越智麗川氏(部分)宮沢賢治「春と修羅より」
昨日は、昨年もお邪魔した現日書展へ。
ゆっくり拝見して写真も撮らせて頂いたつもりが、
先日カメラが壊れちゃったので買い替えたら、まだ使いこなせていなくて
ほとんど没状態・・の中から、なんとか書TENのメンバーの方の作品をご紹介。
まずは、やっぱり大好きな越智氏の作品。
今年は二曲の屏風に多字数。↓左:作品アップ 右:全体
朴訥とした文字なのに、根気というより執念のような気迫が切々と迫ってきて
一字一字が読めない全体像からも、なぜか引き寄せられるのでして。
そこに、越智氏の「魂」が込められているからなのでせう
そして、木原光威氏の「篠原鳳作句」。
毎回、構図の斬新さに、つい唸ってしまうなり。
そしていつもながらの美しい淡墨、温かくも凛とした線も魅力的。
そして。
岡村雞守齋氏 谷合双辰氏
伊地知星夏氏 多田翠香氏
中谷翠泉氏 小林玲泉氏(書展メンバーではありません)
写真がほんと・・うまく撮れてなくて・・申し訳ありませんです
次回までには、もうちょっとカメラも勉強しておきます
そして、鳩居堂での市川嘉泉書展も、写真はOKでしたのに
ここでも撮影失敗・・
作品も美しく清らかでしたが、表具も素晴らしかったです。
伺ったら、大阪の某有名表具屋さんとか。
左のは、作品右上に金糸?のうさぎさんがいました。
書の公募展や、おそらくたいていの社中展での表具は、ほぼ表具屋さん任せ。
けれど本当は、仕上がりまでを想像しての作品作りが楽しいわけで。
でもまぁ・・表具を「お化粧」ということもあるけど、そう考えると、
お化粧はプロのメイクアップアーチストさんもいるわけで。
自分のイメージは持ちつつ・・がよろし、かな
そして、石橋鯉城氏主宰の第50回文鳳会書展にも、お邪魔をば。
こちらも格調高く、書三昧の充実した一日でした。