「一以貫之」
一を以(も)って之(これ)を貫く。
人生ふり返ると、その時その時は一生懸命だったなぁと思うこともあれこれあるけれど、 なんだか迷って寄り道ばかりで、どれも中途半端だったなぁと情けなくなる。
亡くなった母は、子どもの頃から本当に書が好きだったようで、そのことは亡くなってから 実家の整理をしていて見つかった、15才の時に書いた蘭亭叙が教えてくれた。
わたしはというと。。 人生、多くの交差を重ね、失うこともいくつか経験して、もう折り返し地点をとうに過ぎて まとめに入る年齢になったところで、ようやく、自分に向き合うという奥手。 いや、父に似て(父よ、ごめん)怠け者で、流されやすい性分の所為。
それもまた自分と苦笑いをしながらでも、これから残された人生は、 本当に好きと思えること、誰にも負けないくらい楽しいと思える自分に会いたいな。
そうでもないと、前に進めない日が、わたしを嘲笑う。 人と比べなければ、いくつからでも貫けるさ~。
今日の1曲と♪ Meadow-call