「長楽無極」
楽しいことが無限に続きますように、って。
そんなイメージで書いてみました。
習作ゆえ裏打ちしてなくて、加工してもしわ感ありですが。
はて、わたしにとって楽しいこととは?
臨書と土いじりができたら、もうそれだけでしあわせ〜。
でも、現実は生きてくって大変さ〜
そんな今日の一曲は♪
Blue Mitchell - I'll close my eyes
「長楽無極」
楽しいことが無限に続きますように、って。
そんなイメージで書いてみました。
習作ゆえ裏打ちしてなくて、加工してもしわ感ありですが。
はて、わたしにとって楽しいこととは?
臨書と土いじりができたら、もうそれだけでしあわせ〜。
でも、現実は生きてくって大変さ〜
そんな今日の一曲は♪
Blue Mitchell - I'll close my eyes
柳宗元の五言絶句「江雪」
千山鳥飛絶
萬徑人蹤滅
孤舟蓑笠翁
獨釣寒江雪
の最後の句。
ひとり かんこうの ゆきに つる
見渡す限りの山々には飛ぶ鳥も見えず、道は雪に埋もれて人の足跡も見えない。
それなのに、一艘の小舟に蓑笠を着けた老人が、ただ独り雪降る寒々とした川辺で 釣り糸を垂れているぞなもし。
このあたりは桜も咲き始めて、寒々という景色ではないけれど。
漢字五文字で、静寂や寂しさを思い浮かべることができるなんて、漢詩はJAZZだな。 漢詩もゆっくり読み解くといいものだなぁ、勉強したいなぁと思いながら、 奥が深くてとても追いつかない‥
詳しい解釈はこちらへ
http://www.kangin.or.jp/learning/text/chinese/k_A4_161.html
なんと、吟じている音声付き!
昔ならくすくす笑ってしまってたかもですが、なんだかこれまたいいものだなぁと。
木簡風に書いてみたけど、詩の内容からすると、こちらは違う風景かも。
詩や音楽の情景を想像できるような世界が書けたらいいなぁ。
半紙1/2 (部分)
昨日、今年初めての鶯の歌声を聞きました。
お目にかかりたかったけれど、姿は見えず。
目を閉じて聞くと、全身が麗しいベールに包まれるような快感。
とても透き通った自信に満ちた声でした。
さて、そんなわけで今日はこの漢詩。
鶯花世界如春夢烟両樓臺似畫圖
鶯花の世界 春夢の如く 煙雨 楼台 画圖に似たり
鶯鳴いて花は咲き、今やこの世は春夢の如くのどかである〜
早くも弥生三月も半ば。このあたりの桜の蕾も少し膨らんできました。
とは言え、ここからまだまだ三寒四温、ご自愛くださいませませ。
部屋の片付けをしていて出てきた15年前に書いた「掃雪烹茶」
ゆきをはらってちゃをにる
雪の水で茶をたてること、と書いてあったけど。
今年は暖冬、もうそろそろ春かと思っていたら昨日から関東も雪。
このあたりはまだ少し積もった程度だけど寒い~
こんな寒さの中、外には出たくはないけれど
雪を部屋に運んで来て、溶けた水でお茶をたてる風情も一興かな。
花粉や大気汚染もあるから、たぶんやらないけれど(笑)
漢詩の世界に流れる時間は、穏やかで豊かなのに
21世紀、世の中はどこへ向かおうとしているのでしょうね。。
今日から文字サイズをひとつ大きくしてみました(^^)