心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

今年もありがとうございました

2017-12-31 | つれづれ
                        甲骨文 「光」

今年も世界のあちこちで、国内の政治や社会でも、色々なことが起こりましたね。
そしてそれぞれに身近な友や家族の間にも、色々なことがあったことでせう。

いいことばかりじゃなくて、いいことなんてなかったと
思うこともあるかもしれませぬが、少しだけ視点を変えると
悪いことばかりじゃなくて、いいことも見つけられるかもです

大晦日に、背負ってたものを全部降ろして
元旦には身軽になって、ありがとうの気持ちを携えて
新しい年をらんらんと過ごしていきましょうぞよ 

今年最後の、今日の1曲は名曲 Louis Armsrong - What A Wonderful World

今日の父にこのCDを贈ったら、青春時代を思い出すなぁと
なんとなく元気な笑顔を見せてくれました。
この方の世界は、なんて懐が深く温かく、救いを与えてくれるのでせう。

お時間ありましたら、歌詞も読んでみてくださいね。
英語&日本語歌詞はここをクリック

来年は日々の暮らしを整理しつつ、またこのブログに戻ってきたいです。
今年も拙ブログにおつきあい下さり、ありがとうございました。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


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天使がやってきた

2017-12-26 | 

今日、Satokoさんから素敵な贈り物が届きました😍

このブログでは、またさんの執事さんとして、猫つながりでご縁を頂き、
またさんもうちのにゃんずも亡き後も、大切な友人です。

今年の2月に続けて亡くなったみーにゃとぷくぷくのポートレート。



細い毛の一本一本、鉛筆で描かれたそうです。
2匹の穏やかな表情から、柔らかな肌触りや、声や仕草が思い出され
いとおしさが募ります

みーにゃ


ぷくぷく



この世では、2匹が抱き合う様子などあり得ない光景だったけど、
天国ではこんな風に寄り添い、時々私と暮らした日々を
思い出してくれてたらなぁ、なんて思ったりしています。

みーにゃもぷくぷくも、天使になれたんだなぁと、
なんだか許された気がして、ほっとしました。

さとこさ~ん。
本当に、本当に、ありがとうです
大切に、一緒に暮らしていきます。

メモリアル~ クリックしてちょ。 

みーにゃ&ぷくぷく
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自然体で生きるというのは

2017-12-23 | 禅語・般若心経


至道無為(しどうむい)

老荘思想の根本でもあるこの言葉の意味は
もっともよい道は無為自然であるということ。
無為自然とは、作為がなく自然のままであること、とな。

自然体で生きるというのは、自分勝手に生きる、とは違う。

自然体で生きるというのは、大空をゆく雲のごとく
晴天も荒天も、善も悪も、嬉しいも悲しいも、生きるも死ぬも
ありがとう、と思えることかなって、ふと。

久々に今日の1曲は、Haruka Nakamura - Light


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家族の備忘録

2017-12-22 | 母・父

日付が変わったので、昨日の嬉しかったこと。

高校のブラスバンド部の後輩だったまっちゃんが、なんという巡り合わせか
母の在宅看護の看護師さんとして担当して下さっていて。

昨日は午前中から実家へ。
久々にまっちゃんにも会えて、お世話頂く間に色々とおしゃべり。

不安や焦りの只中にいた私と父に、まっちゃんはじめ、いつも明るい笑顔で
サポートして下さる皆さまに出会えたことは、唯一の救いでした。

まっちゃんのパワーをもらって、なんだかうれしくて、
らんらんらんって気分で父の食事を作っていた時、
なんとなく視線を感じて目を向けると、ベッドにいる母が私をじーっと見ていて。

なので、私は不気味な?ダンスをしながら母に近づき、
「おかあさ~ん、好きよん、好き好き~」って言いながら抱きついて
この人だあれ~って聞いてみた。

そしたら! 目をぱちぱちさせながら普段、声を発することもない母が
「さおり」と、私の名前をはっきりと言ってくれたのでした~

突然のことに、父と「えっ」とびっくりポンでした。

やっとのことで私の名前を言えたので、父の名前が出てこなくて残念でしたが、
友人にその話をしたら、
「お母さんはさ、あなたの挙動不審ぶりに、
さおり、大丈夫?って心配したからじゃないの?」だって~(笑)
当たってるかも~

