南蛮のみち 2019-10-27 21:31:55 | 文化・芸術 バスクといえば司馬遼太郎が書いた旅行記「街道をゆく」の海外編のひとつ「南蛮のみち」のことを想い出す。1982年の旅の記録である。日本に「南蛮文化」をはじめてもたらしたのは、キリスト教イエズス会宣教師のフランシスコ・ザビエルだが、彼はスペイン・ナバラ地方出身のバスク人だった。司馬はこの宣教師の古跡を訪ねるのを目的に、パリからピレネー山麓のフランス側バスクに向かう。サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡 . . . 本文を読む