や読売新聞のカットをよく手がけていらはる「猫の版画家」。

 

花さんからも

「犠牲になった何万という人々のためにも、

元気が出せる人は元気を、お金が出せる人は義援金を、力がある人は労力で、
頭がある人はアイデアで、自分ができることを精一杯できたらって思う~。
私も遠く離れているけれど、協力できるチャリティー活動とか、募金とか、
できる限りのことをするつもり~。」と。

 

自粛するところは自粛して、できることを探そう!って、すごい勇気をもらいました。

 

花ちゃん。 ありがとう!

 

大野さんの応援サイト→ ここをクリック 

 

 

 

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原発を知ることから

2011-03-30 | つれづれ

                               「断」

 

この国(日本)にも、実は私たちが知らない、恐ろしい仕組みがあるということ。

 

父は中学生の頃、広島で被爆。

私は子供の頃から、それは別に隠したり恐れたりするものではないと思って育ってきた。

 

けれど今思えば、父はあまり当時の話をしなかったし、

どこかでその話題はあまり出さないようにしていたのかもしれない。

 ごく最近になって、当時の恐ろしい状況や、

国の不条理、理不尽な対応について、ぽつりぽつりと。

 

今までの私は・・とてつもない国と企業の力に、どこかで諦めのようなものを

 

 

感じていた部分もあり。

 

でも今、この未曾有の震災の上に、放射能の恐怖の間近で暮らす方々の

尊い命と当たり前の生活を、そして未来の子供達の暮らしを守るためにも、

原発について、一人一人がもっと知り、もっと主張していくべき時なのでは・・と。

 

原発だけではなくて、知らず知らずにマインドコントロールされていることも

たくさんあるってことに、恐る恐るでも、足を踏み入れてみる時なのでは。。

 

一人ではできないことも、みんなで真剣に考えて、行動していける世の中に

変わっていけたらと。

 

原発の話題は、父が見たら・・と思うと、なかなかできずにいましたが

このチャンスを逃したら、唯一の被爆国が原発大国に成りかねない現実を

どうにもならない状態になってしまうかもしれないという危機感があり。

   

ところで、これ(↓ )知ってました? テレビでは放送されていなかったような・・。

かつてのマスコミは、権力に屈しない信念を持った人がたくさんいたように思うのは私だけ・・?

反原発デモに1200人 

 

華文字さん のところからのリンクです

原発がどんなものか知ってほしい

 

ichiiさん のとこからのリンク 

 ★→ 田中優×小林武史 緊急会議(1)

 ★→ 田中優×小林武史 緊急会議(2)

 

 

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春が

2011-03-29 | つれづれ

                    (はがき)

 

 

日に日に原発の状態は深刻となり、不安は募るばかり。

ichiiさんのとこで 原発について詳しく紹介されていて、しばし読みふけり。

 

何を信じていいのか・・これまで何を信じてきたのかと、改めて。

 

そんな中で、被災地の救援はなかなか進んでいないようだけど、

自衛隊の方が用意して下さったお風呂に入って、気持ちよかった~って笑顔を見てると、

あったかいものはほっとするんだろうなぁ・・って。

 

東北はまだ寒い日もありそうだけど、ちょっとづつ巡ってくる春が

気持ちの緊張もほどいてくれることをお祈りしています。

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トータス松本さんの『一日一歌』から

2011-03-28 | つれづれ

 

いつも元気をもらってるウルフルズ。

久々にHPを見たら、『一日一歌』 なるものを始められたようで。

被災地では・・お一人お一人それぞれの場面で、まだまだ何が起きたのか・・と、

目の前の現実を受け入れられない状況だと思います。

今は心の中で、心を強く持てますように・・と祈ることしかできませんが

この曲が心のどこかに届けば・・と、リンクさせていただきます。

 

その中の1曲  誰ひとり

 

 ウルフルズ トータス松本さん (← HPはここから) 

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春の虫

2011-03-27 | つれづれ

                      (倍版はがき) 

 

 

 

 

蟄蟲始振」 ちっちゅうししん

 

いつの間にか・・遅咲きの梅も散り、このあたりでも例年だと桜の開花が始まる頃。

桜前線は既に東京辺りに来ているらしいけど、近所の桜はまだ蕾。

 

それでも春の虫たちは、静かに動き始めているのでせう。

 

毎日、いろんな状況で被災された方々のことが伝わってきて

途方にくれるような現実に、被災していない私まで気力を失いそうになるけれど

傍観者ではなくて、当事者の一人としてできること・・を探してるけど・・。

 

これからちょっとづつ北上する桜が、被災地にも笑顔を届けてくれますように。。

桜が蝶を呼び、蝶が花に舞い実を結び、新しい種を蒔いてくれるといいなぁ。

 

ともかくも、目の前のことをひとつづつ・・元気に前向きにいきたいです 

 

今日は母の誕生日。

一緒に元気に迎えられたことにつくづくと・・感謝をしつつ。。

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被災地動物のこと

2011-03-26 | 

 

あまり遊ぶことを知らないみーにゃだけど、地震の前までは・・

見つめる先にある黄緑色のフェルトでできた人形はお気に入りで。

手でちょんちょんと突付いたり、高く投げては追いかけてた。

 一方ぷくぷくは、そんな遊びよりもベランダでのお昼寝がお気に入りで。

 

