5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

風を売る

2020-03-13 20:55:00 | くらし
我が家の超高齢者の頼みでかかりつけ医の月例診断を受けに行く。いつもなら老々男女でいっぱいの待合室はガラガラ。もちろんコロナの所為である。先生は手持無沙汰か、いつになく愛想がいい。おかげで診察も薬も迅速に終わった。帰りのタクシーを待つ間、ウイルス対策も考え、クリニックの外に出て春の風に吹かれた。朝の陽光を運んでくる微風が肌に心地いい。関森勝彦の「文人たちの句境」に三好達治の句を見つけた。 「街角の . . . 本文を読む