すっかり更新が遅れてしまいましたが~。
16日まで銀座Art Pointで開催されていたNew Year Selection 2015
無事閉幕しました。
会期中、お寒い中、会場にお越し下さった皆さま、
ほとんどお目にかかれないままでしたが、本当にありがとうございました
今回は100点近い作品の中、皆さまの作品に圧倒されつつも
反省や発見もあり、よい経験になりました。
クリックで拡大→
右下のピンクのひつじさんは、蘭秀会で書も勉強されている
荒井みどりさんの作品です。
書の作品とは全然違う世界ですが、本人を知っている者としては、
彼女らしい味を感じます。
ちなみに書の作品はここに(6枚目の「富士山」)⇒蘭秀会展
私の今回の作品は「Next DOOR」
墨ではなく顔彩を使い、書では禁断の二次元三次元の世界。
色には敵わないと思いつつ、白と黒の響き合う墨の世界にも心魅かれつつ。
迷った時はやってみよということで、しばらく抽象は色で~。
ということもあり、新しい扉を開けたらという思いで制作しました。
全体はこんな感じです。 クリックで拡大⇒
墨は墨で魅力があり、色は色で、墨一色では表現できない奥行や
リズム、余韻があるのかな、と
時に、書の「白と黒」の緊張から離れながらも、書が持つ「線と空間」の世界を通して、
生きることへの力と解放感を、表現していけたらと思っています。
私はどうも書くには、大きいサイズが苦手でして。
この半紙サイズは、今の自分にはジャストフィット。
しばらくは、サイズは小さくても、スケール感のある作品が書けたらなぁと
大好きな木簡と語り合いながら、自分らしい表現を探しています。
最終日に、出品者をはじめ関係者とのクロージングパーティがあり
簡単な自己紹介や作品への思いを伺ったり~。
そして今回は思いがけず、出品者の大崎高裕さんが、拙作をご購入下さいまして
その大崎さんの作品はこちら。
ゆるりとした浮遊感の中に漂う、あたたかで穏やかなものを感じて
私も好きな作品でした。
2月17日からここに参加されるそうです⇒愛知県一宮市木曽川の 「つくる」
私は2度目の参加で、昨夏にもお目にかかった方々とは
更に親しさを感じて、作品についてなど語りあうひと時は楽しかったです。
既に次回展覧会の募集要項も出ていました。
興味のある方は⇒Gallery Art Point
さてさて、次なる挑戦はこちら→NAU21世紀美術連立展
吉村益信氏が立ち上げた現代アート展。
作品も出来上がり、あとは裏打ちをして1日手持ちで搬入です。
■日時:2月4日~2月16日
■会場:国立新美術館
作夏のArt Pointでの拙作をご覧下さったNAUメンバーの方からお誘いを頂き。
天井の高い会場なので、たぶん大作が並ぶと思いますが~
私はそれでもちょっと大きくなって45×90cmの作品をば
お出かけの機会がありましたら、のぞいてやってくださいまし~