5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

首こきと

2017-07-13 21:50:51 | くらし
「首こきと鳴る骨董の扇風機」 扇風機の擬人表現が可笑しい。佐藤鬼房は1919年生まれの岩手の俳人。この句も大岡信の「新折々のうた3」に掲載されている。 自分でも「首こきと」をよく経験している人には、とりわけ微苦笑の句だろうと大岡も笑っているが、自分も同様だ。昨日も書いたが、部屋では「骨董に近くなった」扇風機が二台それこそコキコキと熱い部屋の空気を撹拌している。 夏の土用の入りは7月19日と一 . . . 本文を読む