カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1079 『戎橋回顧』

2014年03月16日 | 日記






 明日(3/16)の分です。







上の写真、右手の戎橋から戎橋通りと道頓堀筋の交差路、道頓堀筋東から西方向。左手向こうに松竹座(写ってない)がある。

1950年代の写真となってるけど1960年(昭和35年)だね。雪印チーズの下に映画の看板「禁男の砂 真夏の情事」松竹映画(1960年公開)となってる。

その横手に「地獄」(1960年7月30日公開)新東宝映画。「地獄」の看板の下に駐在所、その向こうに消防署。その前が松竹座だね。









『地獄』当時は、天地茂が新東宝映画によく出てたね。沼田曜一も悪役が長い役者だね。







1960年に公開された主だった洋画は、ベン・ハー、 アラモ、 眠れる森の美女、 チャップリンの独裁者、 許されざる者、 連邦警察、 太陽がいっぱい、

バファロー大隊、 スパルタカス、 サイコ。南の映画館では、ベン・ハーは南街劇場、アラモは、なんば大劇場、眠れる森の美女とチャップリンの独裁者はスバル座あたり、

許されざる者、 連邦警察、 太陽がいっぱい、バファロー大隊、 スパルタカス、 サイコの、どれかが、この写真が撮られた時、松竹座で上映されてたね。

















「それがどないしてん?」 当時を振り返るのには、流れ聴こえる歌謡曲と同じさ、上映されてた映画が、当時を甦らせてくれるんだよ。










『1951年(昭和26年)の大阪市の戎橋』 北方向から南側 右上に松竹座の建物の上が見える。此の頃の道頓堀川は、まだ清いだったんじゃなかろうかね。






此の頃は、まだ、北区西天満の寺町に住んでたね。








『1954年(昭和29年)の大阪市の戎橋』 上と同じ、右上に松竹座の建物の上が見える。






此の頃も、まだ、北区西天満の寺町に住んでいて、翌年頃、南区日本橋筋一丁目に越してきたんだね。






下の写真、トリスと明治キャラメルの看板の間の通りが戎橋筋、なんばに向ってる。右手の映画の看板「魔子恐るべし」東宝映画(1954年6月15日公開)

根岸明美って女優さんが主役だった。全然、知らんね。もう1本が、「一本刀土俵入り」東映映画(1954年6月29日公開)此れは片岡知恵蔵だね。

上の写真の映画の看板は「お馴染み判官 あばれ神興」(1951年7月6日公開)これも片岡知恵蔵の遠山の金さん役だね。






下の写真の右上に薄っすらと映画の看板があるね。「マルコポーロ」ってなってる。おそらくゲーリー・クーパー主演作の1938年度作品のリバイバルだね。


















『1960~61頃(昭和35~36年)の道頓堀筋』 頭の写真の逆方向(西から東方面)から撮った写真。手前、松竹座の前の消防署が写ってる。





昭和30年代、此の頃は、よく家族総出で宵の南区繁華街を散歩してたね。(下の写真3枚とも30年代 北東角のキリンビルが建ってるから後半だね)



























グリコの看板が照り輝く向かい側のビルの壁面に大型スクリーンが設置されて封切り洋画の予告編を映し出していたね。

いずもやのかき舟の上だね。戎橋の欄干に肘をついて家族と一緒にいつも観るんだよ。

「太陽がいっぱい」「ラスベガス万歳」を不思議とよく覚えてるよ。アラン・ドロンを見て「ええ男やね」っておふくろが笑って云ってたね。






次から次から世代は交代して、古きものは去り、新しきものに受け継がれて往く。

親父やおふくろの前や後ろを駆け回っていたオレも、今じゃ、成人した息子の親になって当時の親父の歳に至ったよ。

かの、スーパージャイアンの宇津井健さんも82歳で亡くなった。昭和初期はもとより昭和中期も遠くなりにけりだね。






鮎も上がる清流が、いつしかどす黒く汚れて泡(あぶく)を吹き、魚住まずのドブに落ちても、今も昔も変わらず流れてる。

おまえを跨いで渡った人々の流れもおまえと似ているね。人も、今も昔も変わらず流れ往くんだね。

紅い灯青い灯、道頓堀のネオンに照らされて流れるおまえを、息子は、どんな思いで眺めるのかね? よろしく頼むわ。



















カメレオンの独り言-1078 『今日は、調子が悪い』

2014年03月15日 | 日記






 明日(3/15)の分です。








昨晩は、もう、あかんと思った頃から記憶にないほど眠気に襲われたよ。ドッテンコロリンだったんだろうね。

ハチャメチャで公開したんではなかろうかと思ったけど、毎度のように駄文程度には仕上がってたので安心したよ。

オレは、時折、また、車を乗ったろかと思うんだけど、やっぱり、やめたほうがいいね。身のため人のためだね。






アルコール呑まなくても似たような状態なるからねえ。睡魔に、とても弱い。若い時から変わらん。信号、赤なのに交叉点入ったことあったね。

激しいクラクションの音で目が覚めたなあ、ぶつけられて死んでも文句云えないよ。「当たり前じゃ、自転車乗っとけ」」 そうしよう。

あの睡魔に誘われる感覚は、何とも云えん心地よさがあるね。もう、どうにでもしてえ~、なんて感じだよ。「女かよ?」 オカマだよ。





















おかげで、よく寝たよ。爆睡もいいとこだわ。「じゃあ、今晩は眠気はないな」 欠伸がとまらないよ。「なんやねん、眠り病か?」 仕上げるまではもつよ。

今日ね、お日さん当って休憩してたら無性に何処かへ行きたい衝動に駆られたよ。カメラ持ってぶら~と行きたいね。

一度、なにもかも忘れて、独り、のんびりと旅でもしたいよ。道中で、可愛い娘さんたちと仲良くなって「一緒にお風呂でも入りましょうか?」なんてね。






「また、厚かましい妄想か」 いいじゃないかあ、オレは、悪人には為りたくても為れない気の弱い男だから大丈夫だよ。「何が大丈夫や、一番危ないわっ」

なに云ってる、オレなんかいいなりだよ。恥ずかしくて湯でダコだよ。寄られたら固くなるよ。「どこがやっ?」 全体的に。

いいだろうねえ~。「誰でもじゃっ」 オレは、好きでもない娘さんのほうが調子いいからね。「どういうことや?」 滑らかなんだよ、地のオレだよ。






「変わってんねえ~、好きならどうなる?」 オレじゃないよ、なんでかねえ~? 自分でも解らんけど凄く緊張するんだろうね。

若い頃は、それで、振られたね、奥さんなんか、チョチョイがチョイだったね。「おまえなあ~」 此処だけの冗談だよ。本気にすんな。 

そういう運命なんだろうね。その方面では、報われない運命ってあるだろ? 仕方がないよ。「報われないことばかりじゃないか?」 それも運命さ。






文句を云えば不幸になる。云わなければ、それなりに幸せなんだろうね。身から出た錆だから仕方がない。人生に多くは望まないよ。





















「おまえは偽って生きてるのか?」 優しさで生きてるよ。愛情はいろいろだよ。でも、弱いのは、相手が変わったときだね。執着がないから終わりが早い。

「受身の愛情か?」 女みたいだね。でも、そうではないね、誠意だね。愛情から誠意に変わるんだろうね。あとは惰性だね。

「それでは奥さんが可哀想だろ?」 自分から意思表示した結果だよ。夫婦の情ってのは残るよ。苦労をともにしてくれた。感謝も残る。其れが惰性の糧だよ。






其れが、殊更、哀しく虚しいとも思わないけどね。長く生きた人間の悟りみたいなもんだよ。人と比べてどうのこうのの話じゃないよ。人生は長い。

此の歳なるとね、それぞれが、それぞれに愉しめばいい。息子も成人した。夫婦が崩れてはいかん時期を越した。互いに義務は果たした。






夫婦は理想じゃないよ。世間通例でもない、世間一般でもない、常識でもなければ世間体でもないんだよ。あくまで二人の人生の問題なんだよ。

成否を他人に問うものでもなければ、選挙じゃないんだから票を集めて勝ち負け決めるもんでもない。二人の愛情と意思の問題だよ。

愛情無くして嫌気が差しても、誓ったことで縛り合って墓場に行くもんじゃないんだよ。誰が決めたんじゃ、こんなアホなこと。



















互いが奴隷じゃないか、人間の自由の放棄じゃないか、持ってる奴は権利の座の執着じゃないか、子供産んだ後は、打算を産むばかりじゃないか。

なにが夫婦愛だ、夫婦嘘八百のドツボじゃないか。「おまえ、止らんのか?」 おまえも、早よ、止めたれよ。

まあ、なんだねえ、夫婦ってのは、詰まるところ相性が良くて成り立つもんだよ。年老いても仲のいい夫婦ってのは、それに恵まれた人たちだね。






剥いた話し、もう、なんだらかんだら揉めるのが面倒だから続いてるって夫婦がやたら多いんじゃないの? そらあ、墓場だわなあ。

なんか、今日は、思考が働かんから口から出任せで書いたら滅茶苦茶だね。

まあ、こんな時もあるわいなで、自分に妥協して済ましておこ。今日は、全然、頭が働かんわ。






抜けてるところは、皆さんが補って読んでください。「なんやねん、ようも、そんな、エエ加減なこと云うねえ」 うん。






















カメレオンの独り言-1077 『クルクル回って、もうアカン』

2014年03月13日 | 日記






 明日(3/14)の分です。






変わらぬ日々が過ぎていくね。その中に耐え難い苦痛もあれば、解き放たれたような開放感に酔えるときもある。

なのに過ぎ行けば変わらぬ日々の移り変わりに過ぎない。今日、明日には片付かない尾を引くことも、やがては途切れるときがくる。

人生の視点を先に置くべきを、ここから学ぶのかね? 日々の小事に捉われず大事を見失わぬ心がけなんだろうかね?






些細なことがらに心を捉われると今日を殺してしまうね。些細なことがらを見落として明日を殺すこともある。

大事に視点を置きすぎて足元が見えずに大事を失うこともある。人間は、どこに重点を置いて生きるべきか迷ってしまうときもあるね。

だから、今日一日を精一杯に生きるべしとなる。なのに、その日々が、川面に浮かぶ藁屑(もくず)のように流れ去っていく。






こういうふうに考えると、詰まるところ自分を生きることに焦点する。日々は流れ去っても自分は此処に居る。

今日より過去を失っても、過去から積み上げた自分は残る。日々を生きるのではなく自分を生きる意志力が明日を生かす術かも知れん。

「マジックのような話だね」 川面に浮く藻屑のように、日々に流されぬように生きる気の置きどころの話だよ。「砂止めの杭のようにか?」 そうだろうね。


















本当の愛情ってのは、相手の生理的現象を苦もなく受け入れることが出来ることじゃないのかね? 詰まり嘘で隠した部分だね。

オレは、美醜をとやかく云うタイプだけれど悪意はない。「おまえが無くても云われた者にとっては悪意そのものだよ。殺したい奴だよ」

笑って言葉が出て来ない。いやいや、そうだろうけど、綺麗じゃないのがあって綺麗なのがあるんだろ? その逆でもいいよ。






どっちが前か後ろか解らないようなおばさんが「あのブスが」なんて云ってるのを訊いたことがある。美醜を判別できるんだよ。

此れが判別できないと視覚障害か脳味噌の何処かがイカレてるんだよ。オレは、その点では厳しいよ。「偉そう云うことか」

まあ、綺麗なのにもいろいろあって非の打ち所のない人なんて居ないよ。「おまえは、どうなんだよ?」 人のことは云えん。 「じゃあ、云うなっ」






馬鹿だね、云わなきゃ字数が増えないよ。多くを云って誤解を生んではいけないから 「もう、生んどるわ」 美醜云々は省くけど、これにはね、

好みとか、好き嫌いが加味されて救いがあるんだよ。綺麗だから、必ずしも好かれるというもんでもないからね。

その人の人間性が美醜に大きく影響する。綺麗がために余計に鼻持ちならんってのも居るだろ? 






これは、下手すると醜い人より醜度がアップするよ。このほうが哀れだよ。外見は、中身が形成するところが大きいんだよ。


















じゃあ、生理的現象ってのは、どうかと云うとたしなみさえ心得れば表裏がないもんだよ。

此れを美醜として捉える奴こそ、おまえじゃないけど「おまえは?」 となる。「うん、そうだね」 でも、理屈でなく許せない奴が意外と多い。

綺麗で在って欲しいって欲望だね。人間は、もともとは汚い、生きとし活けるものは、もともと臭い。それが生きてる証だよ。






明石へ行くって云って行ってないね。「なにを云うとんねん?」 ごめん、証だよって云って思い出したよ。「思い出すなっ」

鼻毛一本で興醒めしたなんてあるね。有って当たり前でも興醒めする。口が臭いとかも云うね。

それらをひっくるめて好きが本当なんだよ。それらをひっくるめて好かれて安心できるんだよ。包んであげるってことは、そういうことなんだよ。






生きてりゃ大方の人は、外見内面に関わらず、事実は不快な部分を持っているもんだよ。それと向き合って仮面を被っているんだよ。

仮面を脱いでも好いてくれる人に恵まれた人が幸せもんさ。嘘で幸せには浸れないだろ? 上辺の満足は虚しいよ。

世に結婚ってのがなくならないのは、互いに素のままの自身を認め合う相手が、人には必要なんだろうね。ほっとするんだよ。

















今日も残業で遅くなったよ。帰って風呂に浸かりポカポカの身体に冷えたビールが美味過ぎる。360ミリリットル2本いっちゃった。

眠くなる前に即行で仕上げたれって頑張ったけど、もうあかん、クルクル回ってきたよ。続行は無理みたい。気持ちいい~。

睡魔が、ハチャメチャ襲って来たよ。もう、少し続けるつもりだったけど限界である。皆さん、ごめんなさい。





間違いは、明日、直します。
























カメレオンの独り言-1076 『南北戦争-ジョニーが凱旋するとき』

2014年03月13日 | 日記






 明日(3/13)の分です。







若い時から、よく口ずさんでいた南北戦争当時に歌われた曲を、今だから出来ることだから、この際、全部書き留めておいてやろうと思うの。

映画などで字幕が流れて、その歌の内容が解ったこともあるけれど、大方は、内容も解らずまま、音楽のテンポのみがお気に入りだったんだね。

こうして、あちら此方と調べまくって仕入れてきたよ。「云い方変えたら?」 盗んで来たよだね。 うるさいわ、アホ。







知恵袋なんて云う質問箱みたいなサイトがあるね。不明なことを質問すると誰彼なしに詳しい人が答えてる。

いかにも賢そうな人が、丁寧に答えておられる。利用したことないけど、同じ疑問を問うてるのを目にすると、ちょろちょろと覗いてる。

アメリカ南北戦争に興味があるとか、当時歌われた歌の内容を知りたいとか、質問されてる人が居るんだね。







ああ、オレだけじゃないんだなって思って嬉しくなる。よし、その人に行き当たるかどうかは解らんけど、オレも紹介してあげようと思うんだね。

歌の内容に背景を施して、自分なら、見つけたら嬉しくなるような紹介の方法を考えてだね、可能な限りで創り上げるんだね。

歌の内容は、当時のものとか後世にアレンジしたものとか幾通りかあるようだね。ユーチューブでの歌声に合わせればこれになるね。



















笛DEマーチ/22.ジョニーの凱旋 (ミッチ・ミラー合唱団)







『ジョニーの凱旋』






When Johnny comes marching home agein.Hurrah! Hurrah!
ジョニーが凱旋したときは バンザーイ バンザーイ

We'll give him a hearty welcome then, Hurrah! Hurrah!
みんなで彼を心から迎えるぞ バンザーイ バンザーイ 

Oh,the men will cheer tha boys will shout
男性たちは喜び 男の子たちは叫び声を上げ

Tha ladies they will all turn out,
女性たちは みなお洒落に着替えて



And we'll all feel gay when johnny comes marching home.
皆 愉快な気分になるだろう ジョニーが凱旋するとき

And we'll all feel gay when johnny comes marching home.
皆 愉快な気分になるだろう ジョニーが凱旋するとき

















Get ready hor the jubilee, Hurrah! Hurrah!
記念祭の準備だ バンザーイ バンザーイ

We'll give the hero three times three, Hurrah! Hurrah!
英雄に万歳九唱だ バンザーイ バンザーイ

Well, the laurel wreath is ready now to place upon his loyal brow,
勝利の栄冠は 既に 彼の忠義な頭にのせられるを待っている



And we'll all feel gay when johnny comes marching home.
皆 愉快な気分になるだろう ジョニーが凱旋するとき

And we'll all feel gay when johnny comes marching home.
皆 愉快な気分になるだろう ジョニーが凱旋するとき



















In 1861, Hurrah! Hurrah!
1861年 バンザーイ バンザーイ

That was when the war begun, Hurrah! Hurrah!
戦争が始まった年だったね バンザーイ バンザーイ

In 1862, both sides were falling to,
1862年 双方が攻撃を開始した



And we'll all drink stone wine, when johnny comes marching home.
みんなでストーンワインを飲もう ジョニーが凱旋するとき

And we'll all drink stone wine, when johnny comes marching home.
みんなでストーンワインを飲もう ジョニーが凱旋するとき



















In 1863, Hurrah! Hurrah!
1863年 バンザーイ バンザーイ

Old Abe, he ended slavery Hurrah! Hurrah!
エイブ(エイブラハム・リンカーン)の親父が奴隷制度を廃止した バンザーイ バンザーイ

In 1863 Old Abe, he ended slavery
1863年 エイブの親父が奴隷制度を廃止した



And we'll all drink stone wine, when johnny comes marching home.
みんなでストーンワインを飲もう ジョニーが凱旋するとき

And we'll all drink stone wine, when johnny comes marching home.
みんなでストーンワインを飲もう ジョニーが凱旋するとき



















In 1864, Hurrah! Hurrah!
1864年 バンザーイ バンザーイ

Abe called for five hundred thousand more, Hurrah! Hurrah!
エイブの親父が 新たに50万人を召集した バンザーイ バンザーイ

In 1865, they talked rebellion --strife',
1865年 反乱の話になって--紛争へ!



And we'll all drink stone wine, when johnny comes marching home.
みんなでストーンワインを飲もう ジョニーが凱旋するとき

And we'll all drink stone wine, when johnny comes marching home.
みんなでストーンワインを飲もう ジョニーが凱旋するとき



























「ジョニーが凱旋するとき」だけに限らず、南北戦争の愛唱歌には、内容の歌詞が幾通りもあるようだね。

この歌詞は、戦時中の1861~1865年の間を歌い上げているので、当時の歌詞じゃないのが解るね。戦後の作詞ってことになる。

でもユーチューブで調べると、どれもこれも、これがポピュラーだね。






もう、一曲、南部連邦の愛唱歌、行進曲にも使われてるお馴染みのがあるんだけど、曲名が思い出せないから調べ上げようがないんだね。

記憶が正しければ、「リオ・グランデの砦」のラスト、閲兵式を前に、合衆国騎兵隊将校のジョン・ウェインの南部出身の妻に、将軍がリクエストで

南部の行進曲を演奏させてプレゼントするんだね。その行進曲は有名なんだけど、何故か思い出せないんだね。






今も、半口笛で奏でるのは容易なんだけど曲名が解らない。なんだったかなあ? 

南北戦争を背景にしたものや、ジョン・フォード監督の映画には必ずと云っていいほど流れるんだけどねえ。

なにかの拍子に思い出したら調べ上げて書きます。










『リオ・グランデの砦』 将軍(左)を隣にジョン・ウェイン(中央)妻役のモーリン・オハラ(右)南部の行進曲に合わせ合衆国騎兵隊の閲兵式のシーン








ジャズじゃないほうのディキシーランドの「ディキシー」だね。ジョン・ウェインの写真見てたら思い出したよ。

ユーチューブで検索して聴いてみたら、そうだったよ。ミッチー・ミラー合唱団が歌ってたと思うんだけど無いね。いいのが行き当たったら書きます。

もう一つ、馴染みのがあった。「戦いの雄叫び」「自由の喊声」って訳されてる「Battle Cry of Freedom」だね。「自由の雄叫び」じゃないんだね?






今日は、残業で遅くなったけど、8割がたを休みの日に仕上げていたので助かったよ。

興味のない方には申し訳ないですが、オレは、こんなの書いてたら夢中だね。好きだねえ~。その時代を夢想してイキそうになるよ。「イッテまえ」

昔の人は、思想、建国なんてことに純粋だったんだね。戦いそのものの酷さを知らず想いに逸って行動する。田舎の若者たちなんか、其れが諸だね。






今の人は情報通でシラケが先行して目標を失う、自分の出しどころが掴めない、無難に生きることを望む、致し方ない時代だね。






















カメレオンの独り言-1075 『毛皮の白熊になりたい』

2014年03月12日 | 日記







 明日(3/12)の分です。







さて、今日は何を語ろうか? もう、無いでえ~と思ってパソコンの前でボ~としてる時間が長かった。

でも、不思議だね、内容は兎も角として、もう、搾ろうが捻ろうが踏んづけようが、ネタが出て来ないと断じて云える状態なのに出てくるね。

上の悩ましい女性が白熊をペチャンコにしてるね、あれと一緒なの。「アホ、剥製の毛皮だけの白熊やないか」 酷いねえ~。






もう、あかんっと云ってる尻から繋がって出てくるもんなんだね? 「なんか、表現が臭いなあ~」 関連してんだよ、だから、臭く感じるんだよ。






電気のソケットがあるだろ? 取りように依ったら、あれでも卑猥なんだよ。差し込む方をオスって云って、挿し込まれる方をメスって云うだろ。

「セックスか?」 そうだよ。容易に想像がつくだろ? 嬉しそうだね? そういう捉え方をすれば他にだっていろいろあるよ。

「どんなだ?」 こんなだって、すぐに出て来ないよ。それより、さっき、関連してるって云ったけどちゃうね? 適切な言葉が出て来ないね。

















賢い奴は、ここらが、まず違うね。語彙に詰まらんね、凄い蓄えをしてると思うよ。オレは、貧困から逃れられない宿命を背負ってるね。

大したもんだよ。「どこが、大したもんやねん?」 嘆いても始まらんじゃないか。足らぬなら恥を売って金に換えて補いつつ生きていけばいい。

恥を怖れてはいかん、行動を封じるからね。恥を知らぬは大恥だから、恥を知って恥をかけばいい。成長するよ、強くなる。






賢い奴ってのは、いつしか知性に頼るんだね。つまり、鎧だよ。身を守るための鎧になると弱さを温存させるんだね。

そんな奴は、知性じゃ治まらない状況におかれると、これが、また、か細い奴に豹変するんだね。弱きもの、汝の名は人間なんだよ。

最近、感じるんだけど頭だけの人って意外と多いんじゃないかねえ? 教えられた分だけ成長したような人、気のせいかなあ?






