今日は中山地区へお散歩です。
行く途中でシロバナマンテマが沢山咲いていました。地中海沿岸地方原産の帰化植物でナデシコ科の1~越年草。荒れ地、野原、市街地などで見られる。色がピンクに変化したものも見られます。
中山地区では
イイギリの雌株の雌花は既に終わっており、キンゴジカは草刈りで消えていました。残念。
林縁の日影でアカショウマ(赤升麻)が咲いていました。ユキノシタ科の多年草で名前は花が赤いのではなく根が赤いため付けられています。花は同じ仲間のサラシナショウマなどとよく似た白い花です。
人家の垣根の中にキソケイ(黄素馨・きそけい)が咲いていました。ヒマラヤ地方原産でモクセイ科の常緑低木。素馨はジャスミンのことでヒマラヤジャスミンあるいはイエロージャスミンとも呼ばれるが本種は薫らない。
ノアザミも咲いていてアゲハチョウが吸蜜していました。
道端の草の葉に蛾の1種ツバメガ科ギンツバメガ亜科のギンツバメ(銀燕)が止まっていました。変わった模様の綺麗な蛾です。
白山神社では2種の蛾とキマダラヤマカミキリに出会いました。
ウスキシャチホコ(薄黄鯱蛾):シャチホコガ科の蛾でこの科の蛾の成虫は口吻が退化していて餌を取らない。
スジキリヨトウ:ヤガ科ヨトウガ亜科の蛾で幼虫は芝の害虫として知られる。
キマダラミヤマカミキリ(黄斑山天牛):夜行性でクヌギなどの樹液や灯火に集まる。
帰り道の公園にあるアキニレに虫えいが沢山出来ていました。アキニレハフクロフシ(秋楡葉袋節)でアキニレヨスジワタムシというアブラムシが作った虫えいです。赤い色の綺麗な虫えいです。
住宅で咲いていたサボテンの花です。名前は分かりません。
同じく住宅の植木鉢で咲いていたニオイバンマツリ(匂い蕃茉莉)です。熱帯アメリカ原産でナス科の常緑低木。花は咲き始めは紫色で最後は白色になり、爽やかな強い香りがします。蕃は外国からの、茉莉はジャスミンの意味。
以上