心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

よい秋を

2010-09-30 | つれづれ
                               (半紙)             
 
「白草黄楡」 白草は白葦の類、楡はにれ。秋の野辺の風光。 


教室で、細い感じに~がご希望の照泉さんに書いてみたもの。
こうして見ると、ちょっとか細すぎたけど。

ここのとこ、人と会うことが多かったり、やらなきゃいけないことがあれこれと。
じっくりと・・と思いつも、寝不足で思考能力低下中。。

秋を感じに、どこか散策でも行きたいとこですが、
明日は仕事休んで、集中しますです。。

明日からはもう十月。愈々秋も本格的に?
皆さまどうぞ、よい秋を

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滲みへの憧れ

2010-09-29 | 書の話
                           (半紙)

「蘆萩秋」  ろてきのあき 

先日お邪魔した老人センターで、皆さまが母の添削を受けている間に書いてたもの。

朱墨は案外書きやすく。
それにしても墨とは印象が違うものだなぁと。

時に、朱墨と墨を適宜まぜて茶墨のようにして書いてみたり。
乾くと茶色の周りに朱墨が滲んできて、それなりにいい感じになることも。

私はもっぱら超濃墨を好む会にいたので、「滲み」に対する憧れもあり。

墨と紙との関係も奥が深いわけでして。
ちょっとづつ、その関係も探求していきたいものでござんす 

書の道も、果て無き道とな 

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秋のイベント情報

2010-09-28 | つれづれ
                         (はがき)


『林泉遯世間』 世間を遯(のが)れて林泉に楽しむなり


なかなか世間を離れる生活などできませぬが、気分だけでも。
・・ってことで、今日はイベント情報をば少し。(神奈川県あたりですが)

先日、従姉妹より人形浄瑠璃を観に行かない?とお誘いが。
いいなぁと思ったのだけど、先約があり。
会場は、近くにある川崎市立日本民家園

早速調べてみたら、古民家ライトアップ、お茶会など、イベントがあれこれと。
のんびりできそうなスポットなり。
小田急線向ヶ丘遊園から徒歩13分。お近くの方はいかがでせう。


それから以前お邪魔した町田市にある可喜庵 畑さんからご案内を頂き。

◆林裕子 個展 「秋の彩り」 
 古新聞で創作された、美しい紅葉を思わせる作品。 
 再生された彩が、窓の外の情景と調和する。

 *期間:9月30日~10月13日 11:00~17:00
  
◆お月見の宴/横田慶子
 月を愛でながらお料理を楽しむお月見の宴

 *10月3日(日) 14:00受付 14:30開宴
 *お料理代 2500円
 
◆いちむじん コンサート
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」のテーマ曲を演奏しているギター・デュオ

 *10月9日(土)16:00受付 16:30開演
 *チケット料金 2800円
 *交流会参加費 2000円 30名限定

詳しくはこちらから→催し物のご案内



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畏れを知りつつ畏れずに

2010-09-27 | 禅語・般若心経
                            (はがき)

施無畏 せむい   『観音経』より
畏れのない心を施すこと。

生きてると、ちょっとした不安から悩みが深くなることもあったり。

かく言う私も、ガサツなくせに 誰かの何気ないひと言が気になったり。
ま、でもガサツゆえ、次の日には忘れているんだけど 

そ。つまり「禍転じて福となる」じゃないけど
欠点も転じて長所にもなるってことで 

畏れを知りつつ畏れずに・・となりたいものでござんす 

昨日は久々にKちゃんから電話。
お互い元気に前向きにいこうぜよってことで、
今日の1曲はサンボマスターの できっこないをやらなくちゃ



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秋到来

2010-09-26 | つれづれ
                            (倍版はがき)

凛秋 りんしゅう  秋が身に沁みるをいう

季節の変わり目の、なんとはなく寂しい感やら、わくわく感やらを
感じる間もなく、いきなりの秋到来ですねぇ。
なんだか損した気分なり 

加賀の山あいにお住まいの 藤澤さんち の薪ストーブには、もう火が入っているとか。
今年は薪の準備も万端なようですが 

からだも脳も、次の季節に慣れるには、もうちょっと時間かかりそうだけど
秋はどんどんびゅびゅっと 

そうそう、いつの間にかベランダで咲いていたピンクの小さな花。
Nさんに頂いたものかと思うのだけど、名前を失念。

凛秋にちなんで凛花ってことで。
どなたかご存じでしたら 



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もっと恋して

2010-09-25 | 木簡

                            (半紙×4)