地震以来、押入れの寝床からあまり出てこなくなったみーにゃ。

今までになく、甘えることが多くなった・・。

今もある余震のたび、2匹とも、身を低くして隠れ場所を探す。

 

たいした被害のなかったここでさえ、なのだから、

被災地での動物達のことも心配。

先日、友人から「避難所の25%にペット同伴を」の嘆願書の署名依頼もあり。

 

 

何かできることは・・と探していて見つけたサイト

◆(財)日本動物愛護協会の 緊急災害時動物救援本部 では

 

被災地の状況や、義援金、支援物資募集などの情報あり。

被災地動物情報のブログ

セレナーデさんまたさんの執事さん 経由からの情報 の

 ◆ドッグレスキュー 神奈川県寒川に救援支部あり。

 

東北地方太平洋沖地震 -gooニュース

 

 

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まずはそこから

2011-03-25 | 岡本太郎

                     「自行」 (部分)

 

 

「なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ。」

 

岡本太郎のことば。  『壁を破る言葉』 イースト・プレス

 

 

そうは言っても、何もする気力のないときもあったり。

行動するには、気力も必要なわけで。

 

じゃあ、気力はどこからやってくるかっていうと・・

一人でいないってことかな。

 

どうしようもない中で、気持ちが動けなくなったら・・誰かと話をしよ 

ひとつの笑顔は、たくさんの笑顔を生むと思うから。

 

まずはそこから  

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辻晋堂展

2011-03-24 | 書展・展覧会情報

 

一昨日、遊さん からある展覧会のご案内を頂き。

 

「彫刻家といっても、既成のジャンルからはみ出した独自性があります。
岡本太郎さんのような爆発力とは違いますが、僧侶でもあったそうなので、
ほっこりした作品もあり、たぶん沙於里さんがお好きなのではないかと思い」と。

 

神奈川県立近代美術館 鎌倉 で、327日(日)までですが。

生誕100年 彫刻家 辻晋堂展

 

鵞遊さん、ご紹介下さりありがとうございます。

 

画像は美術館HPより拝借しました 

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思いを込めて

2011-03-23 | つれづれ

 

今、午後10時過ぎ。外を見たらいつの間にか・・雪が降ってきました。

 

今夕、東洋額装さんに、4月の書展の作品の表具のお願いしました。

けれど、書展が残念ながら、軒並中止になっていると伺い。

 

今日ご案内しようと思っていた、42日からの書燈社展も中止とのこと。

そこには停電という理由もあるわけで。

 

さて。

私達の蘭秀会展は、まずは開催予定でおります。

ただ急に心配になってきたのが、会場の停電等の状況。近日中に確認。

 

今回の震災後、節電や必要以上の買占めはやめましょうと、テレビやラジオ等々で。

それは言うまでもなく、それぞれにできることを、と思っています。

 

ただ、元気な私達まで気力を失っては、諸々支えられなくなってしまう・・とも思うのです。

できることは、今の今だけのことではない・・と。

 

これから先、復興にどれくらいの時間がかかるのかわかりませんが、

そのどこかの場面で、元気な自分が、何かの形で応援できたり、

一緒に喜べたりできたら・・と思っています。

 

今回の作品は、そんな強い願いと思いを込めて、書き上げました。

是非、見て頂けたらと思っております 

 

 

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奎星会展 レポート その1

2011-03-22 | 書展・展覧会情報

                       甲骨文「臨」 掘 吉光氏 

 

去る10日、37日~1213日まで開催されていた奎星展へは、塩川素子さん と。

 

最初に、同人・無鑑査会員の方々の作品がある上野の森美術館へ。

偶然、掘吉光氏にお目にかかり、あれこれお話も伺い。

 

今年は東京都美術館が改装中のため、会場が2ケ所に別れ、作品も小さめ。

大きいのは迫力があるけど、たまにはこのサイズの作品も楽しめて。

 

ということで、何点か作品をご紹介。

前衛書のパイオニアといわれる会だけに、文字作品よりも抽象作品が多く。

   

 

 

 

     小田原正龍氏               古小高遥泉氏

     塩崎  学氏               中西 浩晹氏

     田村 空谷氏               石井 抱旦氏 

 

 

    中村 冬龍氏                小椋 紫仙氏

    八重柏冬雷氏                中原 茅秋氏

    田鹿 硯峰氏                 吉川 壽一氏 

 

吉川壽一氏は、以前NHKの大河ドラマ「武蔵」の文字を書かれた方。

豪快な風貌とは違って?色を使われる作品が多く、今回は3D画面のような立体作品。

 

田鹿氏の作品は、箱型の額のアクリル部分に、白と黒の弾む線が書かれた奥行のある

やさしい作品。

 

 

 

     小宮 真美氏            合田 春江氏

     佐伯 孝子氏            柿田 辰巳氏

     喜代吉鐡牛氏

 

 

 

       桃太郎  氏          久保田麻裕氏

       廣田  修氏          関  天空氏

        三浦 隆子氏          穂苅 春蕗氏

 

今回の桃太郎さんは作品は、いつもと印象が全然違うう。

久保田さんは、力強い!隷書。蘭秀会にもいらして下さっていて

4月の展覧会では、木簡を書かれてます。

 

 

この翌日にあの大地震。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

全国から参加されているこの展覧会、震災に遭われた方々もいらっしゃるかと思います。

 

一日も早く被災された方々が笑顔で、また書に迎える日が来ますようにとお祈り致しております。

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