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アマゾンプライム無料映画と有償映画の併せ取りを目論んでおるね? 199から399円辺りで探すとメニューも多くて観れそうなのが目立つ。
タダで観れる映画館と有料の映画館が並んで建ってるようなもんだね。封切りから間もない頃にツタヤのDVDで観た『セント・オブ・ウーマン』が
無料の棚に並んでる。おお~良いのが出てるねえ、感動のヒューマンストーリーだよ。人のこころに直撃するアル・パッチーノの演説には参ったね。
小さな身体で押しも押されぬ迫力の演技で他を圧する芸力は素晴らしい。此れが本当の役者だよ。オレは、芸能界の裏はチンプンカンプンだけど
知ってる範囲で云えば、『卒業』って映画があったね。此の頃は、ダスティ・ホフマンが小柄でありながら主役担っていろんな映画に出てた。
芸もしっかりしてて人気があったね。暫くして、似たような顔かたちのアル・パッチーノが頭角を現して 『ゴッド・ファーザー』の主役で躍り出た。
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『マラソンマン』 ダスティ・ホフマン
強烈なインパクトでマーロン・ブランドと肩を並べるほどに世にその名を売ったね。ダスティ・ホフマンと入れ替わったような按配だった。
ダスティ・ホフマンの映画も何本か観てんだけど、オレなりに印象に残ってるのは 『マラソンマン』だったね。
此の映画は、怖かったよ。他府県で映画を観に入るってのは無いんだけど、唯一、京都の祇園会館で観たのが『マラソンマン』だった。
今の時代の映画ならスリラーやらホラーやらスプラッターやら切り刻みのオッソロシイのを当たり前にやってるけど
残酷慣れしてんのか知らんけど、こんなの慣れるって神経疑うわ。1976年公開だったから、まだ、昔だね。役者がしっかりしたのが
揃ってて芸で魅せるんだね。ダスティ・ホフマンを甚振る悪役が英国の名優ローレン・オリヴィエ。此のオッサン、ホンマに怖い。
ロイ・シャイダー(ジョーズなど)、ウィリアム・ディヴェイン(ローリング・サンダーなど)などが脇を固めてる。
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『マラソンマン』 1977年(昭和52年)公開 アメリカ映画
両手両足、椅子に縛られて逃走不可能。歯科医の道具を脇の机に並べて、「何、すんの?」 何しよるか読めるけど読みたくないっ。
ゴッド・ファーザーのマフィヤの子分役で出てた役者が二人、無駄口を利かずローレンス・オリヴィエの下拵えに動いてる。もう、最悪のムード。
慣れない映画館で観たから、なんか雰囲気が違うのも怖さを増幅させよる。オレ、神経過敏だから余計な空気感と匂いも影響してると思う。
オレは縛られてる訳じゃないけど縛られてる気持ち、絶叫して謝って媚び売って堪忍して欲しいっ。もう、居たたまれない思いでチビリそう。
想像で暴れまくって椅子粉砕して怪物になったような気持ちで逆襲したいっ。そいで、突っ走って逃げおうせたいっ。そんな気持ちで一杯。
身体を前一杯に倒して抵抗するダスティ・ホフマンが襟首掴まれて椅子の背に引き倒されて万事休す。歯医者、嫌い。
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『マラソンマン』 ローレンス・オリヴィエ ダスティ・ホフマン
現代、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で元ナチスがユダヤの富豪らから没収したダイアモンドを秘密裏に管理していた男が何者かに殺される。
アメリカ政府の秘密諜報員らが捜査している。消えたダイアモンドを追って元ナチスのローレンス・オリヴィエが、其の邪魔者を殺していく。
其の秘密諜報員(ロイ・シャイダー)が刺された身体を引き摺りダスティ・ホフマンの部屋で息を引き取ったことから事件に巻き込まれる。
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『マラソンマン』 ロイ・シャーダー ダスティ・ホフマン 当時、流行りの踵の高い靴でね
ダスティ・ホフマンは警察やウィリアム・ディヴェインから散々尋問されるが身に覚えがない。元ナチスはそう考えず、彼を誘拐して怖ろしい。
歯科医でもあるローレンス・オリヴィエがドリルを使って拷問するが、何も知らないダスティ・ホフマンは返答のしようもない。
一旦、ウィリアム・ディヴェインが助け出してくれるが、彼も実はローレンス・オリヴィエの仲間だという事が解る。で、再び拷問っ。
最後に見切りをつけた彼らは始末しようとするが、隙をついてマラソンで鍛えた足を使って脱出に成功、しかし、執拗な追跡が繰り広げられる。
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『マラソンマン』
粗筋程度も記憶は薄らボケて忘れてるね。ただただ、元ナチスの歯科医だったローレンス・オリヴィエが、矢鱈と印象に残ってるよ。
酷薄なインテリ野蛮人。頭脳優秀な奴に、こんなのが、わりと混じってんだろうね? イメージが悪いよ。虫歯だけ抜いとけ。
良く効く薬も塗っといて。此の映画のダスティ・ホフマンは、良かったよ。映画自体は、テンポよく面白かったことは憶えてる。
Marathon Man - Dustin Hoffman - Getting Grilled While Drilled - HD
オレ、なんで京都の祇園会館みたいなとこで、こんなの観たのかな? 思い出せん。当時、京都府警の警官で歳は離れてるけど
柔道の猛者だった従兄(いとこ)の家が近くだったから、其の寄り道のついでだったかな?
話に関係ないけど非番の日に京都三条河原で暴漢三人を投げ飛ばしてパトカー来るまでにトンズラした武勇伝を聞いたことがある。
京都の兄ちゃんも若かったね。オレの憧れの従兄だったよ。1977年(昭和52年)公開の映画だったから祇園会館で観た頃には、
もう、其の従兄もいい歳になってたよ。そうだね、嫌な役割背負わされて潤んだ視界に京都タワーが浮かんでたよ。
オレの人生が暗転する数年前頃だね。長ーい灰色の人生をジワジワと味合わされる拷問が迫ってたよ。
ヒタヒタと、迫りくる不運の足音が其処まで来てたかね? でも、まだ、音も気配も感じない頃だった。
其れまでは、小遣いなんて余るほど財布に詰めて尻のポケット破れそうだったよ。 「嘘つけ」 でも、仕事は半端じゃあ、なかったよお~。
人生なんて歩き往く道の先々に渡らねばならん橋があるんだろうね? 手に持つ籤(くじ)が身の宿命(さだめ)、厄が落ちるまで汗を流そうか。
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