5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

ホテルのコンビニ化

2019-05-16 21:36:39 |  経済・政治・国際
「外国人技能実習生 職種に《宿泊》追加へ」というNHKWEBのニュースを読んで思った。ご都合主義的だなと。誰のご都合か。もちろん日本政府である。ニュースによると、外国人技能実習生は、1年以上日本に滞在する場合、建設や食品製造などに関係する80の職種で働くことが認められているとまずある。既に80もの職種があっても、これまで「宿泊業」が入って来なかったというのは、政府側が宿泊サービス職を「技能」とは認 . . . 本文を読む

老ひぬれば

2019-05-15 21:40:01 |  文化・芸術
「老ひぬれは残れる春の花なるか 世にけだかけき遊ふたまづさ」これはWEBで見つけた江戸時代の修行僧・円空の晩年の歌である。彼は寛永九年(1632)生まれ元禄八年(1695)に没している。廻国僧として、東日本各地に「円空仏」と呼ばれる木彫りの仏像を数多く残したことで知られている。こんな円空の話題を拾ったのは、今日のNHK岐阜局が「円空観音像内から発見の品公開」というニュースを出したからだ。胎内仏とい . . . 本文を読む

面倒クサイ

2019-05-14 22:20:06 | コミュニケーション
「目には青葉山ほととぎす初鰹」山口素堂の有名なこの句のごとく、我が家でも鰹の刺身を食べた。生姜に刺身醤油ではなく、玉葱とレタスの細切りにオイル&ヴィネガーで軽く和えたカルパッチョ風である。生臭みが取れて美味かった。街中に暮らしていても青葉若葉のリフレッシュな気分は楽しめるが、ホトトギスのちょっと特徴のある声を聞くのはやはり山中奥深くに入らねばならないだろうか。 インドや中国南部で越冬するこの渡り . . . 本文を読む

令和三題

2019-05-13 21:39:41 |  ニュース
新天皇の最重要祭祀である「大嘗祭」に使う米を栽培する「斎田」は占いで決めるのが習わしらしい。「亀卜」という亀の甲を焼いて占う古代の手法が使われるのだそうだが、栄誉ある斎田に選ばれるのは何処の田圃に決まるのだろう。「斎田点定の儀」というこの占いの儀式が今日、皇居宮中にある神殿で行われたというニュースが夕刊に載っている。「令和」の話題は依然として価値あるニュースソースらしい。社会面を見ると「小惑星を令 . . . 本文を読む

明日はゴミ出し

2019-05-12 21:42:35 | 環境
国連広報センターのWEBから「止めようプラスチック汚染」という頁を読むと、「プラスチックごみの9割がリサイクルされていないこと。毎年800万トン以上のプラスチックがごみとして海に流れ込んでいること。すでにその数は銀河系の星の数より多く、2050年には魚の量より多くなると予測されていること、、、」とあって、プラスチックの過剰な使用は止めようとアピールをしている。出入りの魚屋は我が家が注文した魚の切り . . . 本文を読む

忘れた頃に

2019-05-11 21:18:24 | 天候・気候
昨日の朝9時過ぎ、玄関まわりの草むしりをして部屋に戻るとTVの臨時ニュースが宮崎県沖の日向灘を震源とする地震が発生した、津波の心配はないと告げている。宮崎と都城で震度5弱、このほか九州や中国、四国、それに近畿の広い範囲で震度4から1の揺れを観測したというから、それを聞いた最初は、熊本地震の余震だろうかと思い、近頃の余震というのは忘れた頃になって起こるのだなあと考えた。地震のニュースを再び耳にしたの . . . 本文を読む

天覧鵜飼

2019-05-10 21:36:00 | 歴史
最近のツイッターにはペットの動物を動画にして載せているものが増えてきた。昨日は、生きた魚を数匹立て続けに呑み込む鳥の動きを捉えた動画を見つけた。その鳥はもちろん鵜である。鵜をペットにする人も外国にはいるのだとちょっと驚いた。明日5月11日は「鵜飼開きの日」である。岐阜長良川の鵜飼の解禁日ということだ。折よく気温も上がって夏模様。鵜飼のシーズン到来である。鵜篝をあかあかと水面に写し、鵜匠が細かい手捌 . . . 本文を読む

フレンチ・トラディション

2019-05-09 21:13:54 | たべもの
家人は固いフランスパン、バゲットが好きだった。ところが最近は特徴的なその固さに文字通り歯が立たなくなって断念。最近ではイギリス型のローフブレッドを専ら好んで食べている。クロワッサンが食べたいとリクエストされて駅周辺の主だった店を巡ってみたのだが、目につくのは専ら甘~い「ペーストリー」ともっちりした「高級食」パンばかり。一世風靡をした「皮はパリッと固く小麦の味がする」というフランスのハード系が売り棚 . . . 本文を読む

