カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

独り言-其の四十弐 『物言わぬ犠牲者』

2011年05月12日 | 日記






人が消え、餌が無くなり、隔離された中で「ひたすら待って居たんだろうね」飼い主の現れるのを疑うことも知らずに待ち続けていたんだろうね。

次から次へと仲間が倒れ動かなくなるのを見つめながら。「今日、政府の発表があったよ」警戒区域内の家畜を殺処分するって。

多くの人々が亡くなって、その遺体も見つからないままの惨状に「おまえたちへの憐れを声高には出来ないんだよ」





人間社会の優劣意識はね「おまえたちだけにではないんだよ」この原発を収束させるための決死的作業にあたっているのは東電の正社員じゃない。





下請け会社の人々だよ。人が足らなくなったら高賃金で釣ってフリーターや労務者をかき集めて使ってる。

ぬくぬくと高収入の生活を原発で得ていた人々は、毎度、テレビで状況説明にあたってる広報担当等と

「今は波風立たぬよう目立たぬよう、胸のバッジも外しておきましょう」の正社員たちなんだよ。















人のために生まれ、人のために生き、人のために死に往く「物言わぬ犠牲者」に合掌。



















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