心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

デメニギス

2013-02-28 | つれづれ
                             (部分・色反転)




頭がスケルトンの深海魚デメニギス って知ってます?



動画


ニギスと呼ばれる魚の仲間で、漢字にすると出目ニギス?だそうで。
頭ン中丸見えで、ゆうらりゆうらり、揺蕩って(たゆたって)らっしゃる。

私も、もっと力を抜いて、らく~に生きたいなぁ。




今日のBGMは The Staves - Winter Trees

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パンチだな

2013-02-25 | つれづれ
                       はがき (部分)


変えたい
変わりたい

もうずっとそう思いながら、大して何も変わりなく 


それが人生だよ、と言う人もいれば
人生は変えていくものだよ、と言う人もいれば
ただ毎日を坦々と繰り返すことがよろし、と言う人もいれば。


「全てをあきらめても心臓だけは勝手に動いている」

・・って言ってたのは、誰だっけなぁ。


パンチだな。
どこかからパンチを引っこ抜いてくるとするか~ 


今日のBGMは、アン ディ・プラッツ率いるロンドンのファンク/ソウル・バンド、
Mama's Gun の The Life and Soul アルバムフルバージョン!

パンチがやってきそうじゃ~。
いつかyou tubeから消されそうだけど



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春を前に

2013-02-23 | つれづれ


                          「冬」

                   冬の
                   うっすらした気持ちに触われば
                   一途な安らかなちからが分かるだろう
                   
                                 八木 重吉



なんとなくここんとこ、八木重吉を読んでます。

うっすらした気持ち、ということばの美しさに
一途な安らかな力、という静かでひたむきな強さに
冬の終わり頃の今、触れることができて
ありがたいなぁ、と 

春はもうすぐそこまで。
力をもろうたなり。

                    
今日のBGMは Michael Hedges - Aerial Boundaries
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小鳥は詩人

2013-02-22 | つれづれ

今日2月22日は、にゃんにゃんにゃんということで、猫の日らしく。
といっても、我が家の猫さまたちはいつもと変わりなく。

猫の日だけど、我が家では12才だったセキセイインコのきーちゃんの命日でして。

これは13年前、みーにゃがまだ1歳の頃。先住のセキセイインコのきーちゃんと。



生後2ヶ月位のとき保護したみーにゃとよく遊んでいたので
きーちゃんは全然恐れることなく、みーにゃも手を出してるようで襲うことなく。
みーにゃ、ちっちゃ。。



今日は写真をめくりながら、こんなことあんなことを思い出しつつ。


 草は詩人
 小鳥は詩人
 人間に詩人は少ない
     
       (八木重吉詩)



鳥のいるカフェ

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白隠と円空

2013-02-20 | 書展・展覧会情報


先週末、栃木県在住の旧知の知人Uさんから、久しぶりのメールを頂き。
白隠展行かない? と。
ちょうど行きたいと思っていたので「はい、よろこんで~」

江戸時代の禅僧、白隠慧鶴(はくいんえかく)は、現在の臨済宗の僧侶たちの
系譜をさかのぼれば、全て白隠に行き着くほどの重要な存在。
80余年の生涯を民衆教化に捧げ、その手段として大量のユニークな書画を遺した、と。
(パンフレットより)



おなじみの作品から、初めて観るもの、意外にも大作だったり、
大胆なもの、緻密なもの、風刺あり、くっく・・て笑えるユーモアあり。

大作の達磨像の、太く勢いのある筆致は、観ていて気持ちがよく。
ちっぽけな迷いなんぞ、このひと筆で掃ってくれようぞ~ってな風で。

「線」の力、魅力を改めて感じたなり。

2月24日(日)まで開催中。10時~19時まで、金曜日は21時まで。


追記:みのりさんにコメント頂き、あ、そうだyou tubeあったっけ、ことで↓



会場を出たのがお昼過ぎ、ってことで台湾料理 龍の鬚でランチ。
大学の頃渋谷に行くと、安くて美味しいこのお店には何度か。
豚の角煮そばを注文したら、角煮がゴロゴロ~で美味しかった~

Uさんは、今年で70歳。
60才で定年後、反対する奥様を説得して、自宅を売って栃木の800坪の土地を買い、
古民家を移築、そこで家を自分で修復しながら、畑をやったり
頼まれたら家具を作ったりと、悠々自適な田舎暮らしをしておられ。

それが10年経って一段段落して、はて、次は何をしようかと思ったら
白隠展をきっかけにしたいと思われたそうで。

チェーンソーで木彫を創ってみたいとか、あれこれお話を伺っているうちに、
ちょうど今円空展もやってますよ~ってことで、上野へ。





以前見た円空とは違って、2mもある大きな作品や、それこそ大木を使った
金剛力士立像(下の写真の下段右から2番目の)もあって、刺激感激満載。

今年古希ということで、そうだ!ぜひ古希展を!と、大きな夢を語り合い、
まだまだこれから~とおっしゃるUさんに、
私もわくわくを頂いた一日でした、とさ

円空展は、4月7日まで開催中。
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My Song

2013-02-19 | つれづれ
                            (顔彩・指で)

