10月4日。今日は絹の道から小山内裏公園へ歩いてきました。
絹の道にはさしたる花は咲いていず、小山内裏公園の鮎道に入ると。
ヤブタバコ(薮煙草)が沢山咲いていました。キク科ヤブタバコ属の1~越年草で薮や林の縁などに多い。花期は9~10月。茎は0.5~1mで上部から数本の長い放射状の横枝を伸ばす。頭花は葉腋に1個づつ下向きに付ける。
外周では期待していたコシオガマですが、保護区ではヒヨドリバナ、オトコエシは咲いていたのですがコシオガマは一株も見当たりませんでした。残念。
キバナアキギリの群落がありました。
内裏池の近くでは
イヌショウマ(犬升麻)が咲いていました。イヌショウマ科サラシナショウマ属の多年草で花期は8~9月。サラシナショウマと似ていますが両者は葉の違いで分かります。またイヌショウマの花には花柄がありませんが、サラシナショウマの花には明確な花柄があります。ご覧の通りこの花には花柄がありません。昨日高尾山の記事でサラシナショウマとして掲載した写真は既に削除済みですが、由木の住人様のご指摘通りイヌショウマの誤りでした。お詫び申し上げます。
ご参考に花柄が見えるサラシナショウマの写真を挙げておきます。
また、トリカブトの花も咲いていました。トリカブトには何種類もあり同定が難しく私にはわかりませんが、事務所の方のご意見ではこのトリカブトはヤマトリカブトではなくツクバトリカブトが有力ということです。ツクバトリカブト(筑波鳥兜)はヤマトリカブト(山鳥兜)の亜種群の一つです。茨城県筑波山で見出されたため名付けられました。キンポウゲ科トリカブト属の疑似1年草で花期は8~10月。猛毒を持つことで有名です。
公園の畑にサトイモが沢山植わっていたのですが、これはサトイモの花ではないかと思います。完全に咲いていませんが、実際に咲いているのを見たいものです。
最後に桜が咲いていました。これも種類が分かりませんが多分ジュウガツザクラ(十月桜)でしょう。
以上