そのあと、何度も母に抱きついて、顔にちゅっちゅしたら
あれは絶対、まったく~って笑ってました。

たくさんの人にサポートして頂き、私たち家族はしあわせです。

今日の画像は、昨年5月に母が書いた書です。
今はもう母は書けないと思うけど、お正月お世話になるショートステイ先で
皆さまと書初め会ができたらなぁと思っています。







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喝は喝でも

2017-12-13 | 禅語・般若心経


前回の書道教室で、久保田さんが選んだ言葉を書いてみました。

わたし的には、問答無用のそれではなく、
どこか愛嬌と愛情のある「喝」と思って書いてみたなり。
(口が日にも見えますが、筆の遊びですのでご容赦を)

こちらは、口を画面下に持って行って腹の底から来る「喝」のイメージで。



この時は時間がなくて2枚だけしか書けなかったけど、
いろんな場面の、いろんな思いの「喝」は無限なわけで。

気持ちいいこと悪いこと、善悪、苦楽等々、二極のそれらを
日々なるべくなら体感しつつ、自分の中に感じる「喝」を探してみたいです。

なんていうか、日々を生きるという味わいを、
文字-書を通して体現していけたらしあわせ 



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第十七回 扶桑印社展のご案内

2017-12-12 | 書展・展覧会情報

日付変わって、今日12月12日から第17回扶桑印社展が始まります。
今回は全会員の方の中から150数名を選抜しての展覧とのこと。

 ■平成29年12月12日(火)~17日(日)
  10時~6時まで 最終日は5時まで

 ■銀座セントラルミュージアム銀座

これまでお邪魔した扶桑印社展の模様はこちらから
(ずずいと下まで続きます)


ご案内状を稲村龍谷氏より頂き、そこには書の師、稲村雲洞先生旧蔵の龍門造像が。






雲洞先生は龍門もお好きで、お稽古の合間に時々所蔵の拓本の数々を見せて下さり。

けれど、ゆっくり拝観していると、わからないだろうからもったい、
とでも思われるのかどんどん頁をめくられて、
あらよあらよと閉じられてしまうのでした。

でも私にとって、そんなところも、書を愛してやまない
師の魅力のひとつでもありました。

今回の北魏比丘・・の造像の拓本も、お稽古の時、
実物を拝見した記憶が鮮明にあります。

その原本を拝観させて頂けるのは、師にお目にかかれることのように感じ
それもまた、楽しみにいたしております。


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我逢人

2017-12-10 | 禅語・般若心経



禅語の我逢人(がほうじん)

我、人と逢うなり

心と心、物と物、人と物との出会い、出会が人生を変える、出会いを大切にって意味。

今日は大学を出て最初に就職した和紙工房の社長ちゃんのいる老人ホームへ向かってます。
社長ちゃんが7日、私が8日、誕生日だったよね、一緒にお祝いしようと電話があり。

たぶん80歳にはなっているのに、女一人、まだ現役で頑張っている最中、今春頃、脳梗塞で倒れて半身不随になるも、相変わらず口は達者でほっとしました。
ん10年のおつきあいを頂いていて、私の人生は社長ちゃんでできている的なところも多々あり。

拙ブログにも時々登場していた社長ちゃんとのエピソードはまたボチボチ。

我逢人。
大事な出会いのひとつです。
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家族の備忘録

2017-12-08 | 母・父
                      「今」

昨年の5月頃に書いた母の書です。

2年前の6月、脳動脈瘤の予防のための手術中に脳梗塞を起こし
高次脳機能障害になり、その後色々色々なことがあって。

今夏から在宅介護になり、週の半分はショートでお世話になっていますが
誤嚥があるのでほとんど何も食べられず高栄養の点滴のみ、
寝たきり、声を出すことも、体を動かすこともできない状態。

それでも、声をかけると顔を向けてくれたり、
ごくたまに、うんって少し顔を縦にふってくれたり。

そんな状態の中。
昨日、車を運転しながらふと、母がよく言っていた言葉を思い出して。

「本当はボランティアで、のんびり書道を教えたい」
なんだか、母の気持ちが今はよくわかる気がして、涙が出ちゃった。

そのことを母に伝えながら、
だから、ボケてる場合じゃないんだからね、シャキッとしてください。
お母さんの声をまた聞きたいから、声を出す練習しよう!
と、何度も声をかけて、
「お母さん」って言うから「はぁ~い」って言ってね、って。
何度も何度も呼びかけていると、目に力が入ってきて口をもぞもぞ。

はぁ~いは難しいから、じゃぁ、あ~って言おう。
私が何度もあ~、あ~、あ~って言っていたら、小さくて短いけど
「あ」って喋った!