「おまえは?」 出来得るならば、ずっと穴の中に篭って居たい。「ニートか? オタクか?」 アホッ、働いておるわ。精神的にだよっ。

















「働かずとも生きて往けるのでございます」 誰か云うとったな?  刑務所で生きていくんだね、自分を知っとおるな。

こんな奴に刺されて死んだ人は、本当に気の毒だね。仕事終えて、ほっとして自宅の前で、突然、キチガイに刃物だからね。

日常が、突然、非常に暗転すると臨機に対応は難しい。まさかの思いが躊躇させるね。状況を理解し難いままに亡くなられたろうね。






相手を傷つける、殺すって行動に接点する奴って脳味噌の回路が単純なんだろうね。オレ、こんなのでなくて良かったよ。

オレは、アホだけど回路は、実に複雑怪奇に張り巡らされてると思うよ。だから、たまに、そっちじゃないよってのも有るけどね。

閃いて、即、行動って奴も短絡なんだろうね。何ごとにも熟考して行動ってのが無難ではあるけども時を逸するマイナスを背負う。






直感ってのは、自身の信念、心情に則った上での判断が利くんだろうね。即行がものをいう閃きなんだろうね。こういう人が居るよ。

ぶち当って成否を問うて鍛えるタイプの人だね。社会の前線を生きていける人なんだろうね。日々、戦闘、心身ともにタフでなければもたない。

同じく人に、其れを強いる、もしくは計ることなく我が道を往くならば、大きな肥やしの瓶(かめ)を持つ人になるんだろうね。

















そういう自分をもって生まれたと解釈すべきじゃないんかね? そうせざるを得ない自分の物語なんだよ。開拓者だね。

人は、それぞれに背負ってる。真逆志向のオレなんか、ずっと穴倉に篭って居たいけど、其れを許されぬ自分を生きてる。

己の意思とは相反する生き方に導かれているように思えるときがある。なんでやのんと云いたい時がままあるよ。






それは、気づく気づかぬの自分の能力を試されるため、此の世で果たさねばならん用事を処すための道なのかも知れない。

本当なら、俺は、こんな用事を背負って生まれて来たよ。俺は、こんなに沢山背負ってるよ。わたしは、苦しい用事だわ。俺は軽いよなんてね、

そこに、それぞれ能力が振り分けられて、俺は、頭は悪いわ、用事は多いわ、お先真っ暗だよ。見せ合えれば理解は早いだろうね。






舞台の人生劇場にはシナリオがある。浮世にシナリオはない。一歩踏み出して身を置かねば始まらない。真っ暗闇の人生劇場を人は必死に演じてるね。




























カメレオンの独り言-1074 『下手の横好きは高くつく』

2014年03月11日 | 日記







 明日(3/11)の分です。




















ほおう、いいねえ、久しぶりのお買い物、皆さん、来ましたよ。「そんなもん、知ったこっちゃないわ」 おまえみたいな姑息な人ばかりではないわ。

SIGMA 広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMキヤノン用 APS-C専用だよ。

出目だね。う~ん、魚眼レンズってこんなのかあ~。重量もそこそこあって安っぽくないのがいいね。 リングの回転もいいよ。見た目、合格。






「問題は、使い切れるかだね、無理だろうね」 おまえな、推測で決めるな。実際を知って納得するだろうよ。「実際を云ってんだよ」

何故、オレが怒らないか解るか? 「解る」 ほおう、云ってみろ。「自分で無理だと知ってるから」 ははははは、まあ、いいだろう。「図星か?」

この話は、ここまでにしておこう。「なんでや?」 撮って見せれば解ることだよ。「いつ撮るねん?」 「また、防湿庫の飾りか?」 うんぬっやろお~。






オレの思うにね、暴力反対って口揃えるけどね、どつかれても仕方ない奴も、実際、居てるよ。「口で言い返せよ」 アンッダラア~、ボコンッの方が速いわ。

話せば解るってよく言うね。確かに、そうだけど話せば余計に頭にくるってのもあるよ。言葉の暴力ってのは、心をズタズタにするナイフだよ。

足元の水溜りに石を放ってみろ、跳ね返りの泥水浴びるだろ? 人を馬鹿にしたんなら撥ね返りは覚悟しやがれ。暴力封じて心を切るなっ糞っ。




















広角か、視野を広く見る。望遠ばかりじゃ視野は狭まるばかり、心も小っちゃくなっていくかもね。よし、此の世を、人を、広い目で見てみようか。

「そうだよ、くだらん事で怒るな」 出て来たな、おまえをどつくと云うことは、オレをどつくことになるではないか。「そうだよ」

では、おまえが、オレを馬鹿にすれば、おまえ自身を馬鹿にしていることになるんよ。「痛みわけか?」 どういうことやねん?






防護用のフィルターレンズが填められないってのが気になってた。肩に掛けて移動する際、魚眼レンズを剥き出しでは不安だからね。

箱から取り出して、まず、確かめたよ。はは~ん、フードのまま被せられる蓋代わりが付いてるよ、なるほどね、ほっとしたよ。

カメラにセットしてファインダーを覗いて見る。リビングが丸々収まってるよ。後退して間隔とって調整しなくても一挙に収まるんだね。






う~ん、なかなか、いいやないの。難は、レンズがF4.5-5.6と暗いから晴れた日が無難だろうかね? 






これでお金を払わずに済めば云うことないね。支払いは、現物手にするまでに済ませるのがいいよ。手に入って終うと負担だけが残る。

引き落としは自動処理されるからまだいいけど、振込みだと支払う意味が希薄になって損したような思いが残るから不思議だよ。

オークションでも、後払い制はやめたほうがいい。トラブルの元だからね。出品者の心得だね。現物が中古だから払う段になって惜しくなるんだろうね。






金を振り込んで後の現物は、待ってましたと喜びが優先する。思惑と少々のズレがあっても、中古だからと諦め易いし納得も出来る。

此れが、後払いだと支払いより先に文句が出るんだね。その人の過度の期待が裏切られたと捉え易くするようだね。

メールの応酬で埒があかずに揉めに揉めるんだね。落札は、衝動買いが多いから、取引は、熱が冷めぬうちがキモとなる。オークション出品の心得でした。









Tom Jones - Green green grass of home 1967









1960年代後半かね? TVの30分番組でイギリスの「トム・ジョーンズショー」ってのを放映していたね。最初の頃は白黒で観てたよ。

タキシード姿に蝶ネクタイ、声量のある歌手でダンスが上手い。妖しく腰をくねって軽やかに歌い踊る姿が格好がいいんだね。

此の人は、格好いいんだけど、太るタイプだなって感じた通り、年々、太っていったよ。「007/サンダーボール作戦」の主題歌を歌ってたね。






昨晩、ユーチューブで久ぶりに観たよ。40年程前なのに、まるで昨日のように歌い踊って変わらない。当時のオレも其処に居るよ。懐かしいね。

音楽に素直にノレる人って愉しいだろうね。オレは、見て愉しむのが関の山だから、そんなことを思ってしまうよ。






久しぶりのお買い物で心はダンスだよ。






















カメレオンの独り言-1073 『火と煙と町民』

2014年03月10日 | 日記







 明日(3/10)の分です。







ありがたいことだね。「なにが?」 最近、このブログを開いて読んでくださる方が増える一方だよ。「駄文なのにね」 放っとけ。

一時的なもんだろうって思ってたけど、今はね、周期的に起きる津波現象の影響じゃないんだね。

どちらかというと全体的に見る人の数は引き潮気味な状態なのに順位は上がる一方だよ。






1万位辺りを行ったり来たりしていたんだけど、最近は、6千から7千辺りに上がってんの、で、5千台に手が伸びてる日も多いんだよ。

否が応でも気合を入れてしまうんだけど、出来上がりは空振りが多いのが哀しいね。独りよがりばっかしだからね。

「ともに酔ってくださいなんてのがあるな?」 あるね、押し付けもいいとこだね。人さんの好みを無視してるよ。






もうひとつ、アクセス・ランキングなんか見てるとね、ブログを始める人の多さに目を見張るよ。

過去1週間の表なんだけど1週間の間に2千以上の発生率だよ。もう、すぐに200万を突破するね。gooが有料制に変える気持ちも解るね。

なにか自分の想いを形に代えたいって望む人が多いんだね。頭がいいんだなあと感心するような人も多いよ。






「おまえのは?」 程度が低くて比べもんにならんよ。でも、駄文では負けないよ、どちらかで、もってりゃいいんだよ。寄らば斬るぞっ。

















「歳考えろよ、安もんのオモチャの刀に頼るな」 無いよりいい。「弱い奴ほど、こんなの欲しがるだね」 そうだよ。

日本人の血が好ませるんだよ。花は桜木、人は武士だよ。「おまえは?」 根が商売人だよ。「じゃあ、要らん」 

じゃあ、カメラのレンズを買おう。「なんの関係があんねん?」 買っちゃった。「ええーっ?」 






「なにを買ったっ?」 レンズだよ。 「じっとしてても買うことが出来る時代だから、急に買ったってこともあるわなあ」 そうだよ。

呆気ないくらい素早いよ。「前から迷ってた望遠か?」 広角だよ。『SIGMAの広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM キヤノン用 APS-C専用』 だよ。

レンズはね、人気の有りそうなのは買い易いんだよ。「オークションか?」 そう、大事に使って、気にそぐわなかったら売れるからね。






「幾らだった?」 最安値55,176円だよ。少し使って意に副うか否か、駄目だったらオークションで悪くても4万で売れるよ。

新品を購入して満足して確かめて逃げが利く。大事に使うことがキモだね、オレは、其れがお手のもんだから苦にならない。

気に入れば、この上ない満足を得れるよ。たまには、買い物して気を晴らさないと人間が縮むよ。「おまえは、何も買わないからなあ」 そうよ。



















格好つけて云ってるけど購入のボタンをクリックするまでの苦しかったことってっありゃあ~しなかったよ。東京スカイタワーから飛び降りる覚悟だよ。

1万5千の覚悟だよ。「買う前から売った後の覚悟かよ?」 そうだよ。「規模の小さい男やね」 笑わば笑え。

「そらあ、タムロンの望遠は、よう買わんやろね」 売っても半額だろうから6万の覚悟だよ。死んでしまうよ。タムロンと心中はようせんわ。






でも、愉しみだね、どんなだろ? キャノン純正の10ミリは経験あるから2ミリの違いってのは、然程のことはないんだろうね? 「来たら解る」

よしっ、武器は揃った、春の外界よ、待っていろ。「大層な奴やね」 手始めに桜でも撮ったろか。しかし、桜は望遠のほうが利くからね、景色だね。

梅田のビル街なんか面白いだろうね。ああ、そうだ、阿倍野のハルカスを撮らんとあかんね、後退しなくても、軽々ファインダーに入るよ。「だろうね」






しかし、あんな高い処へ平気で上がる奴って命知らずだね。オレに云わせれば、一言、馬鹿だよ。「おまえが、気が小っちゃいんだよ」 そうだよ。

しかしだね、もし、仮に途中階で火事が発生してみろ、大方の奴は、鎮火するまで生きた心地はせんぞ。「火と煙は高い方へ走るからね」

どいつもこいつも、みんな、ジャンヌ・ダルクの心境になるで。「なんやねん、それは?」 火あぶりだよ。






ジャンヌ・ダルク (ユリウス暦 1412年頃1月6日 - 1431年5月30日) フランス語で Jeanne d'Arc、過去ではJehanne Darcと記(しる)すんだね。

15世紀のフランス王国の軍人。フランスの国民的ヒロインで、カトリック教会における聖人でもある。「オルレアンの乙女」とも呼ばれるんだよ。

ジャンヌは現在のフランス東部に、農夫の娘として生まれてだね、神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍したの。










『コンピエーニュでブルゴーニュ公国軍に捕らえられるジャンヌ パリのパンテオンの壁画』








イングランドとの百年戦争で重要な戦いに参戦して勝利を収め、後のフランス王シャルル7世の戴冠に貢献した。

その後、ジャンヌはブルゴーニュ公国軍の捕虜となり、身代金と引き換えにイングランドへ引き渡された。

イングランドと通じていた司教によって不服従と異端の疑いで異端審問にかけられ、最終的に異端の判決を受け19歳で火刑に処せられてその生涯を閉じたんだよ。

















ジャンヌの火刑は、1431年5月30日に執行されたらしいね。さぞかし、熱かったろうね。ウイキペディアに詳しく載ってるよ。

こういうのを見ると使命を受けて生まれ出でる人ってのは居るね。歴史上に登る人でなくても、現代でも些細な町民の中にも居ると思うよ。「町民?」

そうだよ、高いところで逃げ場無く、ただ、うろたえるばかりの町民どもの姿が瞼(まぶた)に浮かぶよ。






「阿倍野のハルカスから、なんで、フランスのジャンヌ・ダルクが出てきて、町民がうろたえねばならんのだよ」 町民は、総じて馬鹿なんだよ。

足元見ずに上ばかり憧れて見る、浅ましい町民どもだよ。「おまえ、おかしいで」 おかしいよ。

「火と煙と町民? なんやねん、今日の題名は? 江戸時代かよ」 時代は変わっても人間は変わらないんだよ。其処が人類の味噌だね。






「なにが味噌やねん? おまえの表現は、おまえしか解らんわ」 解る人には解るよ。べつに解らなくても支障はないよ。






















カメレオンの独り言-1072 『この、なんでもない幸せに感謝』

2014年03月09日 | 日記






 明日(3/9)の分です。







オレの心の中では、何故か哀愁漂うアメリカ南北戦争に関して二夜連続の駄文であった。

昨晩は、体力的にへばって中途半端に終わったから、今朝、補足の部分を書き込んでなんとか格好を取り繕ったよ。

仕事から帰って、短い時間に書き上げるのはしんどいね。他の事にも浮気してウロウロ、ネットを散歩するから時間が「あっ」と云う間に過ぎるよ。






「テキサスの黄色い薔薇」なんか、編集の欄を何度開いて見て聴いて愉しんでいることやら。「なんやねん、自慰行為か」 恍惚だよ。

敵味方、それぞれの兵士たちが、それぞれの恋人を讃えあげて胸に抱いて戦ったんだろうね。愛おしいね。

生きると云う純粋な想いも侭ならず、その地に生きたる義務を果たさねばならん、戦争とは、ただただ、ひたすらに酷いもんだね。






人間の哀しさの因果は欲だろうね。支配欲、名誉欲、勝利欲、突き動かされる原動力となるのは欲だね。そして、美意識の貫徹って欲もある。

男には、その血が流れているね。愚かであっても貫き通す。破壊欲だろうね。筋から外せぬ自分が居るんだろうね。

平和主義の人からすれば無くて良い存在なんだけれども、その人たちから見れば、ただ生きて居るに過ぎない存在に映るのかも知れないね。






もの言わぬ草は踏み潰しても、また芽を噴き生い茂る。河は流れる、抗しようもなく流れる。其れが時代であって人生であるんだろうかね。



















対極するものが在って今を知り得る。悲しみの向こうに喜びが在る。苦しみの向こうに憩いがある。人は、一極では価値に気づかないもんなんだろうね。

結構な時代に生きるものは、過去を蓋せず忘れてはいかんのだね。それらが、今の結構さを思い知らせてくれる対極なんだね。

人生の底を舐めた人が強いのは、その苦しみには戻りたくない苦しさを知っているからだろうね。







今の人は、時代に翻弄されて苦しむことを知らない。欲を満たすための戦いのみに生きているところがある。

欲にかまけると清廉を忘れて人を汚すんだね。哀しいことに、汚れていく自分にも気づかない。当たり前が幅を利かす世になるね。

歴史を振り返れば、人間ってのは、同じ過ちを繰り返し繰り返しなぞるように生きているように思えるね。



















今日の朝は、いい天気に恵まれたね。机の横っちょの窓からお日さんが差し込んで日向ぼっこの趣だよ。

今日も、なにはなくても好き日でありますように。「なんやねん爺臭いなあ」  黙れッ、ばか者。今しがたの話を聞いてたか?

日々、当たり前のようにくる毎日ほど結構なことはないんだよ。だから変わらぬことの無いように、今日も、好き日でありますようにだよ。







昼過ぎにテレビで南海沖地震に関する番組が放映されている。地震そのものの揺れの被害も怖い、それと津波も怖いね。

南海トラフ地震がまともに襲った場合、揺れも津波も確かに怖いけど、生き残った場合のその後が一番怖いんじゃないのかね?

田舎じゃないから被災者人口は半端ではないよ。その人たちが、衣食住を失って、その補充がスムーズに回るとは考えにくい。







飲料、食料の確保ってやってますか? 長く置いたら消費期限が過ぎてしまうから、買い替えの時点で、もうええかってなってしまう。

買い溜めていても家が潰れて燃えてしまうこともあるから、来たら100年目って運任せなところがある。

関西は、過去に大きな被害の経験がないから弱いんじゃなかろうかねえ。日々当たり前じゃ無くなったら些細なことでも大きな不自由だからね。







人は、そう簡単には死なないけれど、だからこそ長い苦しみを味合わねばならんということでもあるんだね。鬱陶しい話だね。






















カメレオンの独り言-1071 『映画 グローリー ・南北戦争・リバプリック讃歌』

2014年03月08日 | 日記






 明日(3/8)の分です。







『グローリー』Gloryは、1989年度 アメリカ映画。アメリカ南北戦争において実在したアメリカ合衆国初の第54連隊黒人部隊を描く戦争映画。






























































 『マシュー・ブロデリック』








南北戦争最中(さなか)、北軍内に創設された初の本格的黒人部隊のマサチューセッツ第54連隊。

根深い人種差別に苦しむ黒人たちと、差別を憎む白人ショー大佐(マシュー・ブロデリック)が、黒人の自由と平等のため参戦して戦うことを決意する。

正義のために立ち上がった黒人兵士達は、ずっと後方での雑用係であることに不満が爆発、みんなでショー大佐に前線任務を嘆願する。

















大佐が上官に上奏すると、黒人兵は味方の足手まといになるという理由で却下されそうになる、だが、そんなことは無いと大佐は全力で否定する。

ならばと上官は、難攻不落のワグナー要塞攻略作戦に参加するかと提案する。それは、隊の全滅も覚悟を要する任務だった。

大佐は苦悩しながらも、その作戦に参加する決断をする。






ワグナー要塞攻略作戦は、アメリカ合衆国の南東部海岸地域(サウスカロライナ州、フロリダ州、アラバマ州、ミシシッピ州、ルイジアナ州、テキサス州

およびミシシッピ川の南部等で起こった主要な陸軍と海軍の軍事作戦行動の範疇にある。南北戦争の南部沿岸戦線である。

1863年7月10日、北軍はチャールストン港口に浮かぶモリス島のワグナー砦に攻撃を始めたが撃退された。これを第一次ワグナー砦の戦いという。






7月18日、北軍は再度ワグナー砦への攻撃を開始。これを第二次ワグナー砦の戦いという。映画「グローリー」の舞台だね。

アフリカ系アメリカ人からなる第54マサチューセッツ連隊が先鋒を務めて激しい白兵線にまで持ち込んだが最後は撃退された。

北軍は参戦した5千名のうち1515名の損失を出したにも関わらず、ワグナー要塞の攻略はかなわなかった。








 『第二次ワグナー砦の戦い』













南北戦争 (曲:リパブリック讃歌)









The Battle Hymn of the Republic 『リパブリック讃歌』 アメリカ合衆国、北軍行進曲





Mine eyes have seen the glory of the coming of the Lord;
He is trampling out the vintage where the grapes of wrath are stored;
He hath loosed the fateful lightning of His terrible swift sword;
His truth is marching on.

Glory! Glory! Hallelujah! Glory! Glory! Hallelujah!
Glory! Glory! Hallelujah! His truth is marching on.




私の眼は、主の到来の栄光を見た

神の怒りのぶどうが、貯めてあるところで

主は、収穫物を踏み潰す

主は、恐怖の剣を振りかざし、運命の稲妻を落とす

主の信念は進撃していく



主に栄光あれ!主に栄光あれ!

主に栄光あれ!主の信念は進撃していく

























I have seen Him in the watch fires of a hundred circling camps
They have builded Him an altar in the evening dews and damps;
I can read His righteous sentence by the dim and flaring lamps;
His day is marching on.

Glory! Glory! Hallelujah! Glory! Glory! Hallelujah!
Glory! Glory! Hallelujah! His day is marching on.




百の円陣の野営隊のかがり火の中に、主が見えた

夜露と夜霧のなか、人々は主のために祭壇を建てる

揺れるかすかなランプの光で私は正義の言葉を読む

主の統べる日は進撃していく


主に栄光あれ!主に栄光あれ!

主に栄光あれ!主の統べる日は進撃していく

























I have read a fiery Gospel writ in burnished rows of steel;
“As ye deal with My contemners, so with you My grace shall deal”;
Let the Hero, born of woman, crush the serpent with His heel,
Since God is marching on.

Glory! Glory! Hallelujah! Glory! Glory! Hallelujah!
Glory! Glory! Hallelujah! Since God is marching on.





私はみがかれた大砲の列に記された猛々しい福音を読んだ

「我が敵と戦う限り、我が恵みは汝のもとにある」と

女より生まれし英雄、かかとにて蛇を滅ぼさせよ

そして神は進撃していく

我らの主は進撃していく


主に栄光あれ!主に栄光あれ!

