9月11日。片倉城跡公園近辺のお散歩です。
片倉城跡公園への道すがら道端にアメリカイヌホオズキ(ナス科・属の1年草で北アメリカ原産の帰化植物)が咲いていました。花の色が白くイヌホオズキ(犬酸漿。ナス科ナス属の1年草で花期は8~10月。役に立たないホオズキとの意味。)とそっくりなのですが果実の付き方からアメリカイヌホオズキとしました。違っていればご指摘ください。
側にアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩。マメ科ヌスビトハギ属の1年草で北アメリカ原産の帰化植物)も咲いていました。ヌスビトハギは果実が2個の小節果からなりますが、アレチヌスビトハギの果実(写真の右方に見える)には5~6個の小節果があります。
片倉城跡公園では
菖蒲田にイボクサが咲き始めました。ツユクサ科イボクサ属の1年草で花期が8~10月の水田等に生育する湿性~抽水植物。この写真ではまだ咲きらず花弁が伸びきっていないためあまり綺麗ではありませんが可愛い花です。しかし可哀そうな名前が付いています。茎から出る汁がイボを取るために使用されたことから名付けられた。
先日ご紹介したハシカグサ(麻疹草、アカネ科ハシカグサ属の1年草)も沢山咲いています。
ゲンノショウコ(現の証拠、フウロソウ科・属の多年草)も1輪咲いていました。
林下ではツルニンジン(蔓人参、別名ジイソブ、キキョウ科ツルニンジン属のつる性多年草)がやっと1輪咲きました。私が知る限り片倉城跡公園で咲いたのは初めてです。
公園の上ではネムノキに花が少し残っていますが、果実が出来ていました。
小比企の畑の畔ではツルボ(蔓穂、キジカクシ科ツルボ属の多年草)が咲きヒメアカタテハが吸蜜していました。
畑の畔や湯殿川の縁にはニラ(ヒガンバナ科ネギ属の多年草)が花盛りです。イチモンジセセリが吸蜜していました。
あちこちでヒガンバナがちらほらと咲いています。これからどんどん花数が増えて綺麗になるでしょう。
キクイモ(菊芋、キク科ヒマワリ属の多年草)も咲いています。
バンに久し振りで出会いました。今年は親子連れを見なかったので寂しかった。来年は見たいものです。
最後は、歩道の舗装の間に咲いていた花ですが名前が分かりません。園芸用の植物が逸出したものでしょう。
以上
帰化植物、特に園芸用の草花はなかなか名前が分かりません。
種を採取して鉢植えにしました。
今後ともよろしくご教示ください。