八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

番外:八溝山日輪寺(坂東三十三観音第二十一番)と袋田の滝

2017-10-01 10:41:05 | 旅行
坂東三十三観音巡りの第二十一番八溝山(やみぞさん)日輪寺へお参りするが、車ではなく交通機関を利用していくには1泊しないと無理。
しかも、常陸大子から登山口の蛇穴へのバスは一日4便しかなく、土曜日が便利なので金曜に出発し袋田の滝を見てから常陸大子に宿泊し翌朝バスに乗ることにしました。

第1日目の9月29日(金)、片倉9:00出発。事故等で横浜線も中央線も若干遅れましたが、なんとか予定通り袋田駅に14:25分到着。
滝行のバスに乗り滝本へ。季節外れの金曜日なので観光客は少なくのんびり見ることが出来ました。
滝入口からトンネルをくぐっていくと、トンネルの出口に最下段の大きな滝が見え、その凄さに圧倒されました。




エレベータで上方の展望台へ上り全体を見ましたが前日雨が降ったため水量もありなかなかの滝でした。
さすが日本三大滝(那智の滝、華厳の滝、袋田の滝)の一つだと思います。

袋田の滝全貌


上方2段


上方3段


4段目と吊橋


ゆっくり観光した後、吊橋を渡って、袋田駅から常陸大子駅に行きました。
駅前の旅館に宿泊し名物軍鶏鍋他の料理と地酒:聖水八溝山を堪能しました。

翌朝、7:55常陸大子駅前発、登山口の蛇穴行路線バスに乗る。始発バス停から終点までお客は二人だけの貸し切りバスです。
八溝山日輪寺の参拝はほとんどの人がマイカーで行くのでバス会社も赤字路線でしょう。

8:45分登山口の鳥居から出発。これからほとんど八溝林道を歩きます。私は膝が悪くなっているのでゆっくりのんびり歩きます。


辺りにはツリフネソウやミゾソバの群落があり、アキアカネもたくさん飛んでいました。






途中から旧参道の山道に入ります。


山道ではキバナアキギリやツルリンドウの花が目を楽しませてくれました。





しばらくして林道に戻り林道を進むと休憩所:パーキングの脇から日輪寺への分かれ道に入ります(9:55)。


500mほど降るとマナイタ沢に降り、ワサビ田あります(10:05)。このワサビ田は使っていないようでワサビも僅かしかありません。


マナイタ沢から700mほど登ると八溝山日輪寺です(10:25)。


ところが納経をしてくださる方がいません。しばらく待っていると奥からやっと人が出てたので納経をお願いしました。
毎日常陸大子の町から車で35Km通勤?しているとのこと。大変ですね。


日輪寺から1.3Km歩いてやっと八溝山に到着(11:05)。八溝山は標高1022m、茨城県の最高峰です。
山頂にある展望台からは素晴らしい眺めでした。

展望台:空気が澄んだ日には、南に筑波山、富士山、北には蔵王山まで見えるそうです。


那須連峰方面の眺め。この冬雪崩で高校生が遭難した茶臼岳も見えます。


山頂三角点


眺めを楽しんだ後、11:20頃出発。下山は八溝川湧水群を回って帰ることとした。
旧参道沿いに、銀性水、白毛水、龍毛水、鉄水、金性水の名水がブナ林から湧き出し水戸黄門が名付けたとされています。

旧参道八丁坂(11:35)。左肩の東屋の下に鉄水が湧き出している。


金性水(11:40)。湧水は冷たくて美味しかった。


金性水の近くから林道に戻り、来た林道等をひたすら戻る。
登山口には13:05頃無事下山、足を痛めていた割にはまずまずのペースで歩けました。感謝。
昼食後13:50発のバスに乗り行き同様たった3名の客で常陸大子に14:30到着。
電車待ちが1時間以上あるため町を歩いて酒屋を探し、ビールで乾杯しました。

水戸駅で日没


以上
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1 コメント

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Unknown (東鴨ルパン)
2017-10-01 16:42:21
良い滝ですね。最後のビールも滝のように浴びて飲むんでしょうね。
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