主に栄光あれ!我らの主は進撃していく































He has sounded forth the trumpet that shall never call retreat;
He is sifting out the hearts of men before His judgement seat;
Oh,be swift,my soul,to answer Him; be jubilant,my feet;
Our God is marching on.

Glory! Glory! Hallelujah! Glory! Glory! Hallelujah!
Glory! Glory! Hallelujah! Our God is marching on.





主は決して退却を命ずることのないラッパを前進と響かせた。

主は、審判の席で人々の心をふるい分けている

ああ、急ごう、私の魂は心の底から主の期待に応えようとしている。

我らの主は進撃していく


主に栄光あれ!主に栄光あれ!

主に栄光あれ!我らの主は進撃していく








































 『当時の実際の閲兵式』








In the beauty of the lilies Christ was born across the sea,
With a glory in His bosom that transfigures you and me:
As He died to make men holy, let us live to make men free;
While God is marching on.

Glory! Glory! Hallelujah! Glory! Glory! Hallelujah!
Glory! Glory! Hallelujah! While God is marching on.




美しいユリの中、海の向こうで救世主は生まれた

み胸の栄光と共に、君を、我を尊いものと変えた

死して人々を聖なるものとした主のように、我らも人々を自由にするために死のう

主が進撃する間に


主に栄光あれ!主に栄光あれ!

主に栄光あれ!主が進撃する間に




































「Forward Fifty-fourth !!」 (第54連隊前進 !!)





























He is coming like the glory of the morning on the wave,
He is wisdom to the mighty, He is honor to the brave;
So the world shall be His footstool, and the soul of wrong His slave,
Our God is marching on.

Glory! Glory! Hallelujah! Glory! Glory! Hallelujah!
Glory! Glory! Hallelujah! Our God is marching on.



主は、人々が手を振る中、朝の輝きのように現れる

主は、強者にとっての知恵、主は勇者にとっての名誉だ

そう、世界は彼の足元にひれ伏し、悪の魂を奴隷とする

我らの主は進撃していく


主に栄光あれ!主に栄光あれ!

主に栄光あれ!我らの主は進撃していく

















ロバート・グールド・ショー大佐は、壮烈なる戦死。

ショー大佐の最期は事実に基づいている。彼の最後の言葉は「第54連隊前進!」"Forward Fifty-fourth" であったという。

北軍は2度も撃退されたワグナー砦を包囲し、最終的に9月7日、ワグナー砦を占領した、






映画「グローリー」は、南北戦争をわりと忠実に描いてるね。有ったか無かったか解らんようなシーンは少ないように思うよ。







 『ロバート・グールド・ショー大佐』







ロバート・グールド・ショー大佐を演じるマシュー・ブロデリックが、大佐のわりに若いんだけど、実際も若干25歳の若者だったんだね。





映画のラストで、ショー大佐の亡骸が他の黒人戦死者と一緒に穴に放り込まれるという、南軍によってショーを侮辱したシーンがある。偏見が凄いんだね。

実際にも、これはその目的の行為であり、後に北軍士官の遺体が返還された時においても、ショーの遺体だけは黒人兵と一緒に埋葬されたままであった。

しかし後にショーの父親は「息子がそのような方法で埋葬された事を 「誇りに思っている」 と語っているらしい。







 『ケイリー・エルウィス』







第54連隊の副連隊長はエドウィン・ハロウェル中佐だった。ケイリー・エルウィスによって演じられたカボート・フォーブズ少佐は彼をモデルにしているんだね。

ハロウェル中佐は重傷を負いながらもワグナー要塞の戦いを乗り切り、1865年に解散するまで連隊を率いた。彼の退役時の階級は准将だったらしい。

映画では、ワグナー要塞に斬り込んで内部へ進撃し渡り廊下の切れる辺りで、眼下の大砲に照準合わされて発砲のシーンで終わっている。生きてたんだね。






















ワグナー要塞の攻略は、 結局成らなかった。第54連隊は、 全兵力の半数に相当する約 1千名の死傷者を出して壊滅。 後続部隊も又、 大打撃を受けて敗退した。

然し、 是の日の戦闘で発揮された同連隊の勇気と敢闘精神は、 黒人部隊の評価を飛躍的に高めたとある。

黒人兵士大量養成の道が開かれ、 南北戦争終結までの間に18万人以上が正規兵として合衆国軍の戦列に加わる事となったんだね。















南北戦争の南部沿岸戦線を背景にした映画ってのは、不思議と描かれない。だから、西部劇慣れしてる目で見ると、海が広がるシーンってのは極めて珍しい。

冒頭に貼ってる写真は、ワグナー要塞攻撃を控えてロバート・グールド・ショー大佐が愛馬とともに渚に踏み入り海原を望み今生の別れを覚悟するシーンだね。

背後には、突撃を前に整列するマサチューセッツ54連隊の黒人兵たちが整列して指揮を待っている。そして、その向こうにワグナー要塞が見える。

















映画を通して、其の時代に生きた人々の人いきれってのかね? 想いかね、彼方を遠望して掴みきれないけれど、当時は当時の、そう為らざるを得ない流れってのがあるんだろうね。

























Glory Charging Fort Wagner HD













1989 Glory war movie final song












以上のユーチューブの動画がいつまで消されずに済むか解らないけど、一応、貼っておきます。

観る人、観る人で、それぞれ評価も異なるだろうけど南北戦争を描いた映画では、このグローリーは素晴らしい出来だと思うけどね。

































カメレオンの独り言-1070 『南北戦争・テキサスの黄色い薔薇(バラ)The Yellow Rose of Texas 』

2014年03月07日 | 日記







 明日(3/7)の分です。







南北戦争(American Civil Warー1861年 - 1865年)は、アメリカ合衆国とアメリカ連合国との間で行われた戦争だね。

今日は、なんで南北戦争のお話かって訊かれたら、なんとはなしにとお答えしよう。「なんやねん、それは」 気の赴くままと云うことだよ。

奴隷制存続を主張するアメリカ南部諸州のうち11州が合衆国を脱退、アメリカ連合国を結成し合衆国にとどまった北部23州との間で戦争となったんだね。






アメリカ連合国(Confederate States of America)は、アメリカ合衆国からの分離独立を宣言した南部諸州が構成した国。

1861年から4年間存在したが南北戦争の敗北により消滅した。「ディキシー」のニックネームでも知られる。歌にもあるよ。ディキシーランドってね。

北部のアメリカ合衆国側を北軍、南部のアメリカ連合国側を南軍と日本では称して使っているね。






サウスカロライナ州、 ミシシッピ州、 フロリダ州、 アラバマ州、 ジョージア州、 ルイジアナ州、 テキサス州、 バージニア州、 アーカンソー州

テネシー州、ノースカロライナ州の11州が分離独立を宣言してアメリカ連合国となる。

南北戦争を取上げた動機はだね、実は「テキサスの黄色い薔薇」を紹介しようと思ったからなの。「じゃあ、それだけでいいじゃないか」






それでは、愛想も糞もないじゃないか。どういう時代に歌われたかって、時代背景も漂わせてだね、雰囲気作りだよ。

















CONFEDERATE SONG ~ THE YELLOW ROSE OF TEXAS










THE YELLOW ROSE OF TEXAS 「テキサスの黄色い薔薇」 意訳





There's a yellow rose in Texas, that I am going to see,
No other darky knows her, no darky only me

She cryed so when I left her it like to broke my heart,
And if I ever find her, we nevermore will part.





テキサスの黄色いバラ 会いに行くんだ

仲間は誰も彼女を知らない 僕だけの秘密

別れのとき 彼女は泣いた 胸が痛んだ

もう一度会えたときは

僕は二度と彼女を放さない




[Chorus]

She's the sweetest rose of color this darky ever knew,
Her eyes are bright as diamonds, they sparkle like the dew;

You may talk about your Dearest May, and sing of Rosa Lee,
But the Yellow Rose of Texas is the only girl for me.



[Chorus]

彼女は甘美なバラ 仲間も一番と認める

瞳はダイヤモンドのように輝き

朝露の如くきらめく

君の親愛なるメイとローザ・リーの歌も

テネシーの鐘も彼女には敵わない















When the Rio Grande is flowing, the starry skies are bright,
She walks along the river in the quite summer night:

She thinks if I remember, when we parted long ago,
I promised to come back again, and not to leave her so.





夏の夜の星明かりの下、リオ・グランデは流れる。

川の辺(ほとり)を二人で歩いた遠い昔を思い出す。

君は覚えているかい。

君のもとに戻れるならば、

もう、二度と君の傍から離れないと約束するよ。




[Chorus]

She's the sweetest rose of color this darky ever knew,
Her eyes are bright as diamonds, they sparkle like the dew;

You may talk about your Dearest May, and sing of Rosa Lee,
But the Yellow Rose of Texas is the only girl for me.



[Chorus]

彼女は甘美なバラ 仲間も一番と認める

瞳はダイヤモンドのように輝き

朝露の如くきらめく

君の親愛なるメイとローザ・リーの歌も

テネシーの鐘も彼女には敵わない

















Oh now I'm going to find her, for my heart is full of woe,
And we'll sing the songs togeather , that we sung so long ago

We'll play the bango gaily, and we'll sing the songs of yore,
And the Yellow Rose of Texas shall be mine forevermore.





彼女を探す僕の心は悲しみに満ちる

昔歌った歌を一緒に歌おう

楽しくバンジョーを鳴らして 懐かしい歌を歌おう

テキサスの黄色いバラ

彼女は永遠に僕のもの





[Chorus]

She's the sweetest rose of color this darky ever knew,
Her eyes are bright as diamonds, they sparkle like the dew;

You may talk about your Dearest May, and sing of Rosa Lee,
But the Yellow Rose of Texas is the only girl for me.



