心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

笑いながら誇らしげに

2017-03-31 | 

ようやく桜の季節がやってきて。
もう少しだったのに、遠かったなぁ。

私の中のもうひとつのメモリアルデー。
今日は17才10ケ月で星になったみーにゃの四十九日。

2匹が続いて天国に行ってから、買い物に行くと花を買うようになって。

春も近づき、殺風景になっていたベランダガーデンを再開しようかなと
種や苗を植えたりの時間が少し増えました。

これも猫さまたちのお蔭ね。

みーにゃを花にたとえると、どんな花?と、お気に入りの花屋さんで。
たおやかでしなかやでやさしくて。色は白、淡いピンク、淡いグリーン。

ツンデレで気難しい方だったので、意外~と思いながらも、
うんうん、そうそうって嬉しくなる。




手のひらサイズの時に道端で保護してから約18年、
私もまだ若かったなぁとか、そう思うと一緒に過ごしてこれたことに感謝ですね。












久々・・ほんとに久々の今日の1曲は、前にも登場
大橋トリオ ♪はじまりの唄




はじまりの唄-歌詞
コメント (9)
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常福寺ライブ 死を想え-メメントモリ

2017-03-30 | 禅語・般若心経

久々の更新~。
ようやく桜の花もちらほら咲き始めましたね。
日々を生々しく生きてます~なんちゃって

さてさて、常福寺での講演会とライブのお知らせです。

「死を想え」-メメントモリ と題して、一部は
立川談四楼さん筒井ともみさん篠原勝之さんによる講演会。

二部は灰野敬二氏田中悠美子さんによる演奏会。

田中さんのHPには、義太夫三味線、声、身体、人形、
エレクトロニックサウンド、映像、照明によるミュージック・パフォーマンス-
とあり、なにやらエキセントリックなライブの予感 

■2017年4月8日(土)
 
 第一部 無料 (要予約)

 13時~立川談四楼さん
 14時~筒井ともみさん
 15時~篠原勝之さん
 16時~三氏パネルディスカッション

 第二部 ¥3,000 (要予約)
 
 開場:18時 開演:18時半~


早めに行くと、奥のお座敷でお茶(有料)を頂きながら
夕暮れ時に枯山水を眺めたり、静かなひと時を過ごせます。

座席指定はなく、当日開演時間と同時に順次お堂に移動します。

お堂の戸を開放しての開演のため、夜は冷えます。
各自防寒具持参のこと。椅子席と座布団席あり。




詳細はこちらからもご覧になれます⇒ 常福寺
ちらしpdf (2頁あります)


ここ数年なかなか伺えずにいましたが、色々と整理整頓をしつつ
また心が動き始めたらなぁと、お邪魔したいと思っています。

っていうか、今回もこのメンバー、すご過ぎません?


