心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

大阪 ソーイングギャラリーで

2012-08-30 | 書展・展覧会情報


今日は、今月からスタートした「インテリアの書」の教室の第2回目。
6名の参加、皆さま、焼けるような太陽の下を歩いてお越し下さり。。

前回に引続き甲骨文を。
その模様は、また明日お伝えするとして、今日は大阪でのイベントのご案内をば。

このブログを始めた頃からご縁を頂いて、今春、京都での二人展 にもお越し下さった
小鳩ケンタさんも参加する朗読会があります。

8月22日(水)~9月2日(日)まで開催中の渡辺ゆりさんの 
「ことばのてんじ 草原の窓から」 の期間中の9月1日(土)18時~、
大阪枚方市星が丘にある星が丘洋裁学校内ソーイングギャラリーで。

渡辺ゆりさんの朗読が30分程、そして高本恭子さん、渡辺ゆりさん、小鳩ケンタさんの
3人による ななつきぐも の朗読が30分程、計1時間位の朗読会になる予定だそうです。

朗読会というもの、行ったことも見たこともないけど、なんだか楽しそう!
すごくすご~く行ってみたいのですが、私は今回残念ながら行けそうにないので
お近くの方、お時間ある方、是非お出かけ下さいませ 

それから、こちらも残念というか寂しいけど、
小鳩ケンタさんのことばと詩の世界が楽しみだったブログが
8月限りで非公開になっちゃうそうで・・

ん?ということは、明日までじゃん。。
こちらも合わせて、も一度一気に読みに行ってきます。
→ コバルト青
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏バテで・・・

2012-08-29 | 
            

8月も終盤だというのに、まだまだ暑いですね・・
猫も私も、ちいと夏バテ。。

先週、今度は階段を上がる途中に歯から転んで、前歯がちょっと欠けちゃいまして
幸い、すぐに歯医者さんで修復してもらいましたが
げげげげげ・・でございました  (ちち、はは~ごめんね~)

でもって日曜日、ぷくぷくが下痢ぴーしながらの嘔吐。
それも見たこともないような透明な粘着質に少し血も混じり・・だったので、
写真と現物を持って翌朝病院へ。

検査してもらったら、ほとんどが粘液と毛とのことで。
そういえば、日曜朝に細かいブラシで毛繕いをしてあげて、
その後自分でも毛繕いをしていて。

ここんとこ食欲がなくお腹にあまり食べ物がない状態のところに
毛が溜まって、無理矢理力んで・・上と下から・・になったのでは、と。

この日は、抗生剤と胃腸に効く注射と栄養剤の注射、
整腸剤、下痢止め、胃腸薬の薬をもらって、今日で3日目。
元気な時も甘えん坊だけど、気がつくと私のどこかに触れてるぷくぷくでした。
食欲も少し戻ってきたので、たぶんもう大丈夫かと。。

一方みーにゃ様は、この暑い中ベランダのお気に入りの場所でお寛ぎ中。
カメラを向けたら、写真はいいから~って、むすっとされちまいました 




はいはい、すみませ~ん。
そこ、暑くないの? 夏バテしないようにお願いしますね。

皆さまも、まだまだ猛暑、ご自愛くださいませ 
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第21回書展 グループ 墨花 レポート

2012-08-27 | 書展・展覧会情報
                    「捨て場のないゴミ」 越智 麗川氏 


先週土曜日は、鎌倉芸術館での書展 グループ墨花へ。

今回も会場には、6名の方それぞれの熱い想いが充満。
たくさんの方もいらしていて活気も溢れていました。
あの猛暑の中、3日間で400名以上のご来場者だったそうです! 

