八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

番外:滑河山龍正院(坂東三十三観音第二十八番)、成田山新勝寺

2018-02-19 15:49:19 | 旅行
2月18日(日)。好天で寒い日曜日、坂東三十三観音巡りで滑河山龍正院へ、その帰りに予てから一度は行きたいと思っていた成田山新勝寺にお参りしてきました。

まず、JR成田線の滑河駅から徒歩約1.5Kmの滑河山龍正院です。
滑河駅は利根川の流域のすぐ南側にあり、周りは田園地帯です。

利根川:滑河駅のすぐ北側から上流方面を望む


龍正院は通称滑河観音の名で知られ、本尊は丈わずか一寸五分の十一面観音で1696年建立と伝えられる古刹です。

仁王門:桃山期の建築様式として国の重要文化財で、その大注連縄は昔大火の際、仁王様の働きで火災を免れた地域の人達が、今も藁を持ち寄って奉納するということです。


本堂と銅造宝篋印塔(左方):県指定文化財の本堂は本尊を安置する立派な厨子や立派な天井絵、欄間彫刻や多くの奉納絵馬を持つ建物です。


本堂の天井絵(狩野派の天女奏楽)と欄間彫刻


夫婦松と芭蕉句碑(観音のいらか見やりつ華の雲)がその下にある。


滑河駅への帰りは筑波おろし?が寒いのでコンビニで暖かいコーヒーを飲みました。

滑河駅から成田駅へ戻り、成田山の表参道を新勝寺へ向かいます。
表参道は一方通行で車もほとんど通らず、まるで歩行者天国のような賑わいです。
いろんなお店を冷やかしながらゆっくりお参りです。

表参道


煎餅屋:焼きたての醤油煎餅を買い、食べながら歩きました。美味しかった!


鰻屋


まず、総門から仁王門(重文)を通り、力士等有名人の節分の豆まきでお馴染みの大本堂へ。賑やかさと伽藍の立派さに驚きです。さすが、昔から成田詣でで栄えたお寺です。

総門


仁王門


三重塔と大本堂


成田山公園から平和大塔(昭和59年建立)、醫王殿(平成29年建立)、光明堂(重文)、額堂(重文)、釈迦堂(重文)等を巡りお表参道へ。

平和大塔:カメラに収まりきらないぐらい大きいです。滑河へ行くJR成田線からも遠く見ることが出来ました。
内部に祭ってある不動尊等は大きく立派なものです。
この内部に「成田山と歌舞伎役者の市川団十郎」という展示があり勉強になりました。
今、十一代目の市川海老蔵さんが成田市御案内人に任命されているとのことです。


成田山公園の梅林で野点をしていました。梅まつりの最中ですが梅の花はまだまだでした。


丁度お昼になったので名物の鰻重を食べようと思いましたが、有名なお店は整理券を配っており、1時間以上待ちとなっていました。待っていられないので仕方なく空いていそうなお店で昼食としました。それでもなかなかの数のお客が入っており、美味しい鰻重で満足。

帰りも表参道のお店でお土産を買うなど充分楽しみ帰宅しました。

以上
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