
昨日は朝から猛暑の中、24日より始まる書展の展示作業でした。
作品数が多くて、軸や額、サイズも書風も様々なので、 事前にパソコンで画像を図面に貼り込んでは何度もシミュレーション。
そして教室にいらしている方2名が助っ人に来て下さったお陰で、 思っていたよりも早く無事終了して、ほっとしています。
「坂本沙於里とゆかりの書家展」などとおこがましいタイトルですが 書家でもあった母と、母を応援していた父の愛蔵作品展です。
7年前に母が、昨秋父が亡くなり、実家の整理をしていたら 想像以上にたくさんの作品が見つかり、特に母の師、中平南谿先生の作品は 軸、額合わせると40点程。
わたし自身も歳を重ね、改めて中平先生の世界観に触れるうちに この魅力ある作品を、一人でも多くの方に知って頂けたらと思っております。
また、わたしの師、稲村雲洞先生の屏風作品、軸作品の中から4点、 母の尊敬する中平門下の兄弟子でもいらした皆川雅舟先生、石川芳雲先生、 書のグループで中国に行った時に求めた斉白石の軸(本物かは未確認)など 母 谿泉とわたしの作品も含め、書風の違う作品約60点を一堂に。
展示を終えてみると、とても見応えがあります。
いきなりの猛暑、そろそろ梅雨入りの感もありますが なかなかない機会かと思いますので、ぜひお立ち寄りくださいませ~。
中平先生の額作品は扁額(横額)が多く、軸と額作品の展示しきれない作品は 画廊にありますので、ご覧になりたい方はお声かけください。
会期:5月24日(土)~5月31日(土) 12:00~18:00 【26・28日は休廊】 場所:なるせ美術座
町田市南成瀬4-7-4公園上 電話042-723-2988 JR横浜線成瀬駅 北口より徒歩8分