その瞬間のときめいた気持ちは父も同じで、二人で顔を見合わせて
気持ちは三人で笑顔になって。

わかってるのかな・・と、どこかで思っていたけど、
実は母は全部わかっていたのかも。
だから、普通に普通の会話をしたら、ちゃんと応えてくれたんだね。

ヘルパーのTさんはじめ、サポートして下さる皆さまが
とても明るく、心のこもった対応をして下さっていることもきっと
よい刺激を与えてくれているのだと思って感謝の気持ちで一杯です。

なんか、私も父も益々やる気満々。
そして、今朝、父から電話が。

お母さん、今日はおはようって言ったよ!

夕方にまた電話が。

今度はヘルパーさんに、こんばんはって言ったよ!

今日12月8日は、私の誕生日でしたが
とてつもなく嬉しい贈り物をもらいました。

まだまだ希望を持って、家族で生きていけそうです。



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「帽子のお直し日」のご案内

2017-12-08 | ワークショップ・ライブレポートなど
            10月に横浜エリスマン邸で開催された帽子展


なかなか会えないけど、会うといつまでも話が尽きない
大好きな帽子作家、いわもとけいこさんからの告知です。

いわもとさんとは、先月二人展でお世話になったギャラリースペース游で
帽子と彫金作家の赤川広幸さんと私の三人展、昨年のつなぐ展
でもご一緒させて頂いたり。




アトリエの生徒さんたちとの展覧会に、私は「叶」シリーズで参加させていただきました


これまで何度もお互いの思いを語り合い、やってみたいことを共有しながら
私は父母や老猫の介護が始まり、なかなか形にしていけなくて
申し訳ないやらもどかしいやらの中をぐるぐるしているのですが、
いわもとさんから、とにかく今できることを始める~と連絡を頂きました

帽子を楽しむ方も増えています。
またこれから寒くなる季節、帽子を被るだけで思いのほか暖かいものです。
でも自分で帽子を作るなんて、いわもとさんと出会う前は思ってもいませんでした。

いわもとさんの帽子は、手縫いで作ります。
師走に入り、何かと気ぜわしい時期ですが、少しだけ時間を止めて
ゆったりとした時間をご一緒にいかがでしょうか~。

お裁縫が苦手な方でも大丈夫とのことです。



さて、ご案内です。

師走の忙しい時にこんなことを・・と思いながらアトリエで
「帽子のお直し日」会をやります。

 *自分に合う帽子が見つからない
 *洋服のリメイクで帽子を作ってみたい
 *市販の帽子ではサイズが大きすぎるので自分で作ってみたい
 *端切れを使って帽子につけるアクセサリー作り
 *自分に似合う帽子の被り方

などなど、なんでも一日相談日です。
料金は、簡単なお直しなら¥500~です。

もちろん、え~どんなことやるの?とか、私にもできるかなぁ?とかいう方は
お茶をご一緒に~だけでもOKです。

 ■12月19日(火)・21日(木)13時~

 ■帽子のアトリエ IWAMOTO

 町田市玉川学園4-14-15 ヴィラ玉川学園101
 小田急線玉川学園駅下車 徒歩20分弱 ゆるくて長い坂あり
   
 お問合せ:080-3538-7465 (岩元)

 

岩元さんの帽子やワークショップの模様はここからどうぞ

お気軽にお問合せ、ご参加、お待ちいたしております。
こちらのブログ、FB等へのお問合せもOKです。



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二人展終了しました

2017-12-04 | ギャラリースペース游

先週日曜まで開催していました陶芸家山﨑まさおさんとの二人展、
無事終わりました。

また日常に戻り、溜まっていたあれこれをこなしていたら
すっかり更新が遅くなりましたが、会場にお越し下さった方、
このブログやFBを通してご覧下さいました皆さま、
本当にありがとうございました

もともとは山﨑さんの個展に、ちょこっと置かせて頂く的な参加でしたが
今回で3回目となり、新作と過去作品、小品も入れると60点以上、
壁面も少しにぎやかになりました 

クリスマスとお正月をちょっと意識して、赤と白をアクセントに。
若かりし頃、1年の中でクリスマスが一番好きで
クリスマスグッズがたくさんあるので、ちょこんと置いてみたり

いらして下さった方々に、無彩色の陶と、墨や色の作品がちょうどよく
響き合っていて、心地いい空間だね、と言って頂けてうれしや~でした。









来年は、と、今からやってみたいことがいくつか。
山﨑さんとより響き合える作品、居心地のいい空間を作りたいと思っています。

来年もまたご覧頂けましたら嬉しいです。

ありがとうございました








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