脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

つながるいのち

2012-07-13 21:18:43 | 私の思い 2



『生き物は必ずいつか死ぬ。
 ・・・・
 ・・・・
 たとえ自分のいのちが終ったとしても、
 自分の考えが残っていれば、
 それは「いのちがつながっている」ということだ。』

夫の思いを引き継いでいくことだけが
今の私にできる
「夫のいのちをつないでいく」ことなんだと
あらためて思った。


弱虫で
鬱のどん底で
涙が止まらなくて
それでも
娘の前では笑っていなければならなくて
仕事場では「しっかり者」を演じて
(そろそろ化けの皮がはがれてきたけれど・・・)
夫の法要の準備も
何も進まなくて
ただ
ただ一日いちにちを
やっとの思いで過ごしているだけでも


そんな私だけど

それでも
最後まで
自分のことより
相手のことを優先させた
夫の生き様を
ちゃんと引き継いでいかなくてはいけないのだと
必死で自分自身に言い聞かせている


「いのちがつながっている」ということは
夫の思いが
今も私の中で生きているということ。
夫の思いを
私が引き継いでいくことだけが
夫のいのちを生かし続けるということ。


哀しみは
哀しみとして
私の大切な一部なのだと認めよう。
そして
これからも夫と共に歩いていこうと思う。

大雨

2012-07-13 20:46:37 | 日記 2
昨日は
各地で大雨

当地も
例外ではなく・・・

今日も昼間は良かったが
夕方から
時折り激しい雨


昨日は
娘の歯科受診と大学病院。
山間部の当地は
大雨が降ると
雨量規制で
国道が通行止めになる。
最悪の場合
ホテル泊まりになる覚悟と準備をして出かけたが
都市部はそれほどでもなく


帰路についたら
国道は通行止めになっており
高速で帰宅。
帰宅してしばらくしたら
なんと
高速も通行止めになって
帰宅できない人も
たくさんいらしたらしい。


娘は
前回の採血結果をお聞きした。
異常なしとのことでほっとした。


異常があって薬の変更等があれば
主治医から電話連絡が入るだろうと思い
連絡がないということは
異常がなかったということだとは思いつつも
やはり、結果を直接お聞きするまでは心配だった。


下垂体腺腫の術後
ホルモンの状態を時々検査していただき
成長ホルモンを抑える薬をずっと飲み続けている。
一昨年、術後もホルモン値が下がらないことに関して
東京のドクターは
「薬でコントロールできるから大丈夫だよ」と
おっしゃってくださった。
今も
大学病院の主治医は
東京のドクターと連絡をとってくださっている。
お二人のドクターの連携に心から感謝している。



大雨の音を聞きながら
これ以上
各地で被害が出ないことを祈っている。