5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

千々の悲しみ

2017-07-17 23:16:28 |  書籍・雑誌
「リュートが弾けるようになったら何を弾きたいかと聞かれて、まず頭に浮かんだのは《千々の悲しみ》だ。天正遣欧使節の少年四人が、聚楽第で秀吉に聴かせたといわれる曲で、スペイン国王カルロス一世がこよなく愛したことから《皇帝の歌》とも呼ばれるようになった、美しい曲だ」 今読んでいるのが星野博美の《みんな彗星を見ていたー私的キリシタン探訪記》(文藝春秋 2015)である。著者が中世の楽器リュートを学びはじ . . . 本文を読む