生前整理はスマホで

2019-05-08 21:28:20 | くらし
団塊前世代の自分は、今年後半に後期高齢者の枠に入る。2025年には団塊世代の全員が同じく後期高齢者になって、日本はいよいよ大量死の時代を迎えると今読んでいる本にあった。老人天国になるのではなく天国行きの老人が増えるというわけである。去年も自分より若い世代の仲間たちが逝った。老々介護の家庭であればいつ欠員が出ても不思議ではない。「終活」というはやり言葉は嫌いだが、身辺整理をやれるうちにやっておかない . . . 本文を読む

高度6千米の茶会

2019-05-07 21:40:57 |  趣味
山岳冒険家の三浦雄一郎が午後のNHKTVのトークショーに出ていた。1932年生まれだそうだから御年87歳。今年1月、南米最高峰アコンカグアの登頂を目指したがドクターストップが出て果たせずに残念だったというほどの元気さである。「登山には、高名な陶芸家に焼かせたマイ茶器を持参し、高度6000米の〈空中茶会〉を開くのが楽しみだ」というコメントを聞いて、なかなか彼らしいと思った。抹茶の一服には精神の緊張緩 . . . 本文を読む

仏の産湯

2019-05-06 21:20:31 |  文化・芸術
灌仏会は、釈迦の誕生を祝う仏教行事。日本では毎年4月8日に行われるのが一般的だが、これは釈迦が旧暦4月8日に生誕したという伝承に基づいており、花まつりと呼ばれているとウィキにある。「長の日を乾く間もなし誕生仏」一茶寺々ではこの花まつり用に拵えた花御堂の中に童子の姿をした釈迦像を立て、参詣者は柄杓で甘茶を注ぎかける。これは無憂樹の下で生まれた釈迦が直ちに七歩歩んで「天上天下唯我独尊」と叫んだ。この時 . . . 本文を読む

しょうぶ湯の記憶

2019-05-05 21:04:29 |  文化・芸術
改元連休もあと二日を残すのみになった。電車の窓から見える田んぼにはすでに水が張られて代掻きが進んでいる。農家はGWも連休などなし。機械化は進んでも忙しいというわけだ。急行からこっちの普通に乗り換えてきた若い男。バックパックを背負って流行りの大きな赤いスーツケースを右手で引っ張り、左手のスマホを巧みに操っている。きっと海外旅行からの帰りなのだろう。高揚した気分は家が近くなっても収まってはいないようだ . . . 本文を読む

黄金色のドレス

2019-05-04 21:31:15 | Twitter
気温は27度を超えて今日もよく晴れた。遠くの空には白い雲がもくもく。夏の雲だ。暑苦しさを感じないのは湿度が低いせいだろう。天皇陛下の即位を祝う「一般参賀」を朝のTVで中継していた。実年齢では還暦に近い陛下だが、受けるイメージを若く感じるのがやはり世代の違いということだろうか。印象的だったのは陛下の隣に立った皇后さまのドレスの色だ。「勝負服」だと思った。TVで見ると金色に輝いて見えるが、アナウンサー . . . 本文を読む

神社の例祭

2019-05-03 22:13:12 | くらし
憲法記念日の5月3日は、地元の神社の例祭と決まっている。晴れの特異日というわけではないが、今日も良く晴れた。おかげで気温は25度を超え、今年3度目の夏日である。化繊のパーカーを羽織ったがこれでは暑い。痩せすぎ体形はこういうときに困るのだ。参道の人の流れが案外少ないのに気が付いた。去年が本祭りだったから今年は間祭り。10連休の疲れが出て家から出ない連中も多いのだろうか。巡るのは山車ではなく花車だから . . . 本文を読む

白子と白魚

2019-05-02 21:43:45 | たべもの
白子という地名が三重県鈴鹿にある。白子(しらこ)は魚の精巣を食材とする際の呼び名だとウイキにはある。三重県の白子は(しろこ)である。伊勢湾に面したところにあるから白魚あたりから出ているのだろうと思ったら、「河芸郡史によると、白貝・白魚が転訛して白子になったとされる」とWEBにあった。昔の伊勢の浜辺なら汚染も過栄養もなったから、白魚も蛤や浅蜊もきっとたくさん獲れたことだろう。GWの今週末は大潮、潮干 . . . 本文を読む