心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

丹下哲夫さんの備中和紙で 

2008-07-15 | 書の話
                         いろは歌



今年の蘭秀会展のときのワークショップ「インテリアの書」での参考作品。

本当は白い1枚漉きの雲竜紙で、ちょうど色の紙があるところが厚地になっていて
そこに直接書いたのだけど、気に入らなくて。。

 ←楮の繊維を漉きこんだ雲竜紙


そこで、私の破れ紙やらの宝箱から出てきた、約20年前の 
丹下さんの備中和紙 を使わせて頂いた。

和紙の会社に勤めていた頃、素人ながらにもこの独特の色と風合い、
気品に魅せられて、今まで大事に取ってあった。


  
   ↑備中和紙の伝統的な色 やっぱりいいなぁ 


今や岡山県の重要無形文化財になっているほどの備中和紙。
HPで見ると、当時お世話になった丹下さんもまだまだお元気そう!
でも、そんな貴重な紙にはそぐわない拙作で申し訳ない限り。。

とはいえ。
たとえば、大げさに表具屋さんに軸装を頼まなくても、こんな風に手作りの軸も
なかなか楽しいものです。

実は備中和紙のサイズが少々小さめで、両脇には篆刻の袴を作るときの布を
これまたある面、大雑把な性格の私ゆえ、ざっくりとはり込んで。

そして100円ショップで買った竹の棒を上下にボンドで貼って、紐をつけて完成。

今回は少々紙が特殊でしたが、身近にあるもので、夏用に楽しめる簡単な軸も、
近々作ってみようと思います!

ラモンさ~ん またこんな字で・・すみませ~ん




新しく昨日ご紹介したSAORIさんのブログわたぐも館・館長日誌 と
今日SAORIさんのところから来てくださった ぶの字さんのブログ 
海坂藩「つぶやき長屋」 をブックマークに加えましたのでお立ち寄りください。

だんだん増えてきたブックマーク、内紹介文をやめました。

コメント (8)
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