雑木林の林下でキンランが見頃となりました。華やかで綺麗な蘭ですが菌根への依存度が高い蘭で栽培は非常に難しく、掘って持って帰ってもすぐ消えてしまいますので採掘しないように願いたいものです。幸いあちこちの公園等でも保護されていて毎年見ることができます。
ユキザサも見ごろになりました。ユキザサ(雪笹)はキジカクシ科マイズルソウ属の多年草で花期は5~7月。小さな両性花を多数つけ、果実は赤く熟します。名前の由来は花が白く「雪」に例えて、葉が笹の葉に似ているからとのこと。
片倉城跡公園で誰かが植栽したクマガイソウ(熊谷草)が一輪咲きました。年々増えていきますので自然のものではないですが毎年見てしまいます。
ホウチャクソウやチゴユリも咲いています。
ホウチャクソウ
面白い羊歯がありました。羊歯は同定が私には難しく名前が分かりません。
先日まで咲いていたハナズオウはマメ科の花らしく豆の形をした若い果実が出来始めていました。
湯殿川沿いにもマツバウンランが咲いています。この花は舗装路にでも咲くド根性花です。
道路の並木の下に植えられたホタルカズラが満開です。
片倉城跡公園の近くにまだツグミがいました。
顔の白いカラスを今日も見かけました。この辺りに住んでいるらしい。
以上
追加
「通りすがりの花好き」様からのご指摘により、マツバウンランかそれともオオマツバウンランかの検討をしてみました。今から見に行くことができないのでその際撮影した写真を別の角度から検討しました。
ご指摘通り光が強いので分かり難いですが「花の中央部の色」は白いと思われ、オオマツバウンランのように紫色の筋は見られないと思います。
また、花の距ですが短くてオオマツバウンランほどの長さはないと思います。
従って、マツバウンランでいいのではないかと考えますが、如何でしょうか?
以上
さて、ご指摘のこと検討いたしましたが、特に距の長さからマツバウンランでいいのではないかと思います。内容は本文に追加しましたのでご検討いただけれが幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
オオマツバウンランはマツバウンランより少ないですが、たまに見つけるとちょっとラッキーって感じがします。
ところで、湯殿川沿いのウマノスズクサを先日確認したのですが、なんだかその部分だけ意図的に刈り取られたような形跡がありました。蝶マニアの仕業でしょうか?
「刈らないでください」という札も付けられていたので、何らかの攻防がありそうです。