2月中旬の土曜日のことです。久しぶりの本店ですのでせっかくなら総帥の手による一杯を、ということで店頭への到着は8時40分を過ぎた頃。その時、行列は裏口を超え駐車場まで伸びて23人。入店まで1時間弱位かな?と予想しましたが、思いの外進みは早く約30分で店内へ、そしてその数分後にラーメンが配膳されました。
この日は慶応大学の入試。受験生の皆さん、おじさんみたいにならないよう、若いうちにたくさん勉強してください。
小ラーメン、大蒜。無事お目当ての一杯にありつけました。
尚、丼をカウンターに上げた9時20分過ぎでも助手さんに麺上げを交代する雰囲気はありませんでしたので、10時頃までは総帥の担当なのかなぁ。
4分弱大きな鍋の中を漂っていた麺。
スープを纏っても表面はパンっと張って硬めに感じる茹で加減です。
中層部以下ではボソッとした舌触りでした。
例えるならグミを食べた時の様なグニュグニュとした食感でした。
火の入りの深い野菜はぐったりとして麺やスープとの絡みが抜群です。
歯をザックリという具合に受け入れた際に跳ね返すような感覚を覚え、出汁を取った後とは思えない程に旨味を含んでいました。
冷えた脂身が融解してネットリと、でもサッパリとした豚。
クッキリと液体油の層が確認できるスープ。
たっぷりの豚感が醤油を押さえ付けたような円やかさ全開の味わいで、後味に甘みを残していきました。
恥ずかしがり屋の大蒜。いつの間にかスープに沈んでしまいました。
9分程で完食。多分にこちらの思い込みもあるのでしょうが、麺も豚もスープも野菜も極上の一杯を食べ終え、退店しました。
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