デフォルメは詠嘆。
中川一政がそんな話を。


ここんとこ、夜寝る前に、熱めのホットミルクを飲んでます。
不思議とよく眠れるのでして。

ふと、急に聴きたくなった今日の1曲。
Jarrett & Garbarek - My Song

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神奈川県代表書家展と次代を担う新進作家展

2013-02-16 | 書展・展覧会情報
               石川芳雲氏


前回につづき、神奈川県代表書家展と次代を担う新進作家展の模様を~
会期中なのでちょっとだけ 
(写真撮影と、ブログ掲載のOKは頂いています)

最初の作品は、石川芳雲氏。全体はこちら↓の左側。右は新井青谿氏。




上左:中谷翠泉氏 上右:越智麗川氏
下左:松根和雄氏 下中:武田綾苑氏 下右:島川芳洲氏







お正月の書燈社展でお目にかかった、栃木郁子氏の「蒼への憧憬」
いつも自作の詩を書かれていらっしゃいます。

同じ建物の中の3つの会場で開催されていて、作品はまだまだたくさん。
色々な会派を越えての、書風、書体表具もさまざま、見ごたえありました。
お近くにお出かけの際は、ぜひ~。19日(火)まで開催中です。

一昨日、旧知の友人から突然お誘いがあり、今日(土曜日)は渋谷BUNKAMURAで開催中の
白隠展に行ってきま~す


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王義之展と神奈川県代表書作家展へ

2013-02-14 | 書展・展覧会情報


今日は母と書展巡り。
最近足の調子があまりよくない母は、両方は無理かも・・と言いつつ
私が強引に誘って上野と横浜へ

まずは上野東京国立博物館平成館で開催中の「書を芸術にした男 書聖 王義之」。



比較的空いていたけど、人気のある作品や、今回新たに判明して世界初公開という
「王義之尺牘大報帖(おうぎしせきとくたいほうじょう)」周辺などは
四重位の人の列が全然動かず。。
あの会場をじっくり観ようと思ったら4時間はかかりそう。。

王義之だけではなく、王家はじめ伝統を継承してきた
そうそうたる書家の著名な作品も陳列。

世界初公開の作品は、正直言うとそれほど感激はなかったのだけど
改めて書や書家の流れを見て知ることができて、
今まで興味がなかった書風に惹かれて、勉強してみたいなぁと思ったりなり。

以前、先輩が勉強されていたのを拝見しながら、
いつかやってみたいなぁと思っていた黄庭堅とかも、いいなぁとため息。。

かなり見ごたえありました。
展覧会は3月3日まで。

で、精養軒で遅いランチをしてから桜木町での、神奈川県代表書家展へ。
作品のご紹介はまた明日にでも。こちらは19日まで。

帰り際、会場出たところの古本売場にちょこっと立ち寄り。
思わず3冊購入。



黄山谷 伏波二玄社刊 


上田桑鳩臨書集 第三巻 天来書院


そして昭和28年刊の、臨書新研究 上田桑鳩著 教育圖書研究會刊


今日は今までにない刺激と感激をたくさんもらってきましたとさ 
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無尽蔵

2013-02-11 | つれづれ
                  「無盡蔵」  (半紙1/2) 


富山の家具店、米三本店での二人展に出品していた作品。

無盡(尽)蔵(むじんぞう)とは、いくら取ってもなくならないこと。
広くて、尽きることのない徳を包含する蔵。すなわち、仏教のこと。 (大辞泉より)



とるものなど何もない私だけど
ほんの少しでも、どこかで誰かの役に立てることがあるとしたら
無盡蔵でいたいなぁ。



あっという間に終わった三連休でしたが、少しだけリフレッシュ 
というわけで、今日の1曲は、大好きなRa Ra Riotの ♪Too Dramatic

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神奈川県代表書家展と現日春季書展のご案内

2013-02-11 | 書展・展覧会情報

今日は書展のご案内をば。
まずはここ数年、毎年お邪魔している神奈川県代表書家展と、
次代を担う新進作家展。

2009年の新進作家展で、素敵だなぁと思って、勝手に拙ブログでご紹介させて頂いた
越智麗川氏と、栃木郁子氏とは、その後もブログを通してご縁を頂きまして 

越智氏は、私なんぞを書TENにお誘い下さいまして
栃木氏とは、書燈社展で、以来毎年お目にかかり、窪恵雪さんとのご縁も頂いたり 

代表書家展には、石川芳雲先生も出品されています。

そんな出会いのきっかけとなった展覧会、今年も楽しみです。
どちらも2月13日~19日まで。会場はJR桜木町駅からすぐ。





そして、その越智麗川氏はじめ、書TENメンバーの方々所属の現日春季書展。




 2月20日(水)~3月4日(月)まで  2月26日(火)は休館 
 東京六本木 国立新美術館3階3B室

 2月23日 午後3時~4時半 講演会
 「現代書の可能性」 講師 出光美術館 笠嶋 忠幸氏



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