脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

私も…?

2012-07-06 22:22:16 | 私の思い 2
毎週カウンセリングに通っている。
カウンセラーの先生いわく、
私の鬱は夫のことはきっかけで
症状はもっと以前からあったのではないか、と。
で、いろいろと子どものころから思春期のころのことを問われるままに話していて…

私ももしかしたら
アスペルガーっぽい?

なんだか周りになじめない、
自分だけそこにとけこめない、
自分が本当の自分ではないような違和感をずっと持っていたことを思い出した。
夫がいて
私を100%受け入れてくれたから
長い間忘れていた「生きにくさ」みたいな感覚。
そういえば、
ずっとそうだったな~

って、今さらわかっても、とも思ったけれど
自分を知ることは大切かと……

カウンセリングに行かなかったら
すっかり忘れていたさまざまな思いやできごと、
今も潜在意識の中にいて
私を操作しているんだなぁ……
と実感。


私は私。
ほかの誰にもなれない。
生きにくさをかかえて苦しんでいる息子たちと
私も似たようなもんだと気づいたら、
ごめんね、うまく育ててあげられなくて…と思った。

元気なころの夫のことは
今もあまり思いだせない。
写真は見るとつらくなる。
こんなことになるなんて夢にも思っていなかった能天気だった頃。

心が記憶に蓋をして
つらくなることは思い出さないようにしているのかもしれない。


職場にいる時や人と会うときは
無理にテンションをあげているから
自分ではないという感覚が常にある。
その反動は夕方から夜にくる。
毎晩、
息が止まるのではないかと思うような
喉の異物感と激しい耳鳴りと
ほとんど眠れない状態が続いていたが
ここ数日、明け方の2時間ほど熟睡できる日がでてきた。


鬱は簡単には治らないようだ。
でも、
人と比べないで
私は私の哀しみを生きてゆこうと思っている。