財布は長財布がいいらしい。
お札を折らずにそのまま入る型が良いらしい。お札を大事に扱うに通じるんだろうね。
ただ、背広などを着ているぶんにはいいんだけど、スラックスに仕舞うには嵩高くて困る。
そこで二つ折れの財布を近鉄デパートで張り込んだ。財布を買うのにケチってはいけない。バーゲンで買うなんてもってのほか。
「商売人が云い広めたな」って勘ぐってしまうけれど、ココは素直に従った。
でも、張り込んだだけの効果はあったね。万札が途切れることがなくなった。「いいねぇ~」お金廻りが良くなったね。
ただ、使っているうちにスラックスのお尻のポケットが重いのが、やけに気になりだしてきた。
或る日、カード用の二つ折れの皮財布が引き出しの中で新品のまま眠っているのに気がついた。好みのモスグリーン色で嵩が低い。
「これならお尻のポケットに仕舞っても気にならない。今、其れを愛用しているんだけど「コワイよぉ~」
万札も千円札も、飛ぶように消えていく。「ちょっと、待ってえぇぇ~」と、云っても消えていく。
「こらあ、アカン」長財布を買ってお金を留(とど)めなくてはいけない。でも 「長財布買うお金がない」 なんなんだよぉ~っ。
高いところから低いところへ転びいくのが常識だけど、お金だけは高いほうへ転んでいくらしい。寂しがり屋で群れを求めて行くと云う。
「ああ~そうかよっ」としか云いようがないね。「金とは相性が悪い」 行きたいとこ行けっ。「ふてくされてるの?」 うん。
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