カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1557 『悲しい話で茶を濁(にご)す』

2016年01月23日 | 日記







 2016年1月23日







春から真冬に逆戻りしたような按配だね。昨日(18日)は東京に雪が積もって大変だったらしい。滑ってこけて脚の骨を折った人もいるね。

今日(19日)は、大阪は強風が吹き荒れ気温は4~5度に落ちてさっむい一日だったよ。風に押されて進めないんだよ。

温暖化、温暖化って云う声に信憑性を感じる冬だったけど、今日みたいに冬らしくなると温暖化なんて忘れてしまうよ。なんなら、温暖化でもいいよ。





明日は、大阪も雪が積もるかもって天気予報が云ってるよ。こうなってくると遅まきながら冬服が売れるんじゃないのかね? 今、バーゲンだし。

『アスペンパーカー』も着応えがあるってもんだよ。それと『パーマフロスト ダウン』も暑苦しいなんてこと云えなくなってくるよ。

『アスペンパーカー』を着て外へ出かけたけど、然程、羽毛が膨らむってこともないね、薄い仕様のものなのかね? 雪国では、ちょっと頼りないかもね。





雪国にお住いの人は、モコモコでも『パーマフロスト ダウン』の方がいいですよ。大阪なんてのは、寒い寒いって云っても可愛いもんだから

薄目でちょうどいいけれどね。すぐに地下とかデパートとか入って暖をとるから暑くなって脱がねばならない。

脱いでも下に程よく着込んでおけるし、手に持っても嵩張らない利点がある。雪国では、着続ける時間が長いから温いに越したことはない。



























「えらい寒くなったがなあ」って新聞配達のおじさんが覗いてる。おう、そうやねえ、寒いねえ。なんか、おもろいニュースはあるか?

「SMAPやがなあ」 ああ、昨日、テレビで映っとったね、解散したんやな? 「なっに、云うとんやがな、解散取り消しの挨拶やがな」

ああ、ホント。「なんにもっ知らんなあ~★★ちゃんはあ」 解散しようが引っ付こうが、どうでもええ話やがな。





「なっに~云うとんやがな、大変なことや」 なんでや? 「外国でも大騒ぎやねんでえ」 外国ってアジア圏で騒いどんやろ? 「う~ん、主にな」

それで、みんな揃って頭下げてたんかいな? 「お騒がせした云うてやがな」 オレは、解散するから頭下げてんかいなって思ってたよ。

「安倍首相も気にかけてんねんで、解散せずに良かったねって云うとるがな」 まあ、経済に貢献してるからね。「そうやで、大したもんやで」 





オレが映画が好きなように、そんな芸能界の歌の世界が好きな人にとっては大きなニュースなんだろうかね。「そういうこっちゃあ」

おっちゃんは、この世界のことが好きみたいやな? 「そらあそや、なんでも知ってるで」 うん、よう知っとるわ。

「★★ちゃんは、なんにもっ知らんなあ」 そう、なんにも知らんわ。「真面目なだけや」 そう真面目でもないよ。「いやっ、真面目や」 





えらい人も賢い人も普通の人も、それが創りものであることを分かった上でも、酔いしれて夢を見る想いに癒されるのは、皆一緒なんだね。



























昼下がり、おませな中2の女の子が芸能界志望の子と帰って来て 「★★ちゃん、飴ある?」 あいよ、引き出しから飴の袋を出してやる。

「バンドエイドある?」 あいよ、更衣室の救急箱から持ってきてやる。なんや、怪我したんか? 「うん、ちょっと」

芸能界志望の子が指に巻いてる。ア〇〇、おまえ、最近、お姉ちゃんになったね? 笑ってる。





女の子ってのは、いつまでも子供の子もいるには居るけど大人っぽくなるのが早い子が多いかね? じいっと顔見て笑ってるよ。

部活で毎日頑張ってるから背丈も一人前に伸びて落ち着いてんだね。

たまに早く帰れたんだから家でのんびりしろ。「うん、そうするわ、ほなあ、★★ちゃんバイバイ」 手を振って帰って行ったよ。





高校、大学と進学するにつれ顔を合わす機会が少なくなって、時折、「★★ちゃ~ん」って声をかけられると、その変わりように驚く時があるよ。

社会に出るとほとんど会うことがなくなるね。この前、表で煙草吹かせてたら、すう~と寄って来て「久しぶりやわ~」

振り返ると武井咲もどきが立ってる。なんや、おまえか。 「誰やと思ったん?」 もう、立派な社会人だよ。





おう、久しぶりやねえ、どや、調子は? 「滅茶苦茶忙しいねん」 いつも帰りは何時頃になるの? 「9時前後かなあ」 



























今日は休みか? 「うん」 彼氏とデートか? 「あんなん彼氏と違うわ」 どんなんや? 「もう、別れてん」 

退屈しのぎに置いときゃいいのに。笑ってるよ。まあ、おまえは選び放題だからいいけどね。「そんなことないわ、全然、いてへん」

会社に若い連中が居ればいいのにね、おっさんばかりじゃどもならんね。「おかしなことばかり話してくるねん、通じえへん」





何処かでね、おまえに縁のある奴が生きているんだよ。「居てるかあ?」 居るんだよ、ピンとこないだろうけど居るんだよ。

遡って人生を振り返るとね、人間なんて知らぬ間にレールに乗せられて生かされてんだなあって思える節があるよ。

前から見ても見えないけど、後ろからだったら見えるんだね。人生とは、そんなところがあるよ。いつも、死ぬこと前提に生きてないだろ?





見えないから楽しいんだよ。可能性だよ。笑って聞きながら、ちょろちょろ振り返ってるから誰か居るのかなって見たら

背後の大きなガラスに映る自分の姿に目をやってるんだね。 服買ったのか? 「ええ?」 似合ってるよ。「ちゃうわあ~」 

お洒落して何処へ行く? 「眼医者さん、コンタクトで目が疲れるの」 そうか、今、そこらでバーゲンやってるだろ? その足で行っといで。





しかし、女の子って、いつも自分を磨いて綺麗に見せて売れるまでが花なんて悲しいね。時折、そんなのを感じるよ。



























女のひとって感じる仕草ってのかね、女であることを意識して生きてる人ってのは、足元に落としたものを拾い取る仕草で伺い知れるね。

脚を合わせて膝を斜めに折って腰を屈(かが)めて拾い取る仕草を当たり前のようにこなす人は女性だね。

脚を広げて膝をやや折って上背倒して拾い取るなんてのは、もう動物だね。「動物ってなんやねん、失礼だろ」 人間も動物だよ。





たしなみ知って人間だろ? それを自然にできて人だよ。そんなのを女性に強要するのをどうたらこうたら青筋立てて云うのはブスだけだよ。

「おまえ、云い過ぎではないか?」 美というものを理解してないんだよ。だからブスにならざるを得ないんだよ。悲しい話だねえ。

「なんでも書きゃあいいってもんじゃないだろ?」 話題が浮いてこないんだよ、この際、なんでもいいんだよ。































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