前田次郎氏「山」
昨日の書展巡りの続き・・まずは鳩居堂での不手非止同人展から。
なんて読むのかな・・と思って検索したら「ふでびとどうじん」と。
扶桑印社展会場で、う~ん・・どこかでお目にかかったことがある方・・と
思っていた、大柄の独特の風貌のお方が、ここにもいらして
あ・・そうだ。美術評論家の小野寺啓治氏だ。。
骨太の剛健な印象だけど、作品はゆったりとした人肌を感じるなり。
軸装の生地は、バリ島のバティックを使われていて、そんなところも私好み
今は休刊のようだけど、雑誌「不手非止」の同人、浦野俊則氏、小野寺啓治氏、
小木太法氏、野中吟雪氏、前田次郎氏の5名による恒例の展覧会のようで。
階下ではメンバーの小木太法氏の個展も。
上段:小野寺啓治氏 中段:野中吟雪氏 下段:小野寺氏・浦野俊則氏
それぞれの個性が、ぎんぎん感じる会場でした
写真はOKとのことでしたが、ブログ掲載NGでしたらご一報下さい
そして、ほんとはこっちが先だったんだけど、東京銀座が朗美術館での
かなの会 舟友会春季書展。 かなの会場はいつも華やかな女性で一杯。
構図が斬新って思った2点をば。杉岡華邨氏の賛助出品もあり。
左:青木錦舟氏 右:吉田博氏
そしてお隣の会場での墨華書道展。こちらは伝統的な書風の作品がズラリ。
ちょうど特別参考作品の比田井天来先生、川谷尚亭先生、桑原翠邦先生、
渡邊沙鴎先生などの作品の解説をされていて。
書の奥深さにため息ばかりだけど、よい目習いになりました。
休憩なしで一気に拝見したので、今日は腰が痛い・・