[Chorus]

彼女は甘美なバラ 仲間も一番と認める

瞳はダイヤモンドのように輝き

朝露の如くきらめく

君の親愛なるメイとローザ・リーの歌も

テネシーの鐘も彼女には敵わない
















「テキサスの黄色い薔薇」は、南部アメリカ連合軍の兵士たちが故郷に残した恋人や妻を思いつつ歌った歌だね。

行進曲にもなってるみたいだね。あちらの人は、軍歌でも、男と女の情愛を盛んに取り入れて人間味豊かだね。

女性は、戦う男にとって癒しであり、支えであり、勇気を奮い立たせるシンボルなんだろうね。




















南北戦争(1861年4月12日 – 1865年4月9)の双方の損害は、次のようなものらしい。

北部アメリカ合衆国勢力 220万人   戦死 11万人  戦病死 36万人   戦傷 約27万人

南部アメリカ連合軍勢力 106、4千人  戦死 9、3千人 戦病死 25、8千人 戦傷 137万人以上













多くの若者たちが、届かぬ想いを胸に戦地の土に還ったんだね。


























この絵(上)は、たしか「ゲティスバーグの戦い」を描いたものだと思うよ。













第一次世界大戦を背景にした映画も好きだけど、この南北戦争を背景にした物語も好きなんだね。

「壮烈、第7騎兵隊」「風とともに去りぬ」「騎兵隊」「ダンディー少佐」「カスター将軍」「コールド・マウンテン」

「グローリー」「シェナンドー」「西部開拓史」などがあるね。






オレの魂が、その時代を生きたのかねえ? 「奴隷の黒人じゃなかったのか?」 アンクル・トムかよ? しばくぞっ。

残念だったね、黒人って云われても感覚的にピンと来ないよ。ちゃうね、格好いい白人男性って云うと魂に響くね。「ホンマかよ?」

スラックスに黄色の縦じまって云うと、ビビッとくるよ。そうかあ、騎兵隊だったのかあ~。「インデアンに頭の皮剥がされたか?」 クソッ。






美しい女性が、馬上のオレの傍らに駆け寄ってる光景が見えるよ。オレは、馬上から彼女にキスしてるよ。いいねえ~、さまになってるねえ。

魂が、ビビッ、ビビッって響きまくってるよ。興奮して馬から落ちそうになってるよ。そうだったのかあ~。だから、この時代の映画が好きなんだよ。

「ネタが浮かばんからって、くだらんこと書くな」 解ったあ? 何故か、あとが浮かんで来ないんだよ。サッパリだよ。 






凝ったやつ書いたろって勢い込んだけど考える時間がない。不本意ながら中途半端やね。今日は、「テキサスの黄色い薔薇」の紹介だけで終わります。






















カメレオンの独り言-1069 『春の蠕動(ぜんどう)』

2014年03月06日 | 日記







 明日(3/6)の分です。







昼過ぎ、休憩がてら外で煙草吹かせてたら、武井咲もどきが帰って来て「★★ちゃん、あかんわあ~」って嘆息ついてる。

なにがあかんの? 「今、就活やってんねんけど、あかんねん」 ああ、そうかあ、競争が激しいか? 「凄い数やねん」 そうか。

「今はな、パソコンで前以てコンタクトとって、何処でも顔出す人多いねんで」 へえ~、荒らしやね。






何処其処行きたいとかの目標はあんの? 「うん、一応あんねんけど」 オレの云うのは古いけど、好きな人も、家も、仕事も縁ってのがあると思うよ。

やたら、拡げても、結局、疲れ損なんてことに終わるからね。時が熟したら見つかるもんだよ。「そうかもね」

なんでもいいやはやめとけよ。行きたいなと思う方向に照準合わせてね、決めるときに気合を入れろ。「せやね」






お父さんの紹介先なんか利くんじゃないの? 「そんなん、絶対嫌やわ」 プライドが許さんか? 「う~ん、なんか、嫌やわ」 そうか。

おまえ、少し痩せたなあ、とは云うのをやめた。おまえ、太ったなあよりはいいんだろうけど、今は、萎える気持ちに繋がるね。

疲れてるみたいだね。〇〇、風呂にでも入って気分転換しいや。「うん、そうしよか?」 ああ。「ほなら、★★ちゃん、帰るわ」 あいよ。

















試されて、試されて、また、試されてか、ふざけてるね。受かって、受かって、また、受かるってのもあるよ。

そう悩まなくても、おまえは、もう、自分のレールの上を走ってんだよ。見えないだけさ。

春か、なにもかもが動き出す季節だね。「おまえは?」 動かなくても、勝手に転び落ちていく歳だよ。虚しいけど気楽だね。「なんやねん、活入れろっ」






それはそうと、春らしく花の写真を貼ってるんだけど、此れ、春の花だろうね? 秋の花じゃないだろうね? 「調べろよお~」 花に変わりないわ。






明日辺りから、また冬に逆戻りなんて云ってるね。ちょっと緩んで慣れて来た頃に戻るのは堪えるね。

事件が目白押しなんて感じるニュースだね。バスは、思い切り10トントラックを弾き飛ばすわ、中国の殺傷テロ事件を真似たのかどうか知らんけど、

千葉で通り魔連続事件が発生するわ、船は燃えるわ、ロシアはウクライナに軍隊送るわ、プーチンは軍隊ではなく自警団なんて云うわ、北がミサイル撃つわ、






女性27人に強盗強姦など140回…暴力団装った男が捕まるわ、花火大会の夜道で殺人、名古屋の高校卒業生が犯人だったわ、

携帯注意されもみ合い頭蓋骨骨折で男性死亡、容疑の少年逮捕されるわ、何処もかも滅茶苦茶やね。もっと静かに生きろよ。

















今日は朝から雨だね。やんわりと地面を濡らす程度に降ってるよ。此の雨があがったら、ぐっと冷え込むって云ってるよ。

なんか、今日は、へんに落ち着いて見える街並みだね。しっとりとした佇(たたず)まいって感じだよ。

枯れ枝に、雨しずくが数珠のように並んで、それぞれが滴の頭を光らせてる。写真に撮れば綺麗に映るだろうね。






昨日、価格コムから辿って、いろいろレンズを覗いていて「おっ」いいのがあるね。シグマのキャノンマウントレンズか。

「シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM キヤノン用 」最安価格 55,176 円  超広角? 魚眼じゃないの?

相当の範囲をファインダーに収めて面白そうだね。う~ん、これは、魅力だよ。買お。「タムロンの望遠はっ?」 忘れた。「この、おっさんっ」






キャノン純正の同タイプのレンズならフィッシュ・アイ(魚眼)って銘打ってんのに、シグマは、超広角って云ってるね。

















春に備えて一丁買うかあ。決まりきった構図より、一風変わった構図でいろんなものを撮るのも愉しいかもね。

魚眼ってくらいのもんだからレンズが丸く飛び出しているらしい。フィルターで防護も無理だから、剥き出しで気を使うだろうね。

望遠か魚眼か、其れが問題だねえ。「二つとも買えばあ?」 一挙に貧乏男になるではないか。まあ、常に貧乏慣れして生きてるけどね。






土の中ではミミズが動き出す、虫たちも目覚める、根から芽が吹きはじめる。寒さにくぐもっていた生き物たちが春の温もりに反応する。

オレも、今年の春で初心を3年貫いた。今年は、動いて気づきを探しに出る。蠕動だよ。動き出す兆しだよ。






時は来たれり、おんどりゃあ~一発かましたるうう~っ、プ~。 「なんやねん、真面目にやれっ」 至って真面目だよ。 
























カメレオンの独り言-1068 『映画 ナバロンの要塞』 

2014年03月05日 | 日記






 『ナバロンの要塞』 明日(3/5)の分です。








午前中は、暖かかったのに午後になったら冷えてきたよ。あと一ヶ月は、こんなのの繰り返しだろうね。

今日も、何にも浮かんでこないから、また、映画で逃げようか。

1961年(昭和36年)に公開された『ナバロンの要塞』って戦争映画があった。ミッチー・ミラー合唱団の主題歌がヒットしたね。

















You are going to have to lie to me.
You are going to have to lie to me.
I've been breathing in since I don't when,
I didn't know anything.


I didn't know anything, didn't know what to say.
If I stayed out of sight, and the lion slept all night.
Just terrified.


And the guns of navarone,
sticks and stones could break my skin and bones
The guns of navarone
The guns of navarone















You are going to have to lie to me.
When you have to have, even your bones go bad,
and you don't look back.


The guns of navarone,
Sticks and stones could break my skin and bones
The guns of navarone
The guns of navarone















You can win instantly,
all that time on your hands so carelessly


The guns of navarone,
Sticks and stones could break my skin and bones
The guns of navarone
Sticks and stones could break my skin and bones
The guns of navarone







1943年、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、イギリス軍の将兵2000名が、ドイツ軍占領地に囲まれたギリシャのエーゲ海に浮かぶケロス島で孤立していた。

ケロス島からの脱出は海路に頼るほかない。しかし、海路脱出するには、その南にあるナバロン島に配備された2門の巨砲の射程内を通過しなければならない。

ナバロンの巨砲には、すでに巡洋艦や駆逐艦が何隻も撃沈されており、この巨砲を無力化しない限り、ケロス島からの脱出は不可能だった。



















岩肌をくりぬいて作られた巨大な洞窟に設置された巨砲は、難攻不落の要塞に守られている。

イギリス海空軍の執拗な攻撃も功を奏さず、爆撃も空挺降下もことごとく失敗してしまう。

万策尽きたまま、ドイツの総攻撃まであと1週間と迫ったときに投入された最後の部隊が、世界的な登山家マロリーの率いる一隊だった。







彼らは、登攀不可能と思われているため、そこだけドイツ軍の警備が薄いナバロン島南面の122メートルの断崖をよじ登り、島に侵入しようというのである。

偽装した老朽漁船でナバロン島に辿り着いた彼らは、嵐の中、苦闘の末に断崖を登りきる。

しかし、どうやら自分たちの行動が敵に筒抜けになっているらしいことに気づくんだね。と、まあ、こんなストーリーなの。







グレゴリー・ペック、 デヴィッド・ニーヴン 、アンソニー・クイン、 スタンリー・ベイカー 、 アンソニー・クエイル、 ジェームズ・ダーレン

イレーネ・パパス、 ジア・スカラなんて役者が勢揃いの大作だね。

当時、観た時は、全然、解らなかったけど意外な配役で大物の役者が出てたんだね。当時は、まだ、有名でもない端役だったんだろうね。































かの有名なイギリスの俳優、リチャード・ハリスだよ。オレの好きな役者だよ。こういうのを発見すると嬉しくなるね。

難攻不落の要塞に空から攻撃を繰り返し、多くの部下を失った空軍の隊長役を演じてたよ。

前座のような配役だね。ナバロンの要塞が、如何に攻め難いかを解説する上での役どころだね。しかし、大物になるだけの芸力とオーラを発散してるよ。










































「The Guns of Navarone」は、英国の作家アリステア・マクリーンが1957年に発表した戦争小説で、

これを1961年に映画化したもので実話ではないらしいんだね。

此の映画は、封切りじゃなく10年ほど後に観たと記憶する。若い頃は、実話と思ってたよ。






グレゴリー・ペックが、有名な登山家役、デヴィッド・ニーヴンが爆薬の専門家、アンソニー・クインは、ギリシャの軍の将校、

スタンリー・ベイカーとジェームズ・ダーレンは、兵士、イレーネ・パパスとジア・スカラは女性レジスタンス。

そして、アンソニー・クエイル、当時は、アンソニー・クインと似たような名前だから、ごっちゃになったときがある。此の作戦の指揮官役だね。














島に上陸後、一行は、ドイツ軍に捕らえられる。軍の施設に連行されて尋問をうけるんだね。 




















対ドイツ軍の映画には、必ず、SSの親衛隊かゲシュタポ(秘密警察)が出てくるんだね。こいつらは、怖いんだねえ~。何をするや解らんからねえ。

尋問に答えない面々の前で、親衛隊の将校が重傷の指揮官アンソニー・クエイルに拷問を加える。此処でアンソニー・クィンの機転で形勢は逆転し脱出を図る。













しかし、断崖を上る際に滑落し重傷を負った指揮官アンソニー・クエイルを、残して行かざるを得なくなる。損な役やね。出て、すぐ痛いだけやね。













足手まといになるアンソニー・クエイル(左)を敵側に置き去りしなくてはならない。右は、グレゴリー・ペック。













グレゴリー・ペック 「ローマの休日」とか「大いなる西部」とか主演作が多いね、この人は。







アンソニー・クイン 「道」「ワーロック」「その男ゾルバ」とか、此の人も、出演作が多いね。








ジア・スカラ この人の出演作は知らんね。





おまえ、この写真を見て、どう思う? 「スケベな男に襲われそうになってるのか?」 残念でした。「こんな服なんか?」 アホか、おまえは。








スタンリー・ベイカー(左)とジェームズ・ダーレン  スタンリー・ベイカーは「ズール戦争」「アラン・ドロンのゾロ」など相手役が多いね。






ジェームズ・ダーレンは、歌手、テレビ、映画と忙しい男だね。軽めの男だね。「失礼だろ、どう軽いんだ」 見た目が。






まあ、そんな映画だったね。「どんな映画やさっぱり解らんわ」 観たら解るよ。「おまえ、そんなんばっかしやないか」

映画は好きなんだけど紹介は、苦手で嫌いなんだよ。観たオレは、知ってるよ。「当たり前やないか」 

「女性レジスタンスのイレーネ・パパスの写真紹介がないぞ」 要らんよ、おばはんだよ。「どういう意味やねん」






「要塞は、どうなってん?」 なるようになったのさ。「紹介が苦手なら映画を取りあげるなよ」 じゃあ、何処で逃げるんだよ。

どのようなことでも、逃げ場は作っておかなきゃいかんよ。ビルでも施設でも非常口ってのが設けられてるだろ? 大事だよ。我が身を救うんだよ。

こんな紹介でも、ちょっと、観てみようかって、誘われる人も居るかも知れないよ。「おるか」 
















「おっ、ここに先ほどの写真の謎解きがあるよ」 解いてみろ。「う~ん、デビッド・ニーブンが背中を向けて申し訳なさそう」 そいで?

「女性が、はだけた胸を隠している・・・なるほど、これはラブラブの処を邪魔された二人だなあ、そいで、グレゴリーー・ペッグが、なにしてんだっ。

俺という男がありながら、こんなときにいちゃついてからにって怒ってる」 ちゃうな。「違う? グレゴリー・ペッグが、襲いそうになってんのか?」






ちゃう云うたやろっ、なんで主役が変態やねん。ペックが怒りよんぞ。これはだね、彼女はドイツのゲシュタポに脅迫されてスパイになっていたんだよ。

背中に拷問の傷があるって云われていたんだけど、服を剥がした背中は綺麗なままだったんだよ。「バレたのか?」 そう、で、殺さねばならん状況になったの。

ペッグが指揮官だからやらねばならん、しかし、おばはんが、射殺するんだね。「名前を云うたれよ」 なんとかパパスだよ。「恨みでもあんのかよ?」






もう、みんな知ってるよ。今更、知ったように尤もらしい解説なんてちゃんちゃらおかしいよ。写真見て「う~ん、そうだったなあ~」でいいんだよ。






「端役のリチャード・ハリスの紹介かいなと思うよ」 そいでいいんだよ、それだけ紹介するつもりだったからね。あとは尾びれだよ。

しかし、このリチャード・ハリスって役者は、芸が達者だね。この人の映画も、あまり裏切りがないね。

「カサンドラ・クロス」「ダンディー少佐」「ジャガー・ノート」「ワイルド・ギース」など、みんな面白かったよ。

















客船に仕掛けられた複数の爆薬を解体して信管を切っていく「ジャガー・ノート」の爆薬処理のエキスパート、隊長役で出てたね。

ラスト、部下を失いながらも爆薬を処理しきって広い階段に腰掛け、独りハミングしながら手を叩く姿が格好良かったねえ。

なんで「ナバロンの要塞」を取上げたかって云ったら、この映画で、リチャード・ハリスが出演してるのを初めて発見したからさ。






「記憶が危ないって云ってたじゃないか?」 ユーチューブだよ、昨日、偶然、見つけたの。へええ~って思ったよ。その思いを書いたの。

待てよ、記憶が危ないって云ったのは、昨日の映画じゃなかったか? 「そうだったかな?」 前に戻って読むのが邪魔臭いね。どうでもいいわ。




















それはそうと、此の「ナバロンの要塞」の主題歌の歌詞(翻訳)は、なにを云うとんのん? 

ミッチー・ミラー合唱団は、こんな訳の解らん歌を、尤もらしく、格好良く歌ってる訳え?






あなたは私にうそをつく必要があるとしています。  「韓国人か?」

あなたは私にうそをつく必要があるとしています。  「中国人か?」

私がいないときに行うので、私は、で呼吸してきた  「?」

私は何も知りませんでした。               「オレも知らんわ」



私が言うことを知らなかった、何も知りませんでした。「なに云うとんねん?」

私は見えないところに滞在し、ライオンは一晩眠った。

場合、ただ恐怖。                      「なんのこっちゃ?」



ナバロンの要塞

棒や石は私の骨と皮を破ることができ         「拷問かあ?」

ナバロンの要塞

ナバロンの要塞






あなたは私にうそをつく必要があるとしています。

あなたが持っている持っている場合でも、あなたの骨が腐り、

とあなたが戻って見ていない。             「暗号文かあ?」


ナバロンの要塞、

棒や石は私の骨と皮を破ることができ

ナバロンの要塞

ナバロンの要塞






あなたは、瞬時に勝つことができる

そう不用意にあなたの手のすべてのその時間     「なにが云いたいねん?」

ナバロンの要塞、

棒や石は私の骨と皮を破ることができ

ナバロンの要塞

棒や石は私の骨と皮を破ることができ

ナバロンの要塞

ナバロンの要塞




頼むから、直訳じゃなしに意訳にしてよ。雰囲気ぶち壊しやで。









The guns of Navarone(1961) - Theme Song










The Guns of Navarone (1961) - Original Trailer


























カメレオンの独り言-1067 『映画 戦場の十字架 タイム・オブ・ウォー Passchendaele』

2014年03月04日 | 日記







 明日(3/4)の分です。









 『パッシュンベールの戦い』









A TIME OF WAR 『タイム・オブ・ウォー 戦場の十字架』 2008年度 カナダ映画とは珍しい。

ツタヤなんかで戦争もののDVDを区分けして未公開の作品を並べてる棚があるね。

観たら、騙されたなんてのが多いんだけど、オレは、第一次世界大戦を背景にしてる映画に手が伸びるんだね。






此の映画も、勝手に手が伸びて借りたの。まだ、近代的な武器が揃っておらず、肉弾戦が主な戦いとなる時代だね。古きよき時代と云うんかね?

貴族出身の高級将校と兵卒の境遇が歴然とした格差の臭う時代背景、後ろに向って発射したろかと、思ってしまう戦場だね。

突撃したら面白いようにコロコロ撃たれて死んでいくんだね。堵殺場だよ。






戦場の雨にぬかるむ泥の中に自分の人生の物語とともに命を落として還らぬ人たちの無念はいかばかりかね。

敵も味方も人間同士、オリンピックだったら手を取り合って笑顔の交流ができる仲なのにね。それは見せ掛けなのか、本心のなせる業なのかね?

愛情と憎しみが短絡な仲なのだろうかね? つまり、互いが奥底まで理解できない浅く広くの仲で成り立っているんだろうね。

































機銃掃射を受けて仲間が弾き飛ばされる。身動きできない状況に軍曹は白旗を銃に縛って歩み出る。

武装解除をする部下が手榴弾を手にしたことから機銃掃射を受けて跳ね飛ばされる。生き残った軍曹は、手榴弾で敵の銃座を破壊して突撃する。

銃座には、敵の若者が負傷して生き残っている。銃剣を突きつけられて若者がなにか話しかける。仲間がボロボロに殺された。












































カナダ映画もなかなかのもんだね。描写力も相当のもんだね。役者さんは、流石に馴染みはないけど芸もしかっりしてるよ。

殺さなければ殺される。仲間を殺した奴を殺す。殺されたから殺し返す。恨みの連鎖だね。

笑い合える仲でも引き金一つで憎しみ合う仲となる。信頼の喪失だね。戦争の戦争たる初っ端は、此れだろうかね?










































この戦いは多くのカナダ軍犠牲者を出したことでも知られている。物語は、あるカナダ人軍曹と野戦病院看護師の恋愛を描いてんだね。

郷里の風景の中、二人が語り合うシーンは、美しく描かれていたね。

軍曹の恋人は、ドイツ系移民で郷里で差別的迫害を受けている。その弟は、カナダ人として義務を果たすべく出征する。







軍曹は、恋人に弟は自分が守ると約束するんだね。







第一次世界大戦の西部戦線 "パッシェンデールの戦い" が舞台になってる。1917年7月末から同年11月まで続いた。

戦闘はイギリス、カナダ、南アフリカ等からなる連合国軍対ドイツ軍の間で戦われた。戦場となった地域の大部分は元は沼沢地で雨が無くともぬかるんでいた。

此の映画では、当時の戦場となった沼地を広大にリアルに再現している。







イギリス軍による極めて大規模な砲撃は、この脆弱な地表を引き裂き、8月以降の大雨と相俟って、当時発明されたばかりの戦車ですら

通行不能な底無し沼を至る所に作り出した。このために無数の兵士を溺死させることになった。

これに対しドイツ軍は、連合国軍の砲撃にもよく耐える整備された塹壕と、相互に連携したトーチカ群に拠って防衛戦を維持できた。







最終的にパッシェンデールはカナダ軍により占拠されたが、連合国軍の損害は約45万人に及び、一方、ドイツ側の損害は26万人であった。

本作の原題は、この戦場の名を使ってるね。オランダ語で『パッシェンデール Passchendaele』となっている。

















此の映画を観てから、だいぶん時間が経ってしまったので底儚い記憶を頼りに書いている。「それがどないしてん?」 ちょっと自信がない。

「好きな第一次世界大戦の映画やねんやろ? 覚えとけよ」 すまん。自信をもって記憶が危ない。

しかしながら、本作は、パッシェンデールの戦いをリアルに再現していることは認めてもいいよ。


















































この作戦の全期間を通じて地表状態は最悪だったらしい。絶え間のない砲撃は排水用の用水路を破壊して季節外れの大雨と重なって、

付近一帯は泥濘(でいねい)と満水の砲弾孔(炸裂してできた大穴)で覆い尽くされた。危険と判断された地帯には泥の上に通行用の板が渡されるなどしたが、

当時の兵士が帯びた装備は約45kgにもなり、足を滑らせて砲弾孔にでも落ちればそのまま溺死する危険があった。本作にも見受けられたね。






辺りの樹木は葉も枝も吹き飛ばされて幹のみとなり、埋葬された戦死者の遺体は雨や砲撃で掘り返されてしばしば地表に露出したという。





























昔、『ブルーマックス』って映画があったね。ドイツの撃墜王(ジョージ・ペパード)を描いていたんだけど、空から地上部隊を支援するシーンがあった。

僅かに挿入された地上戦のシーンだったけど広大な戦場を突撃するドイツ軍を捉えてリアルだったね。

本作は、未公開ながら軽薄に流れることなく、手を抜くことなく戦争映画を完成させているよ。










































相応が、泥沼の中で白兵戦で戦うシーンも壮絶だね。実際、小銃と機関銃は泥で作動不良を起こして白兵戦に至ることがしばしばあったという。

弾丸に任せて相手を倒すのと違い、我が手で相手を殺した実感は恐怖だろうし、故に狂うような自分が其処に居るだろうね。

殺して殺して殺しまくらねば、自分が殺される番がくる。狂気以外存在しない時間だね。




































恋人の弟が、戦場を突っ走り過ぎて敵の塹壕に飛び込んでしまう。敵の将校が銃を向けた瞬間、砲弾が炸裂する。























弟は、破裂でまくれ上がった床の板と鉄条網に絡まって、あたかも十字架に貼り付けられたよう姿で戦場の沼地に掲げ上げられる。

軍曹は、携帯する装備を解き外し単身飛び出して行く。ドイツ軍の射撃の中、ドイツ塹壕のまじかで胸を撃たれて倒れるが渾身の力で起き上がる。

ドイツ将校が射撃を制止し、部下に十字架を抜き取る手伝いを指示する。
















負傷した身体で、恋人の弟が絡まったままの十字架を背負い味方の前線に向って戻る軍曹の姿は、

人間の愚かを一身に背負いゴルゴダの丘に十字架を背負って登るキリストの姿とダブるね。泥沼の戦場が、一時、静寂に戻るんだね。




























実戦に参加した従軍兵士が、戦場で、このような十字架に張り付いた死体を見たと云う多くの証言から構想したらしいね。




























野戦病院に運ばれた軍曹は、看護婦の恋人と再会、弟の無事を告げて息を引き取る。












『タイム・オブ・ウォー 戦場の十字架』 予告篇












西部戦線 パッシェンデールの戦い ドイツ VS イギリス Battle of Passchendaele













1917年11月10日、パッシェンデールは連合軍の手に落ちた。









 『実際のパッシェンデールの戦場』









しかしながら、1918年3月21日、ドイツ軍による大攻勢であるミヒャエル作戦が始まり、

ドイツ軍は、約9.6km前進し、連合軍がパッシェンデールで獲得した土地をほぼ全て奪回した。

これは、連合軍が450,000人の損害と5ヶ月の時間を費やして得た土地が、僅か3日で失われたことになる。











『実際のイギリス軍による爆破作戦で破壊されたドイツ側陣地』







此のパッシェンデールの在るイーペル突出部は、元々「大作戦を仕掛けるほど戦略的に重要な地域ではなかった」と、多くの歴史家達が指摘しているんだね。

泥沼を走り、這い進み、血と涙の混じった泥水に沈んで死んだ45万人の人々は、どう、納得すればいいんだろうかね?


































カメレオンの独り言-1066 『生きるか死ぬか』

2014年03月03日 | 日記






 明日(3/3)の分です。







「なんや、上の写真、宣伝してんか?」 う~ん、なるほど、そうともとれるね。目標だよ。今は、こいつに照準合わせて生きてんだよ。

昨晩も早く寝ちゃったよ。未明に起きて丸一日パソコンの前で頑張ってたから、さすがにフラフラして、もう、大概にしておこって寝たよ。

「よくも、まあ、いつも一日やれんねえ?」 と、人は云う。一日の時間が足らんと応える。「なんやねん」






3月11日が近づいてきたんで、テレビが震災の番組やってるね。改めて、怖ろしい津波だね。低地と高地で運命を分ける。

高地の人は、被害を食らわずとも迫る脅威に萎縮するね。低地から、いち早く高地に逃げた人は難を逃れて幸いだった。

高地から低地の職場や用事で赴いた人は、気の毒なことだったね。人は、こんなのを運命って云うんだろうね。推量しかねる道だね。






四苦八苦の苦しみが渦巻く。愛別離苦、我が身に代えても守りたい人を失う。一生引きずる悲しみに沈むね。



















元気な人が絶叫して「走れっ、走れっ」って坂道上がり来る人々に怒鳴ってる。望遠で捉えているのか遅々と進まぬ爺婆さんたちの姿。

その後方に家々を砂埃上げて粉砕しつつ津波が押し寄せているのが見える。気は逸れども身はそれに応えずだね。

爺婆、片っ端から担いで運んでやると思ってたけど、オレも歳を喰って遅々と進まず、濁流に呑まれる弱きものに転じようとしてるよ。






南海沖大地震、来るんなら早目来いよ。ヨタヨタしながらトロトロうろたえて「あのおっさん呑まれよったな」なんてフィルムに残りたくないよ。

















中国雲南省昆明市の昆明駅で、1日夜、無差別殺傷事件が起こったらしいね。死者は少なくとも29人、負傷者は130人を超えたらしい。

新疆ウイグル自治区の独立勢力による「組織的な重大暴力テロ」事件と断定したって言ってるね。

ウイグル自治区って云ったら、中国政府が、そこの住民を虫けらのように扱ってるって、何かで読んだよ。確か、ウイグルだったよ。






だとしたら、報復的処置をくわえるだろうね。虫けら扱いの上はどんななんだろうかね? 内政干渉なんか許さない、他国の奴は口出すなだろうね。

核実験も此の地区で行なって保障も糞もない、放射能なんか垂れ流し、住民腐ろうが死のうが知ったこっちゃないみたいだよ。

とんでもなく人体変形した人々が目立つらしいんだね。中国の正義感は、何処へ行った? もともと無くはないだろ? 






こんな自殺的暴挙を働くのは、其処まで追い込まれての決起だろうね。目標になって犠牲になった人々は気の毒の極みだね。



















ウクライナも不安定だね。ロシアが軍を介入したとかしないとか、ヨーロッパの国境ってのは、在ってないに等しいところがあるね。

人種や民族入り乱れてけじめがないから、もめだすと居住権で居座る長期滞納貸借人と似通ってるよ。

それも、同類が数でくると権利が発生して、解決は、話し合いでは収まらなくなる。妥協で手を打つから禍根を残す。こんなんばっかしやね。






ロシア軍のイメージはよろしくないからね、こいつ等出張ってきよったらロクなこと連想せんわ。

綺麗なお姉ちゃんは、早めに逃げたほうがいいよ。何をしよるやら解らんぞ、こいつらは。 「あんまり云うたらミサイル撃ってきよるぞ」 

人の家に勝手に入ったら泥棒やろ、アメリカやったら撃たれても仕方ないねんぞ。






こいつ等は、己れらの理屈で人の家に勝手に入って住人面するのがホンマにおかしいねえ。遠慮を知れよ。根が厚かましいんかあ?
























カメレオンの独り言-1065 『雑草のようなお話』

2014年03月02日 | 日記






 明日(3/2)の分です。








昨晩は、フラフラの態(てい)でブログ仕上げて記憶ないような状態で寝ちゃったね。何時だったかな? 早かったねえ。

休みの前のリラックスできる深夜を犠牲にしたよ。勿体無いことだよ。「どう、勿体無いねん?」 深夜族でないと解らん味だよ。

で、未明に目が覚めて、文字通り夜明けのコーヒーを呑んでんの。美味いね。「君も呑むかい?」なんてね。「病気か、おまえは?」







天気予報じゃ、今日は14度ってなってたけど寒いね。朝になって、机の横っちょの窓を開け放ってたら冷えてくるよ。

あと2ヶ月足らずでブログを始めて3年目になる。毎日連載を強いるのも、あと暫くだね。

少し、ゆとりをもって丁寧に仕上げたものを投稿できたらいいだろうね。其のつもりでいる。







3年間穴倉生活だったから、今年は、ちょっとカメラ持って外へ出かけるようにしよう。「ホンマかよ?」 今度はホンマだよ。

井戸の中の蛙も干からびて死んだ。井戸から外の世界に出て知らなかったことから気づきを貰うんだよ。

見てろお~っ、今年から3年間は、どちらかと云うと苦手なことに挑戦するのだ。気の進まぬことを敢えて遣るっ。「何をするねん?」 知らん。



















よしっ、決意も固まってきたことだし、これで終わろうか。「ちょっと待て、なんにも書いておらんではないか」 ああ、そうか。

う~ん、なんだったかなあ? 思い出せんけど、ある事柄でふっと感じたんだけど物事の判断を損得を基盤にしている人が多いね。

それも、あからさまな人がいる。得が廻るなら道理がいがんでいても目をつぶる、逆に損が巡る展開ならまともなことでも断じて反対する。






そんなのをふっと感じたんだね。理よりも利だね。随分と原始的な考え方だね。これは、アホだけとは限らない、賢い人にも多々見受けられるね。

そんな人等からすると、皆が喜ぶなら敢えて損を引いて和を保つなんて変態のすることなんだろうね。其れを白い目で見る奴もいる。

その行為の裏側を探る奴もいる。浅ましいとしか云いようがない。見てくれまともで、中身は餓鬼みたいなのが意外と多いんだろうね。






人は外見じゃないという。損を引いたら笑って受けろ。それだけで人徳が身につくんだよ。おおきな宝だよ。浅ましい奴等には、この価値が解らない。





















アマゾンや価格コムなんてのに入って商品チェックすると、自分のサイトに戻ってきて気づくんだけど、チェックした商品がCMんとこに出てるね。

なんやねん、これは。さっきもタムロンのレンズが並んで、購入なんて表示して点滅してるからクリックしそうになったよ。

此れは、オレんとこだけに出てるんか? オレのブログ開いたら全部に出るんかあ? 「おまえのだけだろ?」 解らんなあ。






もし、全部に出るんなら断っておかんといかんなあ。「なにおや?」 気にせんかったけど、このCMに「60歳回ったら〇〇〇〇源なんて精力丸だったかな?

そんなのが出てたけど、そんなもんチェックした覚えないぞ。いやらしい~おっさんやなあって思われて面白い。「怒ってんのとちゃうんかい?」

何がプライバシーや、筒抜けの誤解やないかえ。そういえば、紳士靴のリーガルとケンフォードもよく出てるよ。で、なんで精力丸やねん?






なんで、オレがおっさんやって解んねん? 「自分で、いつもおっさんって云ってるがな」 読んどおるのか? ヒマな製薬会社やな。

ほんなら、エロ系のとこの商品チェックしたら其れも出るの? 「出るやろね」 息苦しいなあ。「マズイんじゃないの?」 監視されて公開されてんのん?

人、オチョクッてんかあっ。見たいものが見れんじゃないかっ。「おまえ、何を見てんねん?」 便利も行き過ぎると非常に遣りにくいね。





















「ユーザー設定に、確かCMをださせない項目があったよ」 ああ、そう、チカチカ、テカテカ彩りになるかなって思ってたのに。

「しかし、おかしいよ、皆さんのほうには、皆さんがチェックした商品が出るんじゃないの?」 そうかなあ?

「おまえの好みを皆さんに宣伝しても売れんだろ?」 つまり、ユーザーだけにしつこく宣伝してる訳? 「そうだよ」 なるほど、そうかもね。






つまり、いっときでも欲求したものを忘れさせない方法か? オレは、よく忘れるからね。まあ、そういうことならテカテカ、チカチカやっときな。























カメレオンの独り言