以前伺った常福寺、こちらからどうぞ~ ↓

2008年おおたか静流さんのライブ

野草天ぷらの会

座禅会

田代薫さんのピアノ
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メモリアル

2017-03-21 | 

今日は、ぷくぷくの四十九日でした。

2月1日にぷくぷくが、2月10日にみーにゃが続けて逝ってしまって
使っていた寝床や食器はそのままあるのに
家の中が急にがらんどうになったようでした。

ただ、あれから部屋の中にも花がいてくれるようになりました。
ぷくぷくには黄色や橙色の元気な花、
みーにゃには白やピンクのたおやかな花。

花にたとえたことはなかったけれど、
うん、そうそうって、改めてそれぞれの個性を感じています。

私のメモリアルとして、今日はぷくぷくの懐かしい写真を
残しておきたいと思います。
おつきあい頂けましたら幸いです














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帯の夢

2017-03-17 | 母・父


父と母は着物が好きで、その昔はよく家に呉服屋さんがいらしていて。
父はその呉服屋の旦那と二人で飲んでは、あれこれ語り合っていたなぁと、ふと。

お母さんはもう着物を着ることもないのかなぁと、父が整理をしていて。
お前が着れそうなものを選んでくれ、と父。

残念ながら一人では着れないし、着る機会もないなぁと思いつつ、
これを機に着付けを習おうかなぁと思ったり。

帯は写真以外にもまだまだ色々あって。
一枚一枚、母と父が選んだものだと思うと感慨深く。

原爆を体験した父、疎開を体験した母。

戦後の激動と高度成長期を生き抜き、今を生きているんだと思うと、
人生は短いようで長く、長いようで短い。

私のなんて、飲み明かして語り合うほどのものもなく、
全然ちょろいなぁと、ふと。

生きてきた道のりを考えると、
尊敬と感謝の気持ちを覚えずにはいられないのでありんした。

‥と、父には面と向かっては言えないので、この場を借りて 

ありがとう。

久々に今日の1曲。
やっぱりいいなぁ

Tom Waits - San Diego Serenade
この方のサイトにあった日本語歌詞

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工房YUAIコレクション展

2017-03-13 | 書展・展覧会情報


12日まで渋谷ヒカリエで開催されていた工房YUAIコレクション展に
11日、お邪魔しました。

3.11の復興イベントとして、11日には谷川俊太郎さんの朗読会もあり
その時間だけカーテンで仕切られた会場には、たくさんの人が。



なんだかわくわくする作品たちに囲まれて、穏やかでやさしい時間を過ごしました。


力強い刺繍からエネルギーを感じました。


山本寛斎氏とのコラボ作品も。




陶芸や、最初の大きな愛嬌のある顔は、オリジナル和紙でできています。




青梅市にある知的障害児の支援施設、社会福祉法人友愛学園にある
クリック⇒工房YUAIでは、様々な創作活動をされていて。

和紙・陶芸・藍染め・草木染め・織・木工、絵画・音楽療法・理学療法。
サポートされているスタッフの方々の溢れる想いが、多様な表現を可能にしているのでせう。

工房のHPを拝見したら、おおお。。。
大好きなおおたか静流さんがいらはる~~ ⇒ここ

ああ。。
やっぱり好きと感じる世界はつながってるんだなぁと。
またここへ帰ろう。

しばらく寄り道、迷い道をウロウロしていたけど、ちょっとづつ思い出してきた 

春も近し。
もぞもぞと土の中から動いておくれよ



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工房YUAI展

2017-03-11 | 書展・展覧会情報


今日はこれから、こちらの展覧会に行ってきまーす。

ブログ友の美游さんのお友達がボランティアで染めや織りを教えていらはる、青梅の社会福祉法人友愛学園。
その成人部のART & 工芸の展覧会が開催されます。
今日3/11は、詩人・谷川俊太郎さんのライブも。

「工房YUAI展」
渋谷ヒカリエ 8 / COURT
3/9(木)17:00〜19:00
3/10(金)11(土)11:00〜19:00
3/12(日)11:00〜18:00

☆⭐︎LIVE 3.11 谷川俊太郎からの贈り物 with 音楽療法
未来にいのちをつなぐ「祈り」の朗読を3月11日14時46分にきく。
14:00開演〜15:00終了

http://www.hikarie8.com/court/2017/01/post-207.shtml




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楽天

2017-03-06 | 母・父
           

            
ときにはへなへな~ってなってもいいんさね。
遊び心がやる気をつくる、ってもんだからさ。

そんなようなことを、母とよく話していたっけ。

2年前の6月、脳の手術中に脳梗塞をおこし、高次脳機能障害となった母。
術後しばらくは、それでもまだ冗談も言い合えて。

私:お母さんみたいな行草も書けるようも勉強しなきゃ。
母:そうね。でももう遅いけどね

母は寝床に入ってもスタンドの明かりで書の本を読んでいたらしく。

母:あなたは感覚的にはいいものを持ってるんだけど
  あと少し勉強ができたらねぇ。

そう言いながらも、私の絶対の応援者でした。
お互いにないところを刺激しあい、ライバルでした。

母にこの「楽天」を見せたら、ふふっと笑って楽しそうねと言ってくれて。

書は「正しい」だけが魅力ではなくて。
私の体温や癖、思い、生きざまが刻されているような書が書きたいものです。
母の書-「夢」のように。

私はまだまだ修行が足りないでありんす 

 (クリックで拡大します)
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母からの贈りもの

2017-03-04 | 母・父
                 高次脳機能障害となった母が書いた 「夢」



一昨日、午前中は書道教室。
午後からは父を病院に送ってから母のいる老健で面談。

元気だけど、少しづつ言葉や表情が減ってきたので、薬を減らせないものでせうかと相談。
諸事情が絡む現実に、やるせない思いの行き場もなく。

今日はそれでも母の一瞬の笑顔を見れて会話もできて。
久々に筆を渡すと、思いがけずちゃんと書けた(^_^)

何度か書くと繰り返し行動が始まるので、最初の一枚が良ろし



スタッフの方に、書道の先生だったんですよね、と言われて何かを思い出したのか、
暫く真剣な眼差しで半紙に向かっていました

猫たちが続けて亡くなり、情けないことに体調崩していましたが、
また書に戻ろうと思えるきっかけをくれたのは、やはり母でした

今を生きる母の隣にいられることに感謝です。

コメント (2)
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