前回の書道教室で書いた木簡。

最初に臨書したのが左上の。(一応原本に近いつもり・・)
そこから筆を変え、筆致、構図を変えてみたなり。

線をシャープに荒々しく・・とか、静かに語り合ってる風に・・とか。
でも木簡の臨書だということは頭に置いて、伸びやかさは忘れずに・・とか。

最初の臨書を、たった1枚でも何とか書きあげるのにも終わりはなく・・
そこから創作へと向かい、それぞれに・・と考えると
半紙に四文字書くのにも、勉強する方法は無限だなぁ・・と 

ましてや木簡だけではなく、楷書、行書、草書、甲骨・・・とあるわけで。

ひゃぁ・・・
書の道も果て無き旅路。。。。。。
時々先の遠さに愕然と。。。。。。

でもね。
全部を・・なんて欲張らないで、私をドキドキさせてくれるものには、
もっともっと、がむしゃらに恋をしていたいと思うのであ~る 

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昨日はお彼岸だったので

2010-09-24 | つれづれ
                          左:by沙於里 右:by小室さん

前々回の絵手紙教室で。
この日のお題は・・山頭火の「お彼岸のお彼岸の花をみほとけに」

小室さんの作品は、いつも絵もことばもマンガチックで愛嬌があり。
この大仏さまの表情も、なんだか笑っちゃうねって、皆さまと 

で、私も真似て描いてみたなり。
文字を下に書いたら、頭の上の空間が開いちゃったので
パンチパーマがどんどん高くなり 



↑皆さまの作品もご紹介。
彼岸花、今年は猛暑でまだ咲いてないようだけど
その独特の存在感は、描きたくなる花のひとつ 

写真右下のは、内藤さん手染・手縫いのお手玉と
白石さんの風呂敷で作ったチューリップのブローチ。

手仕事がお好きな方も多く、皆さま興味しんしと。
お手玉やったり、作り方の話も盛り上がり、いつものどかな教室です

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命名

2010-09-23 | つれづれ
 
職場のKさんちに男の子が生まれて、命名書いて~と言われて 
生まれる前から、いくつか名前の候補を伺っていたのだけど、このお名前に。

夏維とかいて「かい」君。

自宅はオレンジ系の軸で、それぞれのご両親には色紙がいいなぁとのことで。
今回は全部手作りで 

元気に育って欲しいなぁという願いを込めて、楷書の整った文字ではなくて
「夏」は木簡風に自由で伸びやかに、「維」はたっぷりとした線でどっしりと・・と
思って書いてみたなり 

Kさんより、「文字を眺めていたら、我ながらいい命名だったと思いました」と。
私にとっても、何よりものうれしいお言葉。

夏維君の成長を応援しつつ、いつか会えるのを楽しみにしているなり 


左:軸風に                右:厚紙に和紙+色紙×2枚


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今日は仲秋の名月だけど

2010-09-22 | つれづれ
                               (半紙)

吟風弄月  風に吟じ月見をたのしむなり。

色反転して画像を加工したら、夜空の月みたい? 

今夜は仲秋の名月とか 
虫の音を聞きながらのんびりお月見、よかですねぇ 

でもお天気はあんまりよくないようですねぇ・・。

ネットで探したらこんなのが→ お月見特集2010
すみませぬ・・東京近郊の情報ですが。

横浜の 三渓園 でも、観月会なるものがあるようですよん。


追記:
nisibundoさんより、作品の背景とかどうやったの?とご質問を頂いたので
もともとは左の画像→ペイントの変形→色反転という画像処理で、こんな感じに。
思いがけず、おっってなることもあるので、楽しいです♪




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楓葉蘆花

2010-09-21 | 漢詩
                              (半紙)

先週の午前中の書道教室のあと、何となく母の元気がなかったので
午後から普段は母だけで行く、老人センターでの教室に久々に同行。

最近、曹全碑を始めたそうで、母に沙於里流でいいから書いてみてと。
センターの皆さまは、ご高齢ではあっても、とにかく真面目で熱心な方ばかり。

えっと・・
「まずは一字一字、この字はここをアピールしたいのねって会話をしてみるんです。」
・・って言ったら、目はパチパチ、シーンとしちゃって 

それでも帰り際、たまには刺激を与えに来てねって言って頂けて、ほっ・・

皆さんが添削を受けている間、隅っこで一人墨場必携を捲りながらあれこれと。

今日のお題は、「楓葉蘆花」 ふうようろか (蘇軾)
意味は・・楓の葉やら蘆花(アシの花穂)やら、秋は興多しよのぉ・・って感じかな。

気に入らないけど、恥を晒すのも是亦精進なり 
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