八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2022年 片倉城跡公園近辺:タカオヒゴタイ(高尾平江帯)、ウナギツカミ(鰻掴み)等

2022-10-09 10:22:19 | 

10月8日。今日は片倉城跡公園近辺を歩きました。

片倉城跡公園では

林下に今年もタカオヒゴタイ(高尾平江帯)が咲いていました。キク科トウヒレン属の多年草で高尾山で初めて見つけられたため名付けられました。花期は9~10月で根出葉と茎の基部に付く葉身の形がバイオリンに似た形になるのが特徴だが、ここでは虫に食われたりしてその形をなかなか見ることができません。

  

ご参考に中央線沿線の鶴が鳥屋山近くで2013.9.14に撮影したタカオヒゴタイを添付しました。葉の形がバイオリンにそっくりです。

湿地ではウナギツカミ(鰻掴み、別名アキノウナギツカミ)が沢山咲いています。タデ科イヌタデ属の1年草で花期は5~10月。葉や茎に小さいが鋭い棘が沢山付いていて鰻でもつかめるということで名付けられた。花はミゾタデやママコノシリヌグイなどとよく似ているが、葉が茎を抱くように付くため見分けられる。

 

ウナギツカミに吸蜜するシロモンノメイガ(白紋野螟蛾):ツトガ科ノメイガ亜科の蛾で幼虫の食草は不明で日中に飛び花の蜜を吸う。

湿地にはキセキレイもいました。

コセンダングサも公園内外のあちこちで沢山咲いておりウラナミシジミが吸蜜していました。秋に沢山出てくる蝶です。

アカネの群落もありました。

 

ナンバンキセルもまだ一株咲いています。

ツリガネニンジンが2株ありました。

こんな葉をしたアザミがありました。花から見るとタイアザミかハチオウジアザミでしょうか?

 

湯殿川沿いでは

季節外れのクサボケが咲いていました。普通春に咲くのですが。

マルバルコウソウは川沿いの垣根に沢山絡まって咲いています。

タカアザミを見に行ったのですが、昨年まで咲いていた自生地の半分が住宅地に変身し残りの土地にもありませんでした。残念です。

花が終わり果実になっているものが多くあります。

片倉城跡公園の湿地では

イボクサの果実

チョウジタデの果実

タカサブロウの果実

林下にマヤランの果実

片倉城跡公園の上の広場では

イシミカワの果実

ミツバアケビの裂けた果実

湯殿川沿いの並木のハナミズキの果実

帰り道住宅の石垣にルリタテハが止まりました。

以上

コメント (1)
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