一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎三田本店 昼の部

2019年10月21日 20時00分00秒 | ラーメン二郎三田本店

 10月の土曜日、久しぶりの訪問です。8時30分頃の到着で、20人程の行列は裏口辺りまで伸びていました。総帥の
 手による一杯が頂きたく、朝6時に家を出てきたので、自分が着席する頃には助手さんにバトンタッチされてしまわない
 だろうか、という不安を抱きながら最後尾へ。それから40分で入店、さらに10分が経過した頃、念願が叶いました。

  

 ぶた入り大ラーメン、野菜大蒜脂。

  

 盛付けた野菜の上からギュッと手で押さえ、こぼれ出すスープが捨てられた後、直接総帥から提供された丼は既に油まみ
 れ。 

  

 脂はフンワリとして甘さをしっかりと持つもの。野菜や麺に添えて食べました。

  

 冷まされた野菜はしんなりとしつつ、図らずも油を纏ったこともあってか艶があり、そのまま口に運んでも、キャベツの
 甘さに代表される美味しさを充分に感じられます。 

  

 スープは白濁して油の存在感が非常に強く、一口含むと、口中に油膜が形成されたような錯覚を覚える程。脂をお願いし
 たから、だけとは思えない仕上がりで、これが乳化なんだなぁと、一人納得しつつ持参したレンゲを動かします。

  

 醤油の鋭さは鳴りを潜め、豚出汁のコクが前面に出た円やかな味わい。冷えた野菜と豚により、温度が下がっていたこと
 による飲みやすさも手伝い、いつしかレンゲは止まらなくなっていました。

  

 サラッとして、噛むとカリッとした舌触りで風味弱めの大蒜。

  

 豚は5つ。

  

 しっとりとした赤身と脂の旨味を感じさせてくれます。

  

 タレが良く染みていました。

  

 小振りではありますが、この品質の豚に巡り合えるのなら文句は言えません。 

  

 冷えているのですが、脂肪分が凝固することもなく冷製焼豚といった具合。

  

 端部分も変わらず、しっとり。

  

 味濃いめの脂身が美味しいです。

  

 黄色掛かった麺は丼にぎっちりと。今回裏口付近の席だったので調理過程が良く見えたのですが、ほとんど湯切りしない
 んですね。意外でした。

  

 全体的に柔らかめに茹で上がられ、歯を入れると芯を感じることもなくスッと千切れ、弾力やモッチリさは控えめの印象。
 ただ、濃縮された小麦の風味は存分に感じられました。

  

 約10分で完食。最初はスープの油が強すぎるのでは?とも思ったのですが、食べ進めるにつれ、それが麺や野菜や豚を
 包み込みラーメンに不思議な一体感をもたらしているように感じました。これで区切りが付けられたという思いと、土曜
 日でこの程度の待ち時間なら容易に再訪出来そうだという2つの思いを抱きながら、退店しました。

  

 着席すると、新小金井街道店でお世話になった髭の助手さんから大きな声でご挨拶が。それ以上の会話は特にありません
 でしたが、いつまでも覚えていて下さるのは嬉しいことですね。  


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