片倉城跡公園近辺のお散歩です。
先日、神明谷戸でコナギが咲いていたので片倉城跡公園近辺でも咲いていないかと見に行きました。
片倉城跡公園の菖蒲田で咲き始めていました。小比企の水田では沢山葉が見えるのですが花は咲いていませんでした。
コナギ(小水葱)はミズアオイ科・属の水田雑草。ため池や河川にも生育する抽水~湿生植物で青色の綺麗な花を付けます。私は青色が好きなのでこの花も好きな花の一つです。
菖蒲田の整備で一時なくなっていたのですが、ご覧の通りすっかり回復しています。さすが雑草で生活力が旺盛です。
タカサブロウも咲いていました。タカサブロウ(高三郎)はキク科タカサブロウ属の1年草で水田や湿地に生える雑草です。
小比企の水田傍にも咲いていました。オモダカの葉と花も見えます。
チョウジタデも咲いていました。チョウジタデ(丁字蓼)はアカバナ科チョウジタデ属の1年草でこれも水田や湿地に多い雑草です。
これも小比企の水田傍にも咲いていました。
小比企の水田傍には相変わらずオモダカが沢山咲いています。あとイボクサ等もあるのですが花はまだ咲いていません。
また、今日初めて気が付きましたが、片倉城跡公園の池にホテイアオイがありました。花はありませんがこれから咲くかもしれないので注意してみてみよう。
これら水田雑草以外にも種々の花が咲いています。
片倉城跡公園の湿地脇の林縁にツリガネニンジンの群落がありました。
トネアザミが咲き始めています。
林下ではシュロソウやシギンカラマツもまだ咲いており、タカオヒゴタイは蕾を持っています。
湯殿川沿いではマルバルコウソウがあちこちで咲いていました。
片倉城跡公園でスズメガ科ホウジャク亜科の蛾で大きさが開帳40~50㎜ぐらいのホシホウジャクが草の葉に止まっていました。この蛾は日中から素早く飛び回り種々の草花に吸蜜するのですが、このように止まっているのは珍しい。
ご参考までにホバリングしながら吸蜜するホシホウジャクの写真を2枚挙げておきます。
片倉つどいの森公園の花園で秋の蝶ヒメアカタテハがいました。
キアゲハの綺麗な幼虫が小比企の水田脇に生えているセリの葉を食べていました。この幼虫はセリやニンジンの葉を食べます。
同じ水田脇に小さな二ホンアマガエルが2匹じっと止まっていました。これからもっと大きくなるのでしょうか。
ミンミンゼミが鳴いていました。このセミは頭をしてにして鳴いています。普通は頭を上に鳴くのですが。ツクツクボウシの声も聞こえました。夏最後に鳴くセミで秋のセミと言っていいでしょう。
以上
キアゲハの幼虫が見れるとは!羨ましい。そちらは、ありとあらゆる草花が生息している強みですね。
こちらは、これからは犬枇杷とカラスウリの果実を探そうとおもっています。