5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

日本詩歌の常識

2017-04-05 21:05:25 |  文化・芸術
『石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも』 万葉集の春の名歌だ。 これがトップに紹介されているのが岩波新書の「折々のうた」である。優れた日本の詩歌のアンソロジーは詩人の大岡信が編者。このブログでも度々話材として使わせて貰っている。 その詩人が死去したという今日のニュースには心がざわついて落ち着かない。1931年生まれというから今年は86歳であった。晩年は病気がちで詩作からは遠 . . . 本文を読む