ではでは早速。
まずは、大好きな越智氏の作品から。

最初の写真の作品は、原発の捨て場のないゴミのことを書かれていて。
こういう内容を、活字で読むのと、こんな風に手書きで書かれたものを読むのとでは
説得力というか、思いがより伝わる気がしました。

そして、こちらも。


「想」 「非思量」 越智麗川氏

この線と空間は、お名前を拝見しなくても、きっとそうだと思うと当たり!なのでして。
書は人なり、とはよく聞きますが、実は、線は人なり、なのかなって 

越智氏の線は、どこか叫びというか、時に悲鳴というか、
けれど弱々しく儚げではなく、全てを引き受けてくれるような懐深く。

よく「魂」ということばをおっしゃっておられるのだけど、
越智氏の線の奥の奥までには、まさに魂がひしめき合っていて、
搾ったら笑笑わらわらと、にじみ出てくるような気がするのでして 

でもね、ご本人は小柄で笑顔がすごーく優しくてかわゆい方なのでして  なんて
このギャップについて、いつかゆっくりお話を伺いたいと密かにいつも。。


さて、そしてこちらは、会場に向かう廊下の作品。


「門」福嶋翡舟氏         「秋蝶や寒きかたへと吹かれてゆく」守谷秀翆氏
「身土不二」向田湖蝶氏              「花火」榎本大城氏


ここからは会場。少し照明が少ないので、写真が暗くてすみません・・



「趙子昴 臨書」                 「禅語」 榎本大城氏
扇子・団扇 榎本大城氏               篆刻  向田湖蝶氏 


「吾楽青山忘世事」                 「無尽」  福嶋翡舟氏
「あtoも」 向田湖蝶氏               「松籟」榎本大城氏

そして、会場奥で待っていてくれたのは大きな蟻と、かわいらしい象。



向田氏の手書きのコメントには、
小さい蟻を大きく力強く、大きい象を小さく可愛らしく書くことで、
蟻と象、それぞれの地球上における「種の生命」の力を表現しました。
実物大のアリが落款印の赤い印泥をせっせと運んでいる姿を描きこんでいます、と。

よく見ると、ほんとありんこがいっぱい。。
作品を駐車場で書かれたいたそうで、そこへ遊びに来た蟻を1匹づつつまんでは
スケッチしながら描かれたそうです。(ちろんその後は、開放したそうです  )

公募展では書けない、こんな風に楽しめる作品は、
きっと書く人も、そして見る人も、楽しや~ですね 

私なぞは、先の遠さに途方にくれつつ、いつもながら勉強せねば・・と
反省と刺激をたくさん頂いてきましたとさ 


これまでの墨花展のレポートはここをクリックして、ずずいと下まで~。

ほんとは、すぐにもその模様をレポート・・と思っていましたが・・
展覧会の後、下北沢で中学の同級生とのご飯会があり、帰宅は深夜。
翌日曜は、すっかりバテバテ・・1日寝て過ごし。。

中学の同級生は、一人は十年ぶり、もう一人は卒業以来の、○十年ぶり。
いやぁ・・変わってないねって、懐かしく嬉しく、盛り上がり。
年を重ねていくこれからの人生でも、またどうぞよろしくね 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残暑も元気に

2012-08-24 | つれづれ
                       (半紙)


長楽無極 ちょうらくむきょく
楽しいことが、永遠に続きますようにって感じの意味。

あ、無の文字の一画目のとこは、墨が流れたのでして。
昨日の書道教室で、猛暑を吹き飛ばすように、
木簡風にぶっとく書いてみたなり。

7月からず~~っと、なんだかこまごました用事に追われていて
昨日締切の用事がなんとか終わって、やっと一息。。
それにしても、もうちょっと上手に時間を使えるようにしたいわん。

暑中お見舞いのお手紙もたくさん頂きながら、
お返事できず申し訳ありませんです。。。

取り急ぎ、この場を借りて・・
残暑お見舞い申し上げます。


今日の1曲は、元気が出るこの曲をば。
ゴルフィーさんとこにあった  Mick Jagger の Charmed Life




こちらもよろしければ → インテリアの書
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひさびさに我が家の猫さまたち

2012-08-20 | 
                  みーにゃ  13才


気がつくと猫さまたちの登場は、もう1ヵ月以上も前。

その間みーにゃは、甲状腺機能亢進症の定期的な血液検査に行って、
その翌日、血尿、膀胱炎になり、一端治ったようでまた再発。
結局、極度なストレスによる一過性の膀胱炎とのことで。

病院が好きな人も猫も、あんまりいないと思うけど、
いやぁ・・我が家の猫さまたち、本当にかなりものすごく、ダイキライなのでして。

ベランダで、眼をキラキラさせて何かを見つめているみーにゃに
今後もお世話になるかと思うのに、困ったねぇ・・って、心で話しかけると
私の顔は見ないようにして、てんで関係のない方に振り返り。




一方、みーにゃが席を離れるとすぐ、のさのさとやってきたぷくぷくは、
あたし関係ないも~んって顔して、うとうとうと・・




いや、ぷくさんもね、まだ太り気味だしね、膀胱炎もなったしね、
今年11才になるしね、健康管理していかなきゃだわよ。

残暑もまだまだ、皆さまもどうぞご自愛くださいませ 
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理想の男と理想の女

2012-08-19 | 書展・展覧会情報
 

すっかりあっという間に、気づけはもう1ヶ月も前・・
書の先輩、常重一志さんの個展「従容不迫展」のお話をば。

最初の写真は、去年の蘭秀会書展の ワークショップ に参加して下さって
その時に書かれた「男」「女」だそうで。

男の文字の横には 理想の男と聞かれて 「性格丸く力強く」
女の文字の横には 理想の女と聞かれて 「背筋を伸ばし前向いて」

と、書かれていて。

2003年、所沢のギャラリーでの 二人展 にお越し下さった時、
亡くなられた奥様のお話を伺い、きっと仲の良い素敵なご夫婦だったんだろうなぁと
思ったことを思い出しました

会場は小さな喫茶店の2階。
この日はオープニングパーティということで、着いたら既に大賑わい。

書つながりの 田岡さん たちにもお目にかかれて、久々に楽しいひと時でした。
広島ご出身ということで、父と一緒です~と盛り上がり。
郷里のお友達もいらしていて、しばし広島の地の話も




従容不迫(しょうようふはく)とは
ゆったりとして落ち着いて慌てないという意味。

このことばも、個展会場も、常重さんらしいなぁと、
書の表現の形は、人それぞれでいいんだなぁと心に響く展覧会でした

ここでちょっと私信
常重さん、お便りと写真、届きました~。
ありがとうございます

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛は花

2012-08-17 | 植物・畑・公園


大好きなオレガノが、今年も咲いてくれて。

若い頃は、ヒマワリとか、山百合とか
大きくて力強い花が好きだった。


でも最近は、儚げで、清楚で、たおやかで
それでいて凛としている、そんな花が好き。




今日は仕事はお休みして、何も考えずにぼーっと過ごし。
ベランダの椅子に座って、蒸し暑さに打たれていたら、
コガネムシ君がやってきて、じーっと私を見てる(気がした)





見つめ合いながら、なんとなく、ふと、この歌を口ずさんでた。

 I say love it is a flower  私は愛は花だと思う
 And you its only seed    そして、その大切な種があなたなのだ


Bette Midlerが歌う名曲   The Rose(日本語歌詞付)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Reflection Eternal

2012-08-14 | つれづれ




いつの間にか、静かに秋は近づいてきているようで。

あんなに溢れていた緑は、だんだん姿を変えていくけれど
心の中に残る景色や匂い、聞こえてくる音は
何度季節が巡っても 変わらずにずっとここ(心)にある。

今日の1曲は、大好きなこの曲。
Nujabes の ♪ Reflection eternal
Reflection は 映像、影。 Eternal は永遠。
またさんに。




今日出逢ったカミキリムシ君。
こんにちは。またどこかで逢えるかな。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第52回 現日書展 レポートその2

2012-08-13 | 書展・展覧会情報
                      越智麗川氏 「魂」


会期も終わってしまって、遅くなりまして・・でございますが 
先日お邪魔した 現日書展のレポートの続きをば。

まずは、書TENでもご一緒させて頂いている越智麗川氏の大作「魂」。
紙の大きさを伺ったのに、うう・・もう忘れてます・・
2×6が12枚・・? 淡墨なので、紙は三層紙。
筆は、越智の身長の三分の二位はありそうな大きなものだそうです。
今回のような淡墨は、新たなる挑戦と。

この日、越智氏より、笠嶋忠幸氏の「現代書における水墨表現の受容」という
論文のコピーを頂き、帰り道の電車で拝読。
常に、書の可能性を探求していらっしゃる越智氏の情熱に、改めて敬服。。。

越智氏は、昨日ご紹介した、鎌倉芸術館での書展「グループ 墨花」 にも
出品されていますので、是非お出かけ下さいまし。

そして、書TENメンバーの方々の作品。


      木原光威氏        谷合双辰氏        岡村雞守齋氏
      伊地知星夏氏                      多田翠香氏


この日は、あまり時間がなくて駆け抜けた中で、心に響いた作品の一部をば。

    幡野虹舟氏(超大作)             中川小波氏
    福嶋翡舟氏(墨花メンバー)          今野雲上氏

    浅野誉子氏                   竹 蝶林氏
    旦 桂氏                     野口陽子氏


こちらの千田香葉氏の作品は、全体を見渡した時、墨量、文字の揺らぎ、余白が
縦横無尽に流れるようでありながら、その根源はひとつのところにあるようで。
まるで、交響曲を見ているような印象を受けました 




そして、ここからは、先日の暑中見舞いの絵手紙教室に御参加下さった方々の作品


  植草綾花氏                 猛暑ブンブンの 松本江葉氏



  山本静扇氏                 今澤紫陽氏


  唐澤千華氏                 高須千鳳氏



現日会のテーマ「自由と奔放 燃える現日」のごとく、
それぞれの個性と情熱の溢れる会場は、格調高く自由奔放な空気に満ちていました。

刺激・感激・興奮満載でしたが、果てしなく未知なる道が続くことにため息ため息。。
今年も12月に、書TENがあるので、私もそろそろ構想だけでも始めねば。。

写真撮影はOKとのことでしたが、掲載NGでしたらお手数ですがご一報下さいませ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書展 グループ墨花 と 大杉弘子─書界「さい」

2012-08-12 | 書展・展覧会情報

なんだか気忙しい上に夏バテぎみで、毎日展、現日展・・と展覧会レポートも
できないままではありますが、またまた展覧会情報です。

書TENでご一緒させて頂いている、越智麗川氏の 「書展 グループ墨花」
今年は第21回展で、テーマは「個・個」

これまでの展覧会の模様はこちら→ グループ 墨花

  日時:8月24日(金)~8月26日(日)
            10:00-18:00 24日は12:00より

  会場:鎌倉芸術館

出品は他に、榎本大城氏、守谷秀翠氏、福嶋翡舟氏、鈴木鵬舟氏、向田湖蝶氏。
賛助出品:城所湖舟氏


そして、ブログつながりの 石渡鵞遊さん からもご案内を頂いたので、ご紹介をば。

東京代官山にある ヒルサイドテラス で8月21日まで開催中の大杉弘子─書界「さい」

中国の古墨を用いて描かれた青い画面は、文字が潜みながら、けれど文字ではなく、
ジャクソン・ポロックの絵を見たときのような世界・・らしいです。

詳細はこちらへ→ギャラリーHP

暑い暑いと言いながら、夜は涼しく感じられ。
ゆっくりした~いと願いもむなしく、日々自転車操業、ガンバリマス 


 こちらにもお越しやす~インテリアの書
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする