脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

突風そして、、、突然の体験入居

2013-02-07 22:59:54 | 日記 3
通勤時、
一人で運転している時は、かなりあぶない。
なんでもない光景、
ふとした思い。
ほんの一瞬の隙に
心が揺れると
涙があふれてしまう。

ある人はそれを
地雷とよび
ある人はそれを涙スイッチと呼ばれた。
私の場合は、、、
さながら、
突風のよう?
それは
突然、予期せぬ方から
予期せぬ激しさで吹いてきて
私の心をかきみだす。


寝不足と
涙の洪水での運転は危険。
なんとかできないものか、、、


ちび猫は
イタズラが激しいので
私の外出中と夜はケージに入れる。
私が家にいる時は
ケージの戸を開けておく。
そしたら、、、



老猫が入っていたので扉を閉めてみた。



「ねぇ、住み心地はどう?」

「うん、まあまあかな」

すると、、、



犬も入っていたので、扉を閉めてみた。

みんな、
体験入居はどうだった?




一年半

2013-02-07 04:57:13 | 日記 3
今日は18回目の月命日。
もう一年半なのか、
まだ一年半なのか、
未だに時間の感覚はわからないまま。

鬱の底にいた頃は気づかなかった
さまざまなことに
この頃気づくようになった。
当時は、
気力がなくてできないのだと思っていたことが、
少し元気になった今もできないままであること。
できない原因は
気力ではなく、
ほんとうに、できなくなってしまったのだ。

夫が再発してから半年近く、
私はほとんどの時間を
夫とだけすごした。
そのうち、3ヶ月近くは
病院で付き添っていたので
家事もほとんどしなかった。
そんな環境の激変が
かつての日常生活を忘れさせたのか。
それとも
かつての日常生活を忘れることで
辛うじて精神の均衡を保っているのか。

原因はわからないが
わかっているのは
できないという事実だ。
事実は変わらない。


大切な人を失った心は
自分の半身をもぎ取られたようで、
その喪失感と痛みは
いつまでたっても薄らぐことはない。
でも
それは私の思いなのだ。
夫の思いはどこにあるのだろう、と思う。
夫は何を望んでいるのだろう。
夫の思いを引き継